イベントレポート 『浦田良一さん(在仏日本人会会長・パリクラブパリ支部長)を囲むデジュネ・デバ』

デジュネ・デバの様子

綿貫さん
「最近はフランスのEUというよりも、EUの中のフランスという印象で、フランスの強さを感じられなくなったと思いますが?」

浦田さん
「確かにドイツは底力があると感じますが、フランスは経済力が弱まっている気はします。日本はTPP問題でかなり揺れているようですが、たとえばフランスと合同で技術協力していけば、アジア圏などで大きな力を発揮できる要素があると思います。」

山崎さん
「パリ日本人会がかわったということですが、もし今新しく浦田さんが日本人会を立ち上げるとしたら?」

浦田さん
「インターネットと、電話、テーブルだけの小さな部屋が1つあれば良し。スタッフも1名で充分。シャンソン教室や、他の活動はそれぞれ適した場所で活動し、日本人会は横につながるパイプ役として存在すれば良し。」

瀬藤パリクラブ会長
「ヨーロッパで活躍する日本人が少ない気がするが、社会に入り込んでいくたくましい日本人は増えるだろうか?」

浦田さん
「幼少の頃を過ごした子がフランスに戻ってくるケースも増えています。そういう子どもたちはモチベーションも高いので頑張っています。特に女性は、フランスで仕事をしたいというパワフルな人が多い印象です。我が家の娘たちをみても、女性のたくましさには驚かされますよ。」

参加者に感想を伺いました

オフィス タン ミュウ代表取締役 津久井澄子さん

オフィス タン ミュウ代表取締役 津久井澄子さん

フランス企業を中心に、人材コンサルタントの会社を運営なさっていらっしゃる津久井さんは、ご主人とともにデジュネ・デバに参加くださいました。9月に、同僚のフランス人の結婚式に参列してきたそう。

通訳・翻訳家 大六野礼子さん

通訳・翻訳家 大六野礼子さん

今回が、パリクラブの講演会に初参加という通訳・翻訳家の大六野礼子さん。幼少の頃をフランスで過ごしたこともあり、フランスに関わる仕事をしていきたいとのこと。パリクラブの活動に以前から興味をもち、今回の浦田さんの講演会に参加。浦田さんの一言一言が、今後のパワーにつながったそうです。