イベントレポート モナコの夕べ『世界の中のモナコ:伝統と先端の間に』

パトリック・メドサン駐日モナコ公国大使 講演会

パトリック・メドサン駐日モナコ公国大使
プロフィール

1978年にHEC経営大学院を卒業後、IT業界で活躍。モナコテレコム経営委員会の委員も務められました。2011年7月、第2代駐日モナコ公国大使に就任。同時に駐インドモナコ公国大使も兼任され、インドと日本を行き来されています。今回の来日は9回目となり、忙しいご公務の合間をぬって講演のお時間を頂きました。

メドサン大使は「コンバンワ」とにこやかに日本語で挨拶、「モナコは国土面積が小さいゆえにさまざまな特徴を持っています。ぜひこの機会に関心を持ってください」と話され講演会がスタート。最初に『ようこそモナコへ』と題されたビデオによってモナコの概略が紹介されました。ドラマチックなBGMとともに、モナコの有する美しい自然、豊かな文化や高い芸術性、政治的安定性や治安の良さ、国際貿易の拠点や世界的金融セクターとしての重要性、ビジネスの成功例などが次々と映し出され、参加者は一気にモナコの魅力に引き込まれました。

モナコは穏やかな地中海性気候で過ごしやすいうえ、アクセスの良さも抜群。コート・ダジュール空港からは車で約30分、ヘリコプターならニースから6分でモナコに到着するとのこと。メドサン大使によれば、ヘリコプターだと美しいリヴィエラを空から眺められるのでお薦めだそうです。