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第16回 サロン・ド・パリクラブ「世界の潮流2024:対立と分断が深まる世界と日本のあるべき姿」

蟹瀬誠一氏はAP通信社記者、フランスAFP通信社記者、TIME紙東京特派員を経て、TBSやテレビ朝日でのキャスターを歴任という御経歴から、国際的視点で世界を見て来られました。ユーモアを交えて大変わかり易く時事問題を語って下さることで聴衆を魅了されます。後半はワインを交わしながら蟹瀬さんとの懇親会です。できるだけ多くの方々にご参加いただきたいと思います。

講演内容

国際ジャーナリスト 蟹瀬誠一

今からおよそ30年前、米政治学者フランシス・フクヤマは『歴史の終わり(The End of History and the Last Man』を出版して一大センセーションを巻き起こしました。東西冷戦の終結によって西洋の自由民主主義が政治体制の最終形態になり社会制度発展の歴史が終わるという論考でした。
しかし今世界を見回すと、その楽観的な主張とは真逆の方向に向かっているように見えます。世界各地で独裁体制や極右の台頭が顕著になり、自由と民主主義の旗頭のはずのアメリカはで傍若無人なトランプ前大統領の復活の可能性に慄いています。 世界秩序を揺るがす戦後最大の大惨事といわれるウクライナ戦争の終わりはみえず、世界の政治経済に深刻な影響を与えています。
今回は、対立が深まる米中関係、中東情勢そして注目の米大統領選の先行きなどを展望するとともにこれからの日本の有るべき姿を考えます。

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【開催済】【パリクラブ社会経済委員会 講演会】 欧州から見た日本文化:ユネスコでの体験をもとに ‐日本文化の遺産とその在日欧州企業による商業的活用の潜在性‐

日本は豊かで長い文化を持ち、世界的に認められた国です。

今回は「文化」を中心に据え、文化庁・文化戦略官 兼 博物館振興室長である高井絢氏をお迎えし、第一部で代表的な世界文化機関であるユネスコにおけるご経験とともに、日本文化とその受け入れ方を、第二部に、日本で活動する欧州企業による日本文化の活用の実例を踏まえて、今後、日本文化をどのように商業活動に取り入れていくのかを議論いたします。

1. ユネスコと日本

日本は1951年の創設以来ユネスコに加盟しており、中国に次いで2番目に活動予算を拠出しています。 25 の遺跡が世界遺産に登録されており、無形文化遺産の条約など、多くの世界的な文化的取り組みを主導しています。こうした世界的な文化舞台で目覚ましい活躍を踏まえ、これからの日本の役割を考えます。

※ 参考:文化庁 世界遺産HP

2. ヨーロッパの日本文化への目

日本は、今、観光大国への道を進めています。そこで、日本の文化遺産は、商業化によって消費者の注目を集めるための最大のツールとなるかもしれません。このような背景から日本政府もたいへん前向きな政策を示しています。そこで、日本で活躍する欧州企業の成功事例を当事者から伺います。

※ 参考:BMW X7 “ NISHIJIN EDITION” ‐新時代のラグジュアリネスを紡ぐ匠の美と技‐
※ 参考:2022 ホリデー コレクション シュウ ウエムラ × 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal

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【開催済】日仏経済交流会 設立30周年記念式典のご案内

パリクラブ会員各位

拝啓 麗春の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
下記要領により、パリクラブ設立30周年記念式典を開催しますので、この機会に是非会員各位のご参加をお願いいたします。

パリクラブウェブサイト日仏経済交流会(パリクラブ)Paris Clubから、5月26日(金)12 :00までに、お申し込みください。

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