【レポート】講演会『フランスはなぜショックに強いのか？』～持続可能なハイブリッド国家

参加者の感想

セミナー終了後、２人の方に感想をうかがいました。まずは宇野さん。
仕事で関わりのある方から勧めてもらって参加しました。私は公務員でパリの事務所とのやりとりを担当しているので、勉強のためにきました。フランスの家族関係に以前から興味があって、日本みたいな結婚制度じゃなく、結婚していなくても子どもを産み育て、少子化を食い止めているところが興味深かったです。そして、子どもがひとり増えると消費が増えるという意識はあまりなくて、子どもを産めば大学に行かせ、お金がかかるという、ネガティブな意味合いでとらえていたのですが、社会で考えたらそれが消費に代わっているんだというのを気づかせてもらいました

続いては小久保さん。
僕は大学で経済学を勉強したわけではないので、今日のお話は分かるところと分からないところがありました。フランスという国に今まで接点がなかったなかで、職場の人から紹介されて参加し、こういった場所で見識を広めることができたのは、これから役に立つと思います。フランスに限らず、様々な仕組みを学んでいくことは大事なことだと思いました。

専門家ではない私たちにとって、フランス経済は難解なテーマといえますが、庶民の暮らしぶりなど卑近な例もあったので、肩肘張らず学ぶことができました。もっと詳しいことを知りたい方は、瀬藤氏の新著を一読されることをおすすめします。