【レポート】「第2回ワインブラインドテイスティング大会」開催

ワインを愛する人たちの交流の場として開かれた、ワインと出会いのサロン

昨年10月に開催され、大変な盛り上がりを見せたワインブラインドテイスティング大会が、東京・白金台の八芳園にて、今年も開催されました。
ご存じのように、ワインブラインドテイスティングとは、ボトルを隠して、ワインの色や香り、味わいなどから推測して、そのワインの品種や産地、生産年、そして銘柄などを当てていくものです。
料理のプロの世界では、「料理は舌で覚える」という教訓がありますが、ワインも同じようにボトルやラベルで選ぶのではなく、味や香りそのもので自分好みのワインを選ぶスキルを磨くために、こうした場はよく欧米でも開催されています。
今回も、会員のみならず、非会員の方々もたくさんお越しになり、初対面の方々が世代を超えて、ワイン談義に花を咲かせました。

 当日の参加者は97名。女性の姿が多く、いつものイベントとはひと味違った、より華やかな雰囲気の大会となりました。「ワインは好きですが、産地まではわからないので、今日は勉強をしに来ました」という20代の女性。「ワインはかなり勉強しましたが、今日は自分のスキルを確認したい」と意気込む30代の男性、そして「たくさん飲み比べる機会がないので、自分好みのワインを見つけに来ました」と語る30代の女性など、ワインという共通の趣味で集まった方々。その一人ひとりが、それぞれの楽しみ方を持って参加されました。

テイスティングのルールとオープニングの挨拶をする宮原会長代行

テイスティングのルールとオープニングの挨拶をする宮原会長代行

「前回は、様々な国のワインを用意しましたが、今回はフランスワインだけを集めました。フランス産のそれぞれ味わいが違うワインを楽しむと同時に、お集まりの方々とぜひ交流を深めてください」パリクラブ宮原会長代行の開会の言葉でテイスティングが開始されました。参加者は、1から15まで番号が記され、カバーで覆われた赤と白のボトルを少量ずつ自分のワイングラスに注ぎ、色や味わいを試し、自分の記憶を頼りに生産年や産地、銘柄を用紙に書き込んでいきます。