イベントカレンダー

昼食講演会 « 世紀を超えて:赤い翼 パリ – 東京1936-2026»

1936年11月、パリー東京100時間飛行に挑んだフランス人飛行機家、アンドレ・ジャピー。目標達成を目前にして佐賀県の脊振山で悪天候に阻まれ、そのチャレンジは未完に終わりました。しかし、いま日仏の有志によるあらたな挑戦が進行中です。同型機を復元して佐賀から東京まで飛ばし、ジャピーが果たせなかった夢を完結させる「赤い翼プロジェクト」です。プロジェクトの事務局長で2代目パリクラブ会長の渡辺昌俊氏にその内容を熱く語ってもらいます。

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【開催済】講演会:「パリ、フランス各地を巡るBoulangerie(パン屋)の魅力〜パンのトレンドを知る」

イベントへのご応募、誠にありがとうございます。
おかげさまで満席となりました。皆様のご関心とご協力に心より感謝申し上げます。

フランスを代表するパン、クロワッサンやバゲットはお好きですか?

パンの歴史はB.C.(紀元前)6,000年~4,000年頃、メソポタミアで小麦と水とを焼いて食べていたことが始まりです。ヨーロッパではパンは「キリストの肉」として教会、修道院を中心に作られていました。
クロワッサンはオーストリアから1770年にマリー・アントワネットがルイ16世に嫁いだ時に持ち込んだと言われています。

フランス人に欠かせないパンは言うまでもなく食の中心であり、中でもバゲットが最も消費量が多く、年間100億本と言われています(フランス人一人当たり年間147本)。
またフランスの人々に愛されているバゲットは、2022年にユネスコ文化遺産に登録されました。

*Des Gateaux et du Pain Bac

*Des Gateaux et du Pain Bac

*L'Essentiel

*L’Essentiel

お話しいただく岡田氏は、2010年より日常生活が豊かになるフランスパンを食して巡り、その数Boulangerie(パン屋)は51軒、AlsaceやLyonなど概ね20軒ほど訪問しています。
パンのトレンドとして今注目エリアプレイスとKeyパーソンなるパン職人について語っていただきます。当日は岡田氏セレクトのフランスを感じる「フランス仕込みのパン」を皆様にも味わっていただきます。

お話のあとは皆様とご一緒に「CITRON Aoyama」でキッシュ、サンドイッチ等々、ワイン(白・赤)、ビール、カフェをいただきましょう。

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【開催済】講演会「ケベック、カナダを語る」

当パリクラブに「モンレアル便り」を長期にわたり投稿していただき、本年夏に東京に帰任された、外務省の森本真樹氏(前モントリオール日本国総領事館首席領事)を講師にお招きし、ケベックをはじめカナダの話題や、フランスとの関係等について最新のご経験に基づいた講演を伺います。

来年2025年に主要7か国首脳会議(G7)議長国を務めるカナダ。誰の耳にもなじみのあるカナダの歴史や文化は意外と知られていません。北米唯一の仏語圏ケベックはカナダの多様性を体現する存在。父子で首相を務めたトルドー家を含め、多くの著名人を輩出。講演では、カナダ、ケベック事情について「モンレアル便り」の内容を敷衍しつつ、特にケベックに焦点を当て、その特徴や課題についてお話いただきます。

プログラム

  1. 講演&質疑応答
  2. 懇親・交流会

ふるってご参加されるようお待ち申し上げます。

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【開催済】日仏エコノミスト・フォーラム講演討論会 ご案内 「選挙後の仏英の政治経済情勢,及び欧州連合の新体制と英国」

日時:2024年11月16日(土)14時~17時

場所:日仏会館501会議室
   東京都渋谷区恵比寿3-9-25

講師:上原良子 フェリス女学院大学教授
   伊藤さゆり ニッセイ基礎研究所常務理事

司会:瀬藤澄彦 RFJ会長・パリクラブ参与

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【レポート】第53回パリクラブ輝く会 ディナーセミナー「キュイジーヌ・ア・ロー(水の料理)日本食材をフランス料理にどう活かすか」 ─ 地球環境に配慮した食とは? ─

去る11月13日、パリクラブ輝く会は今年6月に東京・飯田橋の東京日仏学院の一階にオープンした「ロワゾー・ドゥ ・フランス」にて「キュイジーヌ・ア・ロー(水の料理)地球環境に配慮した食とは?」をテーマに第53回目のイベントを開催し約60名のご参加をいただきました。

神戸北野ホテル総支配人・総料理長で「ロワゾー・ドゥ ・フランス」の代表も務める山口浩シェフ、フランス在住のフードコーディネーター&ジャーナリストの香取夏野さん、神戸にて女性パワーを活かした革新的な事業を展開している西山志保里さん(パリクラブ理事・輝く会実行委員)の3人によるトークイベントの後、「ロワゾー・ドゥ ・フランス」のスペシャリテをワインのペアリングと共に楽しみました。

山口シェフと共同で神戸市のプロジェクトに取り組んでいる西山志保里さんから食で神戸市を活性化する活動の一環としてJR元町高架下で展開される新事業のプレゼンテーションがありました。
また山口シェフからは「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し持続可能な形で利用する」ことを目的としたサスティナブル・シーフード活動についてお話いただきました。
その後、在仏の香取夏野さんからは日本酒がいかにフランスで普及しているか、日本食材がフランス料理に溶け込んでいるか、現状をレポートいただきました。
プレゼン内容にご興味のある方は動画にて収録しておりますので、下記をご参照ください。

撮影:表ロビー純平さん

トークイベントの後は、今回ご協力いただいたESSEC Alumni Japan (フランスのグランゼコールでビジネススクールとして定評のあるESSECのOB会・香取夏野さんの出身校)のロラン・ヴォルフ会長より乾杯のご挨拶をいただき、食事会がスタート。参加者の皆様には下記のメニューで楽しいひと時をお過ごしいただきました。

メニュー

アミューズ・ブッシュ Amuse-bouche

アミューズ・ブッシュ Amuse-bouche

前菜 – ポーチドエッグの赤ワインソース Œuf en meurette - ペアリング vin rouge Gamay Brouilly 2020

前菜 – ポーチドエッグの赤ワインソース Œuf en meurette – ペアリング vin rouge Gamay Brouilly 2020

メインディッシュ – 鶏肉のヴァン・ジョーヌ風味 Poulet au vin jaune – ペアリング vin blanc Rully Les mazières 2021

メインディッシュ – 鶏肉のヴァン・ジョーヌ風味 Poulet au vin jaune – ペアリング vin blanc Rully Les mazières 2021

デザート – モンブラン、カシスとマロンクリーム添え Montblanc au cassis et crème de marron – 食後のコーヒー Café

デザート – モンブラン、カシスとマロンクリーム添え Montblanc au cassis et crème de marron – 食後のコーヒー Café

食事の間に西山さんが再びマイクをとり、山口シェフから阪神淡路大震災ですべてを失ったマイナスからの再出発、その後の成功、神戸での活動に加え東京で「ロワゾー・ドゥ ・フランス」を開業することになったロワゾー・ファミリーとの絆のエピソードなどをお聞きしました。
ベルナール・ロワゾー氏が考案した「キュイジーヌ・ア・ロー(水の料理)」とは理論的・科学的に素材の味そのものを引き出すことに重点を置いた料理法であることもご説明いただきました。
お料理の一品一品にそのエスプリが受け継がれ、デザートのモンブランにはベルナール・ロワゾー氏の故郷の名産、カシスが使われていたことも印象的でした。

202411.13日仏学院

撮影協力:鏡 晋吾さん
輝く会実行委員会 担当:森由美子、西山志保里、岩間初音

【開催済】第53回パリクラブ輝く会 ディナーセミナー「キュイジーヌ・ア・ロー(水の料理)日本食材をフランス料理にどう活かすか」 ─ 地球環境に配慮した食とは? ─

輝く会ではこの度、東京・神戸・パリを「食」で結ぶイベントを開催いたします。
会場は神戸北野ホテル 山口浩総支配人・総料理長が代表に就任し、今年6月、東京・飯田橋のフランス文化の拠点 東京日仏学院の一階にオープンした今、最も注目を浴びている「ロワゾー・ドゥ ・フランス」。
「ロワゾー・ドゥ ・フランス」の開業はメディアでも多く取り上げられましたが、山口シェフのお話を直接お聞きできるのはこのイベントが初めてです。

山口シェフとベルナール・ロワゾー氏との運命的な出会い、そしてロワゾー・シェフの理論的で科学的なフランス料理を日本で伝える第一人者としてのこれまでの活動を振り返り、東京に「ロワゾー・ドゥ・フランス」を開業した抱負と今後の展開についてお話いただきます。さらに神戸の豊かな海と海洋資源を守り、持続可能な利用促進を図るため、神戸市と神戸市漁業協同組合と共にSDGsの「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し持続可能な形で利用する」ことを目的としたサスティナブル・シーフード活動に力を入れられている最近の活動から神戸の食材と海外をどうつないでいくかについてもお話いただきます。

さらにもうひとりご登壇いただくのはフランス在住のフードコーディネーター&ジャーナリストの香取夏野さん。
フランスでの日本酒のプロモーションや日本食文化を伝える活動を通じ日本食材がいかにフランスで普及しているか、フランス料理に溶け込んでいるか、その現状と将来性についてお話いただきます。

司会は神戸にて女性パワーを活かした革新的な事業を展開している西山志保里(パリクラブ理事・輝く会実行委員)。神戸を国際的なガストロノミーの都市にするために様々なプロジェクトを立案し山口シェフのサスティナブル・シーフード活動にも一緒に取り組んでいます。

3人の息の合ったトークタイムの後は「ロワゾー・ドゥ ・フランス」のコース料理をご堪能いただきます。

是非この貴重な機会をご一緒いただきたく、ご案内いたします。

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