イベントカレンダー

【開催済】パリクラブ ワークショップ「建築と折紙」

建築構造デザインに三角錐を応用する技術を推進している建築家の新田知生、一級建築士の紹介です。西アフリカのフランス語圏で病院建設プロジェクトの建築設計にも携わった経験があります。構造デザインの基本となる三角錐の研究に折り紙細工の活用することでおリニギリ(別紙:おにぎりが握れる折り紙)を考案し,2016年にグッドデザイン賞2017年には世界的に有名な「カンヌライオンズ」でファイナリストに選ばれました。 折り紙でおにぎりを作る体験ワークショップと建築デザイン技術の紹介プレゼンを行いますのでお集まりください。

  • 建築デザインの紹介(西アフリカでの病院建築デザイン活動含む)
  • 折り紙を使い実際におにぎりをつくるワークショップ

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【レポート】パリクラブ輝く会第30回「ミモザとシャンパーニュの午餐会」

2月20日にパリクラブ輝く会第30回「ミモザとシャンパーニュの午餐会」を開催致しました。輝く会 第1回2016年1月21日開催から、記念すべき30回目にフランスの伝統文化「フランス宮廷ブーケ」普及をされている片山真美子氏を講師としてお迎えし、この季節に合わせてミモザのリース制作を行いました。

会場は、最近ドラマ「グランメゾン東京」の撮影地としても使用され再注目されているフランス料理の名店 代官山「メゾン・ポール・ポキューズ」です。
ティーファニーのステンドグラスや照明が美しく、会場はミモザの黄色と香りで溢れていました。

今回のミモザは静岡県浜松産の、非常に活き活きとした花材をご用意いただきました。リース制作では、片山真美子氏が各テーブルに周り、作り方やコツを丁寧に指導くださいました。参加者の皆様は黙々と集中し、あらかじめ用意いただいた土台に、ミモザを挿し固定していきます。完成する頃には、同じ花材を使用しても各々個性豊かなリースとなりました。最後に、完成したリースと共に参加者約30名の集合写真を撮影いたしました。参加者からは『ミモザの黄色で元気が出た』、『自宅に飾ることが楽しみ』、男性の参加者も『普段の仕事などを忘れて集中することができ、楽しかった』などのコメントをいただきました。

後半のランチでは、今回Moët & Chandonをご協賛いただいたアンバサダーの佐藤儀明氏よりシャンパーニュのご説明、そしてパリクラブ輝く会第30回を祝しての乾杯を賜りました。佐藤氏には前半のリース制作でもお手伝い頂きました。乾杯後、メゾン・ポール・ポキューズ先﨑支配人よりご挨拶と、この日のためにご用意いただいたメニューをご説明いただきました。各テーブルで一緒にリース制作したこともあり、皆様打解けて美味しい食事と会話を楽しまれました。

3月8日は国連が決めた「国際女性デー」男性が日ごろの感謝を込めて、母親様や奥様、会社の同僚などにミモザを贈ります。このことから「ミモザの日」とも呼ばれるようになりました。皆様もミモザの日を楽しまれてください。
改めて、講師としてご尽力いただいた片山真美子様、Moët & Chandonをご協賛いただいたアンバサダーの佐藤儀明様、会場提供くださったメゾン・ポール・ポキューズ先﨑支配人に深く御礼申し上げます。

【開催済】パリクラブ輝く会第30回「ミモザとシャンパーニュの午餐会」

フランスではミモザは、2月になればParisではフローリスト内を彩り、南仏では咲き誇り春の訪れを告げる花です。

ルイ14世時代に確立されたとされるフランスの伝統文化「フランス宮廷ブーケ」は、各時代の装飾様式とともに変容し発展して来ました。

現在宮廷ブーケの継承者であるフランシス・カロール氏は、モナコのグレース公妃をはじめ、フランク・シナトラ、元シラク大統領夫人、、と美を追求する幾多の人に賞賛され、その活動は記念式典やニース花カーニヴァルの演出、空間創造、学校設立し花芸術家の育成と多岐に渡る。

今回はフランシス・カロール氏に師事し教授プロフェッサー称号を授与。1995年東京青山にて起業しフラワースクールを開校し延べ人数約25000名のレッスンを全国各地で伝承に尽力し、2015年新宿伊勢丹にてアカデミー開校。
日本人では唯一の継承者である、片山真美子氏を迎え、ミモザを使用したリース制作を楽しみます。初めての方でもご参加くださいませ。

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【開催済】「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会」にかかるテロ情勢と対策

日時

令和2年2月10日(月) 18時から講演会。終了後意見交換会。

場所

ホテル・グランドアーク半蔵門
  講演会   トパーズ   3F
  意見交換会 シンフォニー 5F
千代田区隼町1-1 半蔵門線半蔵門駅から徒歩5分、有楽町線麹町駅から徒歩10分

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【レポート】日仏経済フォーラム & 第29回輝く会 共催講演会「Gゼロ時代にマクロン率いるEUの復権はなるか」

2020年の国際政治経済を展望する

Conférence: « La renaissance européenne lancée par le président Macron, aboutira-t-elle à renforcer le regain de l’Union Européenne ? »

Le Monde en 2020 dans la perspective

講演者 羽場久美子 教授
国際政治学者。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科 教授。国際関係学博士。日本学術会議第1部会員(政治学委員会、国際委員会)。 グローバル国際関係研究所所長
対談討論者 瀬藤澄彦   司会 及川昌弘
2020年2月13日(木)
18:00 ~21:00

羽場久美子教授の講演は定員いっぱいの40人の参加者でその関心の高さを示した。多くの質問が出された。時間が足りないくらいであった。

「日本は欧州との連携で今世紀にリーダーシップをとることができる」(要旨)

ニューヨークの世界10大リスク予測で知られるユーラシア・グループ会長イアン・ブレマーは2019年を地政学的環境がここ数10年間で最も危険と予測していた。「Gゼロ時代」と呼ばれる多極化世界において、①「新生欧州」を掲げるマクロン外交によるEUの復権、②自国ファーストのトランプの再選の可能性、③米欧関係修復による大西洋同盟の再建、④新たな冷戦到来とも言われるロシアとの関係、など 果たして2020年はどう動くのか。日本におけるグローバル国際関係研究の第一人者である羽場久美子教授に激動する2020年欧州と世界はどうなるかを語って頂だいた。

G0時代にEUは困難があるが、新たな価値を見出すことができる。2050~60年にかけて理念的に世界の真のリーダシップを発揮するのはEUと日本であろう。現在はパワーの転換であるが、A.トフラーによれば19世紀の軍事力、20世紀の経済力に次いで21世紀はIT等の科学技術の知力の時代である。中間層の没落や戦争に「向かって」いるような風景は第1次世界大戦前夜に酷似している。また排外的な市民意識は理念でなく感情で物事を選択しようとする「ポスト・トルース」の時代である。これまでの2大政党は低迷して、貧困とテロから移民排斥となり右翼の進出となったが、イタリア、オランダ、オーストリアでも政権党からは追い出すことができた。エリートと中産階級の危機はSNSによる民主主義の発展がある。中国とインドの競争は21世紀後半どうなるか。中国は経済、ハイテクで米国と競い合っても医療や公共衛生で後れを取っている。欧州では「福祉ファシズム」とも呼ぶべき考えが成長し、右派が左派を取り込んでいる。ブレグジットも黄色いべスト運動も既成政党への不満である。Gゼロ時代に排除でなく包摂、そしてアジアとの一層の地域統合や協調関係によって日本は欧州との連携で今世紀にリーダーシップをとることができる。(瀬藤・文責)

【開催済】日仏経済フォーラム & 第29回輝く会 共催講演会 「Gゼロ時代にマクロン率いるEUの復権はなるか」ー2020年の国際政治経済を展望するー

Conférence : La renaissance européenne lancée par le président Macron, aboutira-t-elle à renforcer le regain de l’Union Européenne ? –

ニューヨークの世界10大リスク予測で知られるユーラシア・グループ会長イアン・ブレマーは2019年を地政学的環境がここ数10年間で最も危険と予測していた。「Gゼロ時代」と呼ばれる多極化世界において、
①「新生欧州」を掲げるマクロン外交によるEUの復権、
②自国ファーストのトランプの再選の可能性、
③米欧関係修復による大西洋同盟の再建、
④新たな冷戦到来とも言われるロシアとの関係、など 
果たして2020年はどう動くのか。日本におけるグローバル国際関係研究の第一人者である羽場久美子教授に激動する2020年はどうなるかを語って頂きます。

講演:羽場久美子 青山学院大学教授 京都大学客員教授 グローバル国際関係研究所所長

コメンテーター:瀬藤澄彦 パリクラブ参与
司会:及川昌彦 パリクラブ理事

日時:2020年2月5日(水) 18:00 ~21:00

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