イベントカレンダー

【開催済】第4回 フランソワ・サルク&成嶋志保 チェロ&ピアノ デュオ・リサイタルのご案内

  • 成嶋志保さん
  • フランソワ・サルク氏

パリクラブ会員の成嶋志保さんと実力派チェリストであるフランソワ・サルク氏との4回目のデュオ・リサイタルが10月29日(火)19時より 白寿ホールにて開催されます。

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【開催済】第7回 《 Salon de Paris Club 》“The future of Europe through French eyes”

次回 《 Salon de Paris Club 》 は、HEC Parisの教授であり、EUの専門家である Alberto Alemanno氏を迎えての講演会です。初の女性欧州委員長が決まり、11月から新たなEU委員会体制となりますが、イギリスのEU離脱は?、今後ヨーロッパはどうなるのか?Jean Monnet Professorであり、欧州議会、欧州委員会、経済開発協力機構などの国際機関だけでなく、世界のさまざまなNGOなどにもアドバイスを提供、ルモンド、ブルームバーグ、ハンデルスブラットなどの各種opinion誌にも定期的に論説を執筆するなど国際的に活躍している Alemanno 教授よりお話を伺います。懇親会では直接意見交換していただける貴重な機会です。

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【開催済】第7回ワインブラインドテイスティング大会

日時:2019年10月23日(水)18時30分~21時 30分

「ワインがお好きな方、興味がある方、是非ご参加下さい。」
パリクラブで7回目となる、ワインのブラインドテイスティング会を企画しました。今まで経験の無い方のご参加も大歓迎です。是非この機会に、ワインの奥深い世界の扉を開けてみませんか?

  1. ブラインドによるワインの品種・生産地域・生産年の予想(18時30分~19時45分位)
    ブラインドで、10数種類のワインの上記3項目を予想して頂きます。懇親会の場で、正解を発表します。今回は第2・4・5・6回と同様フランス産ワインを対象とします。
  2. 懇親会(19時45分位~21時15分位)
    前半のブラインド大会が終了後、お食事(着席・ビュッフェ)を用意し、懇親会を開催します。ブラインドに出題をしたワイン等を再度じっくりとお楽しみ下さい。成績上位者には、賞品を用意しております。

日仏経済交流会(パリクラブ)主催 在日フランス商工会議所(CCIFJ)共催(予定)

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【開催済】フランス文化普及賞メダイユ・ドール受賞 岸 惠子氏 『私とフランス』

写真:Ikuo YAMASHITA

写真:Ikuo YAMASHITA

この度ルネサンス・フランセーズ日本代表部が、2018年度にフランス文化普及賞メダイユ・ドールを受賞された岸惠子氏の講演会及びランチ交流会を開催する運びとなり、パリクラブ輝く会でも協力させていただくことになりましたので、皆さまに是非ご参加いただきたくご案内申し上げます。

フランス料理シェフ山岸一茂氏がエグゼクティブシェフを務める「レストラン アノレーブ 」で心づくしのフランス料理のコースをお召し上がりいただきつつ、皆様の交流の場となれば幸いです。

なお、ルネサンス・フランセーズの会員にご登録くださった方は、会員価格にて受付させていただくとのことですので、ご興味ある方は以下のホームページから会員登録ください。
https://rfjapon.org/メンバーシップ/

パリクラブの皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

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【レポート】第27回輝く会 イベント「フレンチバロックオペラへの誘い」

輝く会では、パリクラブの会員でジョイ・バレエ・ストューディオを主宰しクラシックバレエ・ダンサーの育成と共にフレンチ・バロック・オペラの普及に取り組む錦織舞さんの活動紹介を第27回のイベントとして2019年9月19日(木)原宿のフランス語学校「エスパスラング東京」にて開催いたしました。
まだオペラとバレエが一緒に上演されていた17世紀~18世紀の貴族舞台芸術<フレンチ・バロック・オペラ>に魅了された経緯と日本に馴染みのないこれらの作品を上演するまでの苦労話などを錦織さんが映像と共に語ってくださいました。
さらにルイ14世やマリー・アントワネットがご専門の芳野まい先生がヴェルサイユ宮殿を取り巻く時代背景を解説くださり、より一層理解が深まりました。
今年の11月27日に公演が予定されているラモーの『プラテ・・・ジュノンの嫉妬』は日本で4回目の上演とのことでその見どころも紹介いただきました。

バレエ・オペラ=フレンチバロック・オペラへの誘い

17世紀初めから18世紀前半のバロック時代。イタリアオペラが流行っていたヨーロッパで、フランス王ルイ14世が、フランス独自のオペラを創るよう命じ、誕生したのが、フレンチバロック・オペラです。アリアが中心のイタリアオペラに対して、【歌・踊り・語り】、3つの要素で構成されているのがフレンチバロック・オペラです。当時のフランス王ルイ14世自らがバレエを踊っていた為、王族・貴族達は、出世する為に、王様に気に入られる為に、バレエの技術を磨く事が必須で、毎日練習に励んでいたと言われています。それだけ、当時のフランスでバレエは重要な位置づけでした。当時は宮廷で王族・貴族が踊っていたバレエが、ルイ14世がバレエを引退した事により、宮廷から劇場へ上演場所が変化し、後にプロのバレエダンサーが誕生します。

ジョイ・ バレエ ストゥーディオが今年11/27(水)に豊島区の新劇場、東京建物Brillia ホールのこけら落としシリーズにて上演する、ジャン・フィリップ=ラモー作曲の「プラテ…ジュノンの嫉妬」は、1745年、ルイ15世の時代に誕生したフレンチバロック・オペラです。ルイ15世の長男とスペイン王女の結婚祝いで初演された演目です。

バレエスタジオが何故、バレエ・オペラ=フレンチバロック・オペラの世界に?

2004年よりオペラのバレエ化上演(30分のダイジェスト版)を10年間続けて参りました。
『メリー・ウィドウ』『魔笛』『セヴィリアの理髪師』『愛の妙薬』等、数々のオペラ作品を上演し、2007年にラモー作曲『プラテ』に出逢いました。バレエとオペラのコラボレーション、コミカルな作品、一度耳にしたら忘れられないメロディー。「これ程素晴らしい作品が、何故、日本で上演されないのか…」待つ事5年が経過し「どの団体も上演しないのであれば、自分達で実現しよう。一生に一度くらい、オペラ作品を上演しても良いのでは」、と2012年にラモー作曲『プラテ』を日本初演致しました。実際にプロジェクトが始まると、『何故日本で上演されないのか』という現状を突き付けられました。まず、フランス独自の芸術であるフレンチバロック・オペラの『指揮を触れる人材が日本にはいない。』『フレンチバロック・オペラの演奏に長けている人材も少ない。』『この時代の調律で演奏出来る楽器(古楽器)もほぼ日本には無い…。』公演1か月前に指揮者の降板、それに伴い、オーケストラの解散…初演に辿り着くまでも波乱な道のりでした。「何故バレエスタジオがオペラを上演するのか?出来るわけが無い」…オペラ界・古楽界からは厳しいお叱りの声・現実的な妨害も多々有りましたが、「絶対続けてほしい」「他では出来ない作品」等、御客様・関係者の温かいお言葉に支えられ、毎年の上演を実現させて参りました。毎年、終演する前に、翌年の指揮者候補との出逢いが有り、年1回のペースで上演を続け、今年7年目を迎えました。
簡潔に言えば、歌舞伎をフランス人の団体がフランスで上演するのと同じくらい、困難なプロジェクトを始めてしまったという事です。毎年、フランス人アーティスト又はフランス在住の日本人アーティスト招聘が不可欠です。

250年~300年程前に誕生した作品ですが、『人の心の真の豊かさとは何か?』と問う様なメッセージが含まれています。文明技術が進化・発達した現代を生きる私達の課題を、ルイ王朝時代に誕生した作品から学び、勇気づけられています。又、バレエダンサーとオペラ歌手という、普段別々の舞台で活躍するアーティストが、同じステージ上で作品を創りあげるという事は、互いへの理解と尊重が不可欠です。ジャンルやバックグラウンドに拘らず、互いを理解し合う事は、グローバルな社会を生きる私達の課題です。
本拠地の豊島区で公演を実施したいと想い続け、上演7年目の今年、念願が叶い、豊島区の新劇場:東京建物Brilliaホールのこけら落としシリーズにて上演させて頂ける事となりました。他では上演される事の無い、このフランス独自の芸術、バレエとオペラのコラボレーションの舞台=フレンチバロック・オペラを日本に広める事を使命として、活動を続けて参ります。

フランス王族・貴族に愛された芸術を、是非劇場で御鑑賞ください。

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【開催済】第27回輝く会 イベント「フレンチバロックオペラへの誘い」

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11月27日水曜に公演されるフレンチバロック・オペラVol.7ラモー「プラテ…ジュノンの嫉妬」についての解説を、錦織舞先生より直接映像を用意していただいて実施。

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軽食をとりながら先生との交流を兼ねて、フレンチバロックオペラへの理解を深めてください。

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