フランス人の流儀ー日本人ビジネスパーソンが見てきた人と文化
発 足20年目に入った日仏経済交流会（パリクラブ）は、フランスの経済・文化に関係される経済界や学界の皆様、さらにはこれからの日仏関係を担う学生や若手 社会人の方達との連携を強めることに努めておりますが、その一環として、このたび「フランス人の流儀ー日本人ビジネスパーソンが見てきた人と文化」を大修館書店より出版いたしました。
この本は比較的若い読者の方々を対象として、フランス及びフランス人に対する理解とフランスを中心とする国際ビジネスへの関心を深めて貰うことを目的としています。書籍は会員有志と大学の教育者が共同して執筆・編集に当たり、笹川日仏財団の助成を受けて刊行されました。
推薦の辞
フランスに関する深い知識と経験に基づく分析、提言が詰まった本書は、世界の潮流の中で変革を目指す日仏両国の経済交流のさらなる発展に向けて、その方向性を示唆する貴重な1冊である。
ベルナール・デルマス
（日本ミシュランタイヤ株式会社社長、在日フランス商工会議所会頭）
この本には実践で得られた豊かなビジネス経験が詰まっています。日仏両国が経済を始め各方面でより相互補完的になっている中、若い世代の方にもぜひ読んで頂きたい一冊です。
ガエル・オスタン
（ピー・エム・シー株式会社、フランス政府貿易顧問委員会日本地区委員長）
購入先
この書籍の購入を希望される方は、下記の大修館書店担当者まで、FAXまたはE-mailで（１）氏名、（２）購入冊数、（３）送付先住所と電話番号をご連絡下さい。
（定価１７８５円、送料３１０円）。
パリクラブ会員の方は会員価格で購入できますので、申込の際は氏名の前に『パリクラブ会員』と明記して下さい。
大修館書店 編集二部
小林奈苗
FAX：03-3868-2644
emailkobayashi@taishukan.co.jp
目次
| はじめに | |
|---|---|
| 序章 フランス流のビジネス理解の基礎 | 綿貫健治 |
| 第１章 フランス流／日本流ブランド戦略 | |
| 化粧品の本場で成功した日本ブランド | 後藤 豊 |
| フランスワインの伝統と日本的経営 | 永田靖一 |
| フランス人と車、その価値観と流儀 | 錫村寛海 |
| 第２章 フランスビジネス社会を支える人々 | |
| グランドゼコールとエリートネットワーク | 有地 浩 |
| トップ・エリートたちの世界 | 澤田義博 |
| フランス人の発想 | 高橋 衛 |
| 第３章 フランス人の発想と行動スタイル | |
| 面接試験に見る日仏コミュニケーションの違い | 太田垣みどり |
| フランス女性のライフスタイルとビジネス | 足立純子 |
| 恋愛・仕事・子育てのトリプル価値共存のフランス女性モデル | 瀬藤澄彦 |
| 第４章 フランス流人材育成と雇用 | |
| 歴史と伝統の重みを持つフランスの労使関係 | 増渕文規 |
| フランスのインターンシップ、日本での在外外国人学生のインターンシップ | 大森順子 |
| フランスMBAと企業人材 | 上原 修 |
| 第5章 グローバルな日仏交流 | |
| ビジネススクールに見る国際性豊かな交流 | 小山聡史 |
| ユニークなフランス流経営 | 佐藤康夫 |
| 新興国・途上国で息の合う日本とフランス | 久米五郎太 |
| 第６章 文化大国フランスの底力 | |
| 土地と結びついた飲食のあり方 | 福田育弘 |
| 文化の国フランスの流儀 | 小松祐子 |
| 舞台芸術 | 岡見さえ |
| おわりに―これからの日仏交流に向けて | |
| 「複言語主義」的教養としてのフランス語 | 立花英裕 |
| 日仏双方向の交流に向けて | 久米五郎太 |
| コラム | |
| フランス系の外資企業で働く | 牧 陽子 |
| ベルギーとフランスの関係 | 山崎亜也 |
| モロッコやチュニジア関連での仕事を通じてみたフランス | 森 由美子 |
| グローバル人材には、二カ国語が必要 | 横山悠喜 |
| アラブやアフリカとフランスの関係 | 今井正幸 |
| 都市・建物に見るフランス技術（文化） | 宮原英男 |
フランス人とうまく付き合うために―パリクラブ会員からのちょっとしたアドヴァイス
パリクラブ会員にアンケートを行って、フランス人とうまく付き合うためのちょっとした アドヴァイスをしてもらいました。その結果を以下に掲載いたします。
