大気汚染、土壌汚染、海洋汚染、気候変動など世界の環境問題は年々深刻になってきています。今回 輝く会では元モナコ公国海洋博物館館長夫人 ドゥマンジュ貴代子氏 を迎え、暮らしを守るための環境問題について話し合いたいと思います。
ドゥマンジュ貴代子氏の御主人フランソワ・ドゥマンジュ氏は残念ながら他界されましたが、海洋・地理・生物・経済学博士として世界を舞台に活躍されたフランス人。またジスカールデスタン、シラク両大統領からも厚い信頼を得て様々な要職を歴任されました。公私ともにドゥマンジュ教授を支え世界各国での滞在経験豊かな貴代子氏の人生もまさにアドベンチャーともいえます。
多くの海洋視察を行ってきたドゥマンジュ貴代子氏が今一番取り上げたいテーマは環境問題ですが、輝く会ではモナコの社交界の裏話も特別にしてくださるとのことです。世界のVIPをお招きしたフランス流賢いおもてなし術も併せてお聞きできたらと思います。
お料理もお得意なドゥマンジュ貴代子氏のレシピでモナコの軽食もご用意いたします。
奮ってご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
開催日 | 2017年4月19日(水)18:30-21:00(受付 18:00) |
---|---|
開催場所 | 日仏会館 501会議室 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 3-9-25 拡大地図を表示 |
主催 | 日仏経済交流会(パリクラブ) |
共催 | 在日フランス商工会議所 |
協力 | ラバンストランドゥ |
プログラム |
|
言語 | 日本語 |
参加費 | 主催・共催・協力団体の会員 3000円 一般の方 3500円 |
お申し込み | |
問合せ先 | パリクラブ事務局 e-mail:bon-jour@parisclub.gr.jp (キャンセルの場合もこちらにご連絡ください) |
申込締切 | 2017年4月17日 申込締切後のキャンセルはキャンセル料が発生いたします。 |
定員 | 先着30名様 |
ドゥマンジュ貴代子氏 略歴
- 1934年10月
- 東京に生まれる。
- 1967年8月
- フランス政府の使節として日本の漁業申請調査のためモンペリエ大学教授、フランソワ・ドゥマンジュ氏が来日。貴代子氏は教授の助手を務めることとなり、運命的な出会いを果たす。日本の沿岸部の漁業申請調査並びに視察を1か月間にわたり行う。各県の現状と資料の収集、漁業者との現場での問題点等を話し合うため日本各地を廻る。
- 1969年11月より
- 西アフリカのコートジボワール共和国における海老の養殖実験のため現地に赴任後、フランス・ブルターニュ地方、地中海アンビエ島で作業。
- 1971年より
- フランスの海外領土ニューカレドニア(現在はフランスの特別共同体)でフランス政府の研究機関として海老の養殖に関する研究所設立に携わる。
- 1976年7月
- ドゥマンジュ教授がフランスの海外領土県(現在は海外県)の教育総長に任命され、マルティニーク島(西インド諸島)に3年間滞在。
- 1979年7月より
- ドゥマンジュ教授が自然史博物館教授に選任されパリに在住。
- 1989年1月
- ドゥマンジュ教授がモナコ公国海洋博物館館長に世界中の海洋学者から選出され就任。
- 2001年
- 75歳となったドゥマンジュ教授は自ら退任を決定し南仏ニースに在住しながらタヒチにも住み執筆活動を続ける。
- 2008年7月
- ドゥマンジュ教授は前立腺がんのため他界。貴代子氏は日本に永住を決意し2014年日本国の永住権を取得し現在に至る。