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【開催済】パリクラブ輝く会第30回「ミモザとシャンパーニュの午餐会」

フランスではミモザは、2月になればParisではフローリスト内を彩り、南仏では咲き誇り春の訪れを告げる花です。

ルイ14世時代に確立されたとされるフランスの伝統文化「フランス宮廷ブーケ」は、各時代の装飾様式とともに変容し発展して来ました。

現在宮廷ブーケの継承者であるフランシス・カロール氏は、モナコのグレース公妃をはじめ、フランク・シナトラ、元シラク大統領夫人、、と美を追求する幾多の人に賞賛され、その活動は記念式典やニース花カーニヴァルの演出、空間創造、学校設立し花芸術家の育成と多岐に渡る。

今回はフランシス・カロール氏に師事し教授プロフェッサー称号を授与。1995年東京青山にて起業しフラワースクールを開校し延べ人数約25000名のレッスンを全国各地で伝承に尽力し、2015年新宿伊勢丹にてアカデミー開校。
日本人では唯一の継承者である、片山真美子氏を迎え、ミモザを使用したリース制作を楽しみます。初めての方でもご参加くださいませ。

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【開催済】「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会」にかかるテロ情勢と対策

日時

令和2年2月10日(月) 18時から講演会。終了後意見交換会。

場所

ホテル・グランドアーク半蔵門
  講演会   トパーズ   3F
  意見交換会 シンフォニー 5F
千代田区隼町1-1 半蔵門線半蔵門駅から徒歩5分、有楽町線麹町駅から徒歩10分

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【レポート】日仏経済フォーラム & 第29回輝く会 共催講演会「Gゼロ時代にマクロン率いるEUの復権はなるか」

2020年の国際政治経済を展望する

Conférence: « La renaissance européenne lancée par le président Macron, aboutira-t-elle à renforcer le regain de l’Union Européenne ? »

Le Monde en 2020 dans la perspective

講演者 羽場久美子 教授
国際政治学者。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科 教授。国際関係学博士。日本学術会議第1部会員(政治学委員会、国際委員会)。 グローバル国際関係研究所所長
対談討論者 瀬藤澄彦   司会 及川昌弘
2020年2月13日(木)
18:00 ~21:00

羽場久美子教授の講演は定員いっぱいの40人の参加者でその関心の高さを示した。多くの質問が出された。時間が足りないくらいであった。

「日本は欧州との連携で今世紀にリーダーシップをとることができる」(要旨)

ニューヨークの世界10大リスク予測で知られるユーラシア・グループ会長イアン・ブレマーは2019年を地政学的環境がここ数10年間で最も危険と予測していた。「Gゼロ時代」と呼ばれる多極化世界において、①「新生欧州」を掲げるマクロン外交によるEUの復権、②自国ファーストのトランプの再選の可能性、③米欧関係修復による大西洋同盟の再建、④新たな冷戦到来とも言われるロシアとの関係、など 果たして2020年はどう動くのか。日本におけるグローバル国際関係研究の第一人者である羽場久美子教授に激動する2020年欧州と世界はどうなるかを語って頂だいた。

G0時代にEUは困難があるが、新たな価値を見出すことができる。2050~60年にかけて理念的に世界の真のリーダシップを発揮するのはEUと日本であろう。現在はパワーの転換であるが、A.トフラーによれば19世紀の軍事力、20世紀の経済力に次いで21世紀はIT等の科学技術の知力の時代である。中間層の没落や戦争に「向かって」いるような風景は第1次世界大戦前夜に酷似している。また排外的な市民意識は理念でなく感情で物事を選択しようとする「ポスト・トルース」の時代である。これまでの2大政党は低迷して、貧困とテロから移民排斥となり右翼の進出となったが、イタリア、オランダ、オーストリアでも政権党からは追い出すことができた。エリートと中産階級の危機はSNSによる民主主義の発展がある。中国とインドの競争は21世紀後半どうなるか。中国は経済、ハイテクで米国と競い合っても医療や公共衛生で後れを取っている。欧州では「福祉ファシズム」とも呼ぶべき考えが成長し、右派が左派を取り込んでいる。ブレグジットも黄色いべスト運動も既成政党への不満である。Gゼロ時代に排除でなく包摂、そしてアジアとの一層の地域統合や協調関係によって日本は欧州との連携で今世紀にリーダーシップをとることができる。(瀬藤・文責)

【開催済】日仏経済フォーラム & 第29回輝く会 共催講演会 「Gゼロ時代にマクロン率いるEUの復権はなるか」ー2020年の国際政治経済を展望するー

Conférence : La renaissance européenne lancée par le président Macron, aboutira-t-elle à renforcer le regain de l’Union Européenne ? –

ニューヨークの世界10大リスク予測で知られるユーラシア・グループ会長イアン・ブレマーは2019年を地政学的環境がここ数10年間で最も危険と予測していた。「Gゼロ時代」と呼ばれる多極化世界において、
①「新生欧州」を掲げるマクロン外交によるEUの復権、
②自国ファーストのトランプの再選の可能性、
③米欧関係修復による大西洋同盟の再建、
④新たな冷戦到来とも言われるロシアとの関係、など 
果たして2020年はどう動くのか。日本におけるグローバル国際関係研究の第一人者である羽場久美子教授に激動する2020年はどうなるかを語って頂きます。

講演:羽場久美子 青山学院大学教授 京都大学客員教授 グローバル国際関係研究所所長

コメンテーター:瀬藤澄彦 パリクラブ参与
司会:及川昌彦 パリクラブ理事

日時:2020年2月5日(水) 18:00 ~21:00

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【開催済】未来の森と人を育てる「カカオ・フォレスト」 ―フランスのトップパティシエ、フレデリック・カッセル氏らの挑戦-

現在主流となりつつある方法でカカオ栽培を続けると、森の生態系や多様性が失われ、将来的にカカオ豆そのものの栽培が危機に瀕してしまう。また、本来の優れた香りと風味をもつカカオを作ってきた農園も経済的かつ持続的に可能な栽培ができなくなってしまう。「カカオ・フォレスト」はそんな思いから生まれました。

世界のトップパティシエが集まるフランスのアソシエーション、ルレ・デセールは、未来に向けたカカオの森と人間との新しい関係を考えなければならないと、研究機関やNGO、企業、現地生産者、トップパティシエなどと協力して、この活動に参画しています。

生産性の向上と生産者の生活の質、生物の多様性をどのようにバランスよく担保していくか、その難しい課題解決へのモデルづくりを目指すとともに、カカオ栽培にイノベーションを起こそうという「カカオ・フォレスト」の挑戦。今回の講演会では、フランスの老舗チョコレートメーカー、ヴァローナと共に企画当初から参画している、ルレ・デセールの名誉会長で世界のトップパティシエのフレデリック・カッセル氏より、「カカオ・フォレスト」のサステイナブルな取り組みについて具体的にご紹介します。

講演後は「カカオ・フォレスト」から生まれたショコラ「デクヴェルト」のご試食もご用意しておりますので、環境とサステイナビリティ、そして食について考えていただく機会になれば幸いです。皆さまのご参加をお待ちしております。

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【レポート】講演会「誰も知らないほんとうのゴッホ」

2020年1月23日19時より、渋谷にある EF Education First Japanのセミナールームにて、講演会 「誰も知らないほんとうのゴッホ」が開催されました。

強烈なエネルギーが渦巻くゴッホの絵画。日本では毎年のように「ゴッホ展」が開催され、大きな話題になっています。何故ゴッホの芸術はこれほど人を惹きつけるのでしょうか? そこには一体何が表現されていて、私たちとどんな繋がりがあるのでしょうか?

今回はゴッホ研究者の正田倫顕氏が1890年6月に描かれた作品《オーヴェールの教会》を取り上げ、パリの北西20kmにあるオーベール・シュル・オワーズの教会の写真と比較し、背景、心情など細かく分析、説明されました。

ゴッホは現実にはどっしりと安定した教会にがたがたと土台から揺さぶりをかけ、倒壊寸前のものとしてあらわしている点、また一般にはゴッホが描いたことでオーベールの教会は不朽のものになったと考えられているが、実は全く逆の事態となっていること。彼が画面に定着したのは教会およびキリスト教の死に瀕した姿であり、その倒壊のさまを不朽化したとの解説でした。

続いて、画家であり、美術鑑定家、画廊経営者でもあるパリクラブ理事 西村達也氏よりゴッホの生涯について紹介のあと、正田氏と対談。会場からの質問も続き、大変内容の深い、講演会となりました。