【ご報告】
~世界に羽ばたく落語家~
三遊亭竜楽師匠をお招きし、パリクラブ、日仏会館、在日フランス商工会議所との共催で落語の企画を開催した。
日本語がわからねば落語という日本の代表的芸能は世界に通用しないのではなかろうか?
このような先入観を敢えて打ち破り、積極的に欧州各国に出向いて落語を披露しているのが竜楽師匠である。当日はイタリア、フランスにおける実演の場では笑 い転げる人々の有様を記録したVideoを披露、ご自身の落語への信念を語り、後半は得意の演目をフランス語をも交え披露した。
正に落語というのは単に言葉だけで人を笑わすのではなく、わずか1メートル四方の座布団とういう小さな舞台で演技をする高度な芸術であることを再確認する機会であった。
日仏会館の総裁であられる常陸宮殿下ご夫妻のご臨席も得、フランス人も交えての来場者は120余名となり、ホールが満杯になったことは幹事役のパリクラブとしては真に嬉しい限りであった。
副会長:中川正輝

かなりの雨模様にも関わらず虎の門の日本財団ホールの1階に約50人の参加があった。定刻通りにはじまりロバン氏の熱のこもった逐語通訳付きの講演は6時半 から8時まで続いた。その後、参加者4人より、1)フランスの対日経済関係、2)フランスの経済モデル、3)フランスのアイデンティティ、4)現政権の功罪 について質問があった。これに対しロバン氏より丁寧な回答がなされた。