イベントカレンダー

講演会「日本人から愛された現代フランス絵画、今後のマーケット動向は?」

【イベント概要】

パリクラブすべての会員はフランスの文化と芸術の影響を受け、人生の豊かさをフランスから学んできたと言っても過言ではないと思います。時代の変遷と共にフランスの影響力は変わってきましたが、フランスの文化と芸術がいつの時代も私たちにとって特別な存在でいてほしいものです。
今回はとりわけフランス絵画に焦点をあて、この分野に長年携わってこられたパリクラブ理事の武田康弘氏に日本の絵画マーケットにおけるフランス絵画の歴史、日本経済における絵画マーケットの現状、そしてこの先絵画マーケットはどうなっていくのか、お話いただきます。
武田康弘氏は1986年に株式会社アデカを設立され、画商としてミッシェル・アンリ、ダニエル・クチュール、マヌエル・リュバロ、ジャン・ゴダン、ピエル・マテオ、ミッシェル・マルグレ イ、ジェラール・ジェベール、レイモン・ペイネ、リザ・ベヌディ、コリーヌ・ヴィルカーツなど、数多くのフランス絵画を扱われてきました。また1995年 に軽井沢に直営店ギャラリーヴァンドフランス開廊され、軽井沢をフランス絵画の発信地にすべくご活躍中です。
是非この機会にフランス絵画についての知識を深めませんか?皆様のご参加をお待ちしております。

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講演・落語会「三遊亭竜楽のヨーロッパ落語道中~フランス編」

【ご報告】

~世界に羽ばたく落語家~

三遊亭竜楽師匠をお招きし、パリクラブ、日仏会館、在日フランス商工会議所との共催で落語の企画を開催した。
日本語がわからねば落語という日本の代表的芸能は世界に通用しないのではなかろうか?
このような先入観を敢えて打ち破り、積極的に欧州各国に出向いて落語を披露しているのが竜楽師匠である。当日はイタリア、フランスにおける実演の場では笑 い転げる人々の有様を記録したVideoを披露、ご自身の落語への信念を語り、後半は得意の演目をフランス語をも交え披露した。
正に落語というのは単に言葉だけで人を笑わすのではなく、わずか1メートル四方の座布団とういう小さな舞台で演技をする高度な芸術であることを再確認する機会であった。
日仏会館の総裁であられる常陸宮殿下ご夫妻のご臨席も得、フランス人も交えての来場者は120余名となり、ホールが満杯になったことは幹事役のパリクラブとしては真に嬉しい限りであった。

副会長:中川正輝

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第60回ランデブー・フランコ・ジャポネのご案内

【イベント概要】

今年は例年よりも一足早い桜花爛漫の季節となりました。皆様ご元気でご活躍のことと存じます。

さて、パリクラブ(日仏経済交流会)では年一回の総会を来たる4月24日(水)18時から、例年通り白金台の八芳園で開催いたします。総会後19時よりランデブー・フランコ・ジャポネ(懇親会)に移行します。
パリクラブのメンバーに在日フランス商工会議所のメンバーの皆様にも加わっていただき、お食事と共に交流を深めていただきたく存じます。また、この機会にパリクラブ新入会員のご紹介もさせて頂きます。

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第20回定時会員総会

【イベント概要】

来る4月24日(水)18時から八芳園で下記要領により、会則第13条に基づく第20回定時会員総会を開催し、2012年度の会計および会務全般について付議しますのでご参集ください。ご出欠はこの欄の一番下の「ご予約はこちら」を開いて、ご記入、送信お願いいたします。

なお、欠席の欄は議決は議長一任(議長へ委任)とさせていただいております
(なお、このご返事だけでしたら、特にログイン欄にメールアドレス・パスワードを入れる必要はありません)。

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講演会「ユーロ危機はどうなる」~統合欧州の行方~

【ご報告】

ロバン氏のこの講演会は120名今日の申込みでここ数年で一番の盛況ぶりであったと思われる。日経映像社からの録画録音取りの要請もあった。1年間、インターネットにアクセスしてパリクラブの主催イベントが世界に発信されるのはまことに素晴らしいことである。

ロバン氏の講演は約45分。3部に分かれて第1部がユーロ危機の経緯、第2部が危機への対応、第3部今後のシナリオごとになされた。フランスを代表する大 新聞の経済欄のトップで、かつ豊富な国際会議取材や要人とのインタビューなどあるだけに一言一言、説得力と重みが感じられた。聴衆者からも「よかった」との声が圧倒的に多かった。同氏が率直に南北欧州の格差が一段と鮮明になる現実を見て、1980年代の通貨同盟時代のように2つの通貨同盟に別れる選択肢もやむを得ないとしてる。ロバン氏が非常に冷静にユーロ危機を観察し、欧州統合作業の逆戻りも視野に入れるべきと言う。欧州レベルの「ニューディール」政策や欧州中銀のもっと大胆な改革、欧州財政政府、欧州産業戦略の立ち上げなどが結論として紹介された。中島氏のパワーポイントの分析は非常にわかりやすく、国別の債務、貯蓄など示唆に富むものが多かった。それによるとドイツはもっと近隣国に寛容な経済政策がとれる余地がある。

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講演会「フランソワ・オランド大統領の経済政策の評価と展望」~オランディズムとは何か~

【ご報告】

Jean-Pierre Robinかなりの雨模様にも関わらず虎の門の日本財団ホールの1階に約50人の参加があった。定刻通りにはじまりロバン氏の熱のこもった逐語通訳付きの講演は6時半 から8時まで続いた。その後、参加者4人より、1)フランスの対日経済関係、2)フランスの経済モデル、3)フランスのアイデンティティ、4)現政権の功罪 について質問があった。これに対しロバン氏より丁寧な回答がなされた。

2012年5月6日日に僅差で選ばられたフランソワ大統領は、サルコジ-大統領と大きくかじ取りを違えることは現実的でなかった。この1年だけの結果でなく、70年代までの問題、99年1月1日よりの欧州統合がからんでいる。

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