【レポート】ヨーロッパのワインと出会い、愉しむ夕べ 〜 第3回ワインブラインドテイスティング大会

第3回ワインブラインドテイスティング大会

パリクラブのワインブラインドテイスティング大会も今回で第3回。ご存知の通り、ブラインドテイスティングはワインの素性が解らない状態にして味わうというもの。そこにあるのはアロマ、色、味、そしてテクスチャー。自分の官能を最大限に引き出してワインを味わい尽くすことが求められます。人は、エチケットやソムリエのコメントなどそこに付随する情報に囚われてしまうことがあります。このブラインドテイスティングは、そんな情報を遮断して純粋にワインと向き合うことになるのです。それだけに、このブラインドテイスティングを繰り返すことでテイスティングの技量が上がるとも言われています。

さて、これまでのルールを振り返ってみましょう。1回目は世界中のワインをまったくのヒントを与えずに銘柄、生産年、ぶどうの品種などを記述させるものでした。2回目は、フランスのワインに絞っての出題。今回はヨーロッパ大陸のワインに絞った出題となりました。さらに、解答は選択肢に変更。ゲーム性を高め、より多くの人が楽しめるようにと配慮した結果です。

会場となったのは八芳園。緑に囲まれた庭園の一角にあるパーティルームにはマスクされたワインが並びます。「ぜひ、ワインを楽しんで、ワインの世界を広げてください」という挨拶でイベントはスタート。会場に訪れた約100名の参加者が一斉にワイングラスを持ってテーブルへと向かいます。

会場にはテイスティングを待つワインがセッティングされます。

会場にはテイスティングを待つワインがセッティングされます。

パリクラブ会長代行の宮原さんの挨拶でイベントがスタートしました。

パリクラブ会長代行の宮原さんの挨拶でイベントがスタートしました。