ディナーとワインと採点と。ワインで巡る旅路の果てに優勝を手にしたのは…
宮原さんのカウントダウンでブラインドテイスティングの時間は終了。懇親会の会場には、今回のためにセレクトされたワインのボトルが並んでいます。参加者はそこに並べられたボトルを見て興味津々です。
今回出題されたワイン。参加者の皆さんは、メモを取ったり写真を撮影したりと興味津々。
お楽しみの一つは懇親会の料理。今回もワインに合うものがずらり。
そんな高揚感に包まれながら採点の時間に。その方法は、解答用紙をランダムに配布して他の人の採点をするというもの。ワインを選んだサントリーの柳原さんが解答を発表していきます。その度に会場からは、「そっちだったのか」「なるほど、この国だったのか」といったため息と驚きの声が。会場に漂うおいしそうなディナーの香りとともにさまざまな声に包まれます。そして、集計と採点の最終確認を終えて入賞者の発表へ。上位５人が表彰され、上位から順に好きな賞品を選ぶことができます。
採点も真剣です。答えが発表されるたびにさまざまな声が飛び交います。
今回の優勝者は、なんと第2回でも優勝を果たした真田薫利さん。そして、そのご主人である真田健太郎さんが３位（前回は２位）。ご夫婦で入賞という結果に会場からは驚嘆の声が上がりました。
そんな真田さん夫妻から優勝のコメントをいただきました。お二人は毎日、ブラインドテイスティングをしているそうです。優勝者の薫利さんもワインエキスパートの資格を持っています。
「今回は選択肢があったので、簡単なようでも迷いが出るので難しかったですね。そして、味わったことのない国のワインもあったので、選択肢から選ぶのに苦労しました。今回のセレクトで印象に残ったのは、Amaroneですね」と振り返ります。
ご主人の健太郎さん曰く「ワインは人生であり、生活です」とのこと。雨の日も風の日も、風邪をひいた時でさえワインを欠かすことのない生活を送っているお二人。ワインは、ご夫婦の生活を形作っている大切な要素なのでしょう。
連続優勝、そして連続入賞を果たした真田さんご夫妻。お二人にとってワインは人生と生活そのものなのだそうです。
会場は尽きないワインの話、料理の話でにぎわいをみせていきますが、楽しい時間はあっという間に終わるもの。今回のイベントで新しいワインの世界に出会ったという声をたくさん頂戴し、大盛況のうちにイベントは終わりの時間を迎えたのでした。
