イベントカレンダー

【開催済】第13回パリクラブ輝く会コンサート「花咲く文化の交差点」中世フランスの音楽

十字軍時代の騎士たちの心情に想いを馳せて

ヨーロッパ中世音楽のスペシャリスト「TrouBour(トルブール)」による、古の吟遊詩人らが奏でた中世フランス音楽のコンサート。リチャード獅子心王の単旋律歌曲『囚われ人は決して』をはじめとして、十字軍を主題とする歌や騎士道に基づく宮廷の恋愛歌など、中世のフランスに浸る午後のひと時をお届けします。

場所 日仏会館ギャラリー
日時 2018年6月17日(日)14時00分~15時15分(開場13時30分)
主催 日仏経済交流会(パリクラブ)輝く会
協力 (公財)日仏会館、日本中世フィドル協会、ALFI、日仏芸術文化協会
定員 80名
参加費 日仏会館・パリクラブ会員 事前申込2000円 当日3000円
一般の方 事前申込3000円、当日3500円
コンサート内容に関するお問い合わせ TrouBour(トルブール)troubour@gmail.com

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TrouBour(トルブール)

2015年10月に結成された音楽ユニット。歌、ハープ、フィドル、パーカッションなどを使って、中世/ルネサンス音楽を現代に新しく蘇らせるため、演奏活動を行っている。
グループ名の TrouBour は、吟遊詩人トルバドゥール Troubadour とフレームドラム Tambour とを組み合わせた造語。トルバドゥール Troubadour は、南フランスで使われていたオック語の動詞 トロバール Trobar が 語源だといわれている。Trobar は、見つける、発明する、作詞する、作曲するという意味。北フランスの吟遊詩人トルヴェール Trouvère も、古フランス語の作詞するTrouverという動詞が語源とされる。
トルブールは、中世の作詞作曲家トルバドゥールの思いを受け継ぎ、音楽を新たに作りだす(Trobar)ことに主眼をおいている。またフレームドラムの四つの基本的な音である「地、風、水、火」の要素にも着目している。これは古代ギリシャから中世、19世紀に至るまで、地球上の万物の根源と考えられていた四大元素でもある。奏者、楽器、演奏する場所、奏でられる音、響き渡る音、紡ぎだされる想い、共鳴しあう心など。これらすべてが自然の一部であること。そして種々様々な要素が一体となって、時空や国籍を超え、音楽を通して一つの輪の中で心を通い合わせることが、このユニットの目指す世界観である。

【開催済】Baking Studio Grano Di Ciacoが提案するテーブルから広がる上質な暮らし

活動10周年を記念しての出版記念レセプション

Baking Studio Grano Di Ciaco主宰の佐川久子さんが、10年を超えるレッスンと、長年の建築・インテリア業界での経験、日々の丁寧な暮らしから生まれた上質なライフスタイルの提案が、2018年4月9日に世界文化社様より一冊の書籍として、出版される運びとなりました。
日頃お世話になっている皆さまに、佐川さんの提案するテーブルや食から広がる美味しく素敵な世界を、特別な場所で実際に全身で体験していただきたく、会を企画いたしました。

当日は、新緑が眩しい庭園も開放し、佐川さんのテーブルコーディネイトをご紹介、フランス料理L’EMBELLIR(ランベリー)の岸本直人シェフによる、国産素材をフランス料理の技法を用いて、日本の自然の恵み・四季の美しさ表現した料理と、佐川さんプロデュースのアレンジパン等、立食スタイルにてご案内します。
ドリンクは西麻布にあるParabola(パラボラ)のRichard Dawson氏が、シャンパンやフランスのワイン、ソフトドリンクをご用意し、時間が許す限り心ゆくまでお楽しみください。
いずれも佐川さんとはご縁の深い方々で、テーマでもある、日本とフランスの食から広がる上質な暮らしのマリアージュをお楽しみいただけることと存じます。

なお、誠に恐縮ですが海外出張のためピック大使のご臨席はいただけなくなりましたことをお詫び申し上げます。

会場の広さに限りがあり、場所柄、事前にお申込みを確定していただいた上で、ご参加者宛に招待状(入場に必要となります)を、電子データにてお渡しさせていただきます。
なお、一旦お申込を完了した後はキャンセルはお受けできませんので、予めご了承下さい。

日時 2018年5月27日(日) 12時~15時
会場 フランス大使公邸
〒106-8514 東京都港区南麻布4-11-44(日比谷線広尾駅より徒歩7分)
服装 会の主旨にあったエレガントな装いで、またお手元にご用意がありましたら、
フランスや日本をイメージしたものを一つ、身につけてお越しください
会費 29,000円(お一人につき、お食事・飲物・書籍含む)
事前振込とし、お支払いが完了した段階でお申込確定となります。
お申込のメールを頂戴した順に、送金先のご連絡を差し上げます。
申込 order.onetable@gmail.com山田まで、以下の内容を含めお申込ください
・ご参加者名(複数の際には全員のお名前と人数)
・ご連絡先(メールアドレスおよび緊急連絡用電話番号)
締切 5月12日(土)
定員に達した際には、期日に関係なく締め切らせていただきます。
共催 Baking Studio Grano Di Ciaco、ONE-Table合同会社
後援 日仏経済交流会(パリクラブ)
問合せ ONE-Table合同会社 山田(order.onetable@gmail.com

佐川久子氏

佐川久子氏

「Baking Studio Grano Di Ciaco」主宰

プロフィール

「パンと料理のマリアージュ」をテーマに、トレンドを取り入れた独自レシピによる、本格的なパン、料理とスタイリング講座を自宅サロンにて開催。 口コミやブログを通じて、国内だけではなく、海外からの受講生もあり現在はキャンセル待ちの長蛇列ができるほど。
建築設計事務所での勤務、またインテリアコーディネタとしての長年の経験をベースとした、色づかいやスタイリングは勿論のこと、日本の伝統色や品々、海外アンティークなども取り入れ、ワンラクアップできる『上質心地よい空間』創りを得意とする。
ルールだけにとらわれない、上質で自然な暮らしに繋がる提案は、選択の幅も広がり、自分流にカスタマイズ可能なものとして、同世代女性だけではなく、幅広い層に支持されている。
ミシュラン星付のフランス料理店でのブーランジェリーアドバイザーや、海外キッチンメーカーのテストキッチンでの、季節や行事をーマとしたテーブルタイリグ講座も担当。
上質で感度の高い商品や食品の紹介、生産者とのコラボイベント等、サロンの外にも活動幅を広げている。

Blog 丁子色 : http://chojiiro.exblog.jp
Instagram 1021ciaco : https://www.instagram.com/1021ciaco

メディア掲載実績(抜粋)

■ Panasonic株式会社 暮らしの情報誌「 OtonariOtonariOtonari OtonariOtonari」
 表紙・背と特集に掲載。テーブルコディネト、料理スタイリングを紹介。
■ 大人の premiumPLUS1LIVING vol3
 大人の N.Y.DERI STYLEN 6ページ掲載。
■ ELLE à table 9月号
 お料理とスタイリングを担当。
■ 大人の premiumPLUS1LIVING vol2
 「パンが主役のおもてなし」にテーブルコディネート、お料理レシピ、おもてなしのコツ、ポトラックを8ページにわたり提案。
■ Bon Chic(VOL.11)
 「サロンから繋がる幸せの輪」。
■ Kitchen特集 NO.3
 レシピ2種とインタビュー記事。
■ PLUS 1 LIVING 5月号
 インテリアを紹介。

【レポート】第65回Rendez-vous franco-japonais

歴代会長が一堂に

4月25日に日本財団大会議室(港区赤坂)において、第65回Rendez-vous franco-japonaisが開催されました。パリクラブ設立25周年(1993年4月20日に設立総会)を記念する今回のテーマは「パリクラブの過去と未来」。参加者は磯村尚徳氏(初代、現名誉会長)、渡辺昌俊氏(2代目)、池上久雄氏(3代目)、久米五郎太氏(5代目)、瀬藤澄彦氏(6代目)の歴代会長で、残念ながら昨年他界された関本勘次氏(4代目)の姿はなかったものの、宮原英男現会長(7代目)が司会進行役を務めるなか、懐かしいエピソードや貴重な提言が次々と披露され、来場者はパリクラブ25年の歴史に思いを寄せていました。

右から磯村氏、渡辺氏、池上氏、久米氏、瀬藤氏

右から磯村氏、渡辺氏、池上氏、久米氏、瀬藤氏

パリクラブ誕生までの経緯

まずは磯村氏がパリクラブ設立に至る経緯について説明されました。かつて日仏間には貿易摩擦などの諸問題があり、それらを解消するためには両国メディアの相互理解が必要であると考え、磯村氏が中心となり日仏メディア交流協会を設立。また、パリに日本文化を発信することを目的としたパリ日本文化会館がオープンし、磯村氏が館長に任ぜられました。
こうした同時並行的な大きな流れの中で、主に経済人で構成されるパリクラブを発足させることとなったのですが、その背景には、「日本の市場は慣行が多くて入りにくい」との不満を持っていた仏側に対し、パリ在勤者らがレクチャーしようという意味合いもあったそうです。
「この25年の間に、いろいろな意味で日仏関係が深まり、幅も広がりました。こうした状況を踏まえたうえでクラブの25年を振り返らなければ、同窓会的なもので終わってしまいかねませんから」と締め括り、渡辺氏にバトンを渡されました。

司会の宮原氏(右)と磯村氏

司会の宮原氏(右)と磯村氏

旧東京銀行出身の渡辺氏は、日仏関係が非常に厳しい時代に赴任されており、当時の状況について、「ポワティエの戦いをやらされました」と例えられていました。金融業界が閉鎖的だった1980年代、フランスの銀行から声がかかり、思うところあって東銀を辞することに。貿易摩擦が激化するなか、東銀パリ支店長としてフランス側と対峙する立場から、今度は日本側と戦う立場に転じたことで、古巣の東銀からは「脱藩」と揶揄されたそうです。
支店長時代に在仏日本商工会議所の会頭を務めていた実績もあり、移籍後は歴史あるフランス商工会議所の副会頭に推されたのですが、総会で承認を求めたところ、一部から、「反対」の声が上がりました。その理由は、会議所の規約には「会頭、副会頭はフランス人でなければならない」との条項があったから。そのため、1年間は非正規副会頭という肩書きで過ごしましたが、翌年、なんと渡辺氏のために規約が改正されたとのこと。
「1992年は日仏関係がドラマチックに変化した年。EUの前身であるECが誕生し、国境がなくなったことで、日仏摩擦も解消されていきました。進出しようとする日本企業にフランスが厳しい態度を示すと、ドイツやイギリスに行ってしまいますからね」と語り、こうした流れのなかでフランス支援団体であるパリクラブが誕生した経緯を説明されました。

渡辺氏

渡辺氏

このあと、磯村氏から若干の補足がありました。ドラマチックに日仏関係が改善したとの表現を用いた渡辺氏の発言について、「突然変異で関係が改善したわけではなく、水面下では両国政府が交渉を重ね努力していたのです。意図を持った動きでした。私がパリクラブ会長に就任したのは、政府からメディア交流だけではなく、パリクラブでも大将になれと。日本人でもフランス語ができて、ちゃんとしたことが言える人間がいるということをフランス側に示す必要があったのです」と舞台裏の事情を明かし、「経済人でない私が選ばれたのは、中立公正なNHKなら(企業間の調整で波が立たず)差し障りがなかろうという理由で」とジョークで笑いを誘いました。

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【開催済】第65回Rendez-vous franco-japonaisのご案内

パリクラブ会員各位

会長 宮原 英男

拝啓 春寒しだいに緩むころ、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。

来る4月25日(水)18時40分頃から日本財団2階大会議室で下記要領により、第65回ランデブーフランコジャポネを開催します。

日時 2018年4月25日(水)
18h40頃~19h30頃(講演)、及び19h30頃~(懇親会)
場所 日本財団2階大会議室(東京都港区赤坂1-2-2日本財団ビル2階)
東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅3番出口歩5分,東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅9番出口歩5分
東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅3番出口歩5分
討論会参加者 パリクラブ歴代会長、磯村尚徳氏、渡辺昌俊氏、池上久雄氏、久米五郎太氏、瀬藤澄彦氏、宮原英男
討論会テーマ 「パリクラブの過去と未来」
主催 日仏経済交流会(パリクラブ)
共催 在日フランス商工会議所(CCIFJ)
言語 日本語
参加費 事前振込み 会員3,000円、共催会員3,000円、非会員4,000円
当日    会員4,000円、共催会員4,000円、非会員5,000円
定員 80名
問合せ先 パリクラブ事務局 e-mail:bon-jour@parisclub.gr.jp
(キャンセルの場合もこちらにご連絡ください)

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上記ボタンをクリックの上、イベント欄「ランデブーフランコジャポネ」で参加申込みをお願いします。

敬具

【開催済】「総会案内」第25回定時総会のご案内

会員各位

会長 宮原 英男

拝啓 花咲く季節、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

① 来る4月25日(水)18時から日本財団で下記要領により、会則第13条に基づく第25回定時会員総会を開催し、2017年度の会計および会務全般について付議します。各位のご参集をお願いします。

日時 2018年4月25日(水)18h00~18h40頃
場所 日本財団2階大会議室(東京都港区赤坂1-2-2日本財団ビル2階)
東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅3番出口歩5分,東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅9番出口歩5分
東京メトロ丸の内線・千代田線「国会議事堂前」駅3番出口歩5分
議案
  1. 第25期(2017年4月1日~2018年3月31日)決算処理に関する件および資金収支・会務実績報告並びに第26期会務予定
  2. 監査報告
  3. 2018年度年会費に関する件
  4. その他

※ 本ページの「イベントに申し込む」ボタンをクリックしていただき、イベント欄「総会案内」内の備考欄に、「1.出席」、「2.欠席」、「3.議長に一任」のいずれかでご回答願います。
なお、議案の賛否につき委任状によられる方は下記PDFの様式に所要お書き込みの上、4月20日(金)17時までにCCIFJ吉田様宛Fax(03-3288-9558)でいただくことも可能です。

委任状(PDF)

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※ 備考欄に、「1.出席」、「2.欠席」、「3.議長に一任」のいずれかをご記入ください。

② 総会後18時40分頃から同じ会場で、パリクラブとCCIFJ共催の第65回Rendez-vous franco-japonaisの催しとして、パリクラブ歴代会長、磯村尚徳氏、渡辺昌俊氏、池上久雄氏、久米五郎太氏、瀬藤澄彦氏、宮原英男による討論会「パリクラブの過去と未来」があります。その後同じ会場で19h30頃から、レセプション(立食宴会)を開催します。この場には日ごろ親密な関係にあるCCIFJ、TMF、ALFI、日仏会館の方々にも来会して戴きます。参加費としてお1人\3,000(事前振込み)、\4,000(当日支払い)を申受けます。講演会とレセプションについては「Rendez-vous franco-japonaisのご案内」をご覧下さい。

③ 当会ウェブサイトの会員限定ページに会員名簿を掲載するため、お手数ですが現時点の会員各位の名簿データを、総会出欠連絡(ファックスまたはメール)とともに事務局(Fax03-3288-9558またはsecretariat-sss6@parisclub.gr.jp)まで、送って下さるようお願いします。このデータの維持管理については適切なガバナンスをお約束します。

④ 2018年度年会費について、後日、#26期年会費払込依頼書をお送りします。お払込みにつき予めよろしくお願い申し上げます。

以上ご案内とお願いまで申し述べます。

敬具

【Report】第3回《 Salon de Paris Club 》

20180424-1

Gondrand氏の講演は、フランスの海外直接投資に関する魅力をアピールする意味において、大成功を収めました。講演内容は以下の内容で進められました。

  1. Business Franceの役割とミッション
  2. フランスへの海外投資の概観
  3. フランスの投資先としての魅力
  4. 海外から見たフランス
  5. フランスの今後の改革
  6. フランスにおける日本からの投資

Business Franceはフランスで620人、世界中で900人の従業員を有しています。この組織は、フランスからの対外輸出、海外からフランスへの直接投資、フランスへの投資誘致のためのプロモーションの3つを主な役割としています。日本はフランスにおいて11番目に大きな投資国であり、アジアからは最大の投資国です。リサーチ機関のKantor Publicによれば、84%の外国人意思決定権者がフランスの産業基盤が他国と比較して優位にあると判断しています。マクロン政権になって以来、労働市場改革が進展しており、今後2022年までに法人税が25%迄減少することになっています。日仏関係に関しては、フランスは、日本企業にとってユーロ圏最大の投資先で、490社で74,000人の雇用社を生んでいます。一方、フランスは、日本では3番目に大きな投資国で、420の子会社を設立し、7万人を雇用しています。日本企業のトップマネジメントの声を紹介するビデオでは、キヤノン、富士通、豊田通商のトップが紹介されました。この様に、フランスへの海外直接投資の将来はとても明るいものといえます。