イベントカレンダー

酒蔵を訪ねる会

日仏経済交流会(パリクラブ) 主催
在日フランス商工会議所(CCIFJ) 共催

【イベント概要】

昨年に引き続き、文政4年(1821年)創業190年という長い歴史をもつ酒蔵の名門「寒梅酒蔵株式会社」(銘酒「飛翔天」は2004年10月関東信越国税局管内鑑評会で最優秀賞を受賞)を訪ねます。
酒蔵の説明を受けた後、蔵の見学、利き酒、見学後に懇親会を予定しています。ちょうど仕込みの繁忙期ですが、ご好意で社長や杜氏から懇切丁寧に説明頂き、酒造りの真髄に触れることが出来ます。
また、会員同士あるいはビジターの方々との良い交流の機会ですので是非ご参加下さい。

日時 2012年2月18日(土)
現地集合:14時20分
場所 寒梅酒蔵株式会社
久喜市中央2-9-27 正門事務所
(JR宇都宮線、東武伊勢崎線久喜駅西口から徒歩3分)
Tel:0480-21-2301
URL:http://www.kanbai.co.jp
(アクセスマップあり)
スケジュール 14時40分~16時40分 酒蔵見学、質疑応答、利き酒など
17時~ レストラン「福本」Tel 0480-21-0258 にて懇親会(希望者、会費4000円)
参加費用 酒蔵見学無料(久喜駅までの交通費は参加者持ち)
懇親会参加者 4000円
交通機関 - JR東北本線
上野発 13時5分 久喜着 13時55分(820円)

– JR湘南新宿ライン
新宿発 13時9分 池袋発 13時15分 赤羽発 13時24分 久喜着 13時57分(820円)

-東武伊勢崎線急行
北千住発 13時15分 久喜着 13時57分(570円)
定員 60名
お申込み締切 2012年2月10日(金)14:20
※先方の受け入れ態勢の都合上、事前に人数確定の必要があります
お問い合わせ先 ご不明な点がございましたら、下記メールアドレスまでお問い合わせください。
bonjour@parisclub.gr.jp

※当日緊急の連絡が必要な場合は、寒梅酒造に伝言を残して下さい

 

『グランパリ・プロジェクトと東京首都圏整備構想の将来を考える』~世界都市を目指すグローバル国際競争~

日仏経済交流会(パリクラブ) 主催
在日フランス商工会議所(CCIFJ) 日仏会館 共催
笹川日仏財団 協力

【ご報告】

会館501会議室は新年の多忙な時期にもかかわらず約40名の満席となった。フランス人も8人参加。鳥海準教授はパワーポイントを使って約30分、 パリ首都圏整備構想の背景、計画の変遷、』、グランパリ法と構想、現況・批判・展望について説明があった。簡潔で要領のよい講釈であったが、何故、グラン パリ構想がほぼ挫折したプロジェクトになってしまったのかについての言及がなかったのは残念であった。石垣課長補佐は東日本大震災後の都市・地域づくりに ついて安全・安心、線より面、粘り強い構造、インフラ耐震、リダンシーとネットワーク、社会資本の多面的機能、災害に強い都市づくり、東京中枢機能バック アップ、最後に国際競争力のためのアジア・ヘッドクォーター特区等、政府の重点施策が2つの資料を使って報告がなされた。普段、なかなか聞けない内容の講 演であった。東京首都圏に関して「平成22年度首都圏広域地方計画の推進状況について」と題する資料が配布された。東京首都圏については、参加者より、断 熱材、航空管制、PPP、高速道路についての質問があった。

文責・写真撮影 瀬藤澄彦

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    熱心に聴き入る参加者 左に関本前会長

  • 右より鳥海講師、石垣講師、臼井通訳、久米会長

    右より鳥海講師、石垣講師、臼井通訳、久米会長

 

【イベント概要】

サルコジ大統領が就任以来かげてきたグランパリ・プロジェクト。首都圏の広域都市連合体をめぐるイル・ド・フランス州議会やパリ市との調整を経て、 パリ首都圏結成構想が今、動き出そうとしている。日本は東日本大震災を教訓に首都圏のあり方をさらに新たな視点から再考することが求めらている。世界最大 のメガシティ東京の都市としての将来の課題と展望はどこにあるのか。同じように集権的な政治構造を特徴とする日仏の首都圏の将来を日本の二人の第1線の専 門家の講演を通じて参加者との意見交換を交えて比較する。

日時 2012年1月17日(火)
18:30~20:30
場所 日仏会館501会議室
http://www.mfjtokyo.or.jp/ja/access.html
講師 鳥海基樹 首都大学東京準教授
石垣和子  国土交通省総合政策局政策課政策調査室課長補佐
講演 『グランパリの枠組みと現状』 鳥海基樹・首都大学東京準教授
『我が国の都市・地域づくり~東日本大震災後の方向』 石垣和子・国土交通省総合政策局政策課調査室長課長補佐
通訳 日仏英語
逐語通訳 臼井久代
会費 無料
お申込み締切 2012年1月17日(火)の当日まで受付ます
お問い合わせ先 ご不明な点がございましたら、下記メールアドレスまでお問い合わせください。
bonjour@parisclub.gr.jp

見学会「江戸の伝統工芸(江戸風鈴、江戸染物)の下町工房を訪ねて」

日仏経済交流会(パリクラブ) 主催
在日フランス商工会議所(CCIFJ) 共催

【イベント概要】

江戸時代からの伝統工芸を引き継いでいる東京下町(江戸川区)の工房を見学し、日本の伝統工芸に触れることで、伝統工業や日本文化の理解を深める。

日時 2011年12月10日(土)
集合 12:45 JR総武線平井駅南口:秋葉原から5駅目(以後マイクロバスで移動)
見学コース ■江戸染物(高常)13:00-14:50
工房社長による染物製作の実演・説明・工房見学・製品見学

■江戸風鈴(篠原風鈴本舗)15:20 -16:50
工房社長による風鈴製作の実演・説明・製品見学
(希望者はガラス吹き・絵付け体験が別途1500円/人で出来ます)

※見学場所での一部商品の購入が可能です(現金のみ)
懇親会 18:00-19:30
中央区京橋のレストランで見学終了後、見学関係者を交え懇親会を行ないます。
(イタリアンレストラン(ミラノクッチーナ)中央区京橋3-13-1)
使用言語 日本語(英語)
会費 3,000円/人(懇親会含む)
※申込み締切り以降のキャンセルには、キャンセル料がかかりますのでご注意下さい。
お申込み締切 2011年12月2日(金) 12:45
定員数 25人(事務局含む)
※見学する工房が狭いため参加者は先着25名(パリクラブ13名、CCIFJ 12名)会員の方に限らせて頂きます。
お問い合わせ先 ご不明な点がございましたら、下記メールアドレスまでお問い合わせください。
bonjour@parisclub.gr.jp

江戸染物(高常)の例 江戸風鈴(篠原風鈴本舗)の例

パネル・ディスカッション「大震災後の日本経済の行方―日本及びフランスの視点」

主催:公益財団法人日仏会館、日仏経済交流会(パリクラブ)、在日フランス商工会議所

【イベント概要】

本年3月11日の大震災は日本人そして日本経済に第二の戦後ともいうべき多大なる影響を及ぼした。大震災後の日本経済は衰退の道を辿るのか? ある いは第二次大戦後同様、この膨大な被害を撥ね退け、更なる経済成長のための礎とするのか?大いに議論の分かれるところである。当然後者が望ましい、その方 向に日本経済を導くためには、いかなる政策を日本政府はとるべきか?

具体的な成長政策の内容、巨額な財政赤字への対応、エネルギー政策、電力業界の改革(原子力発電の方向感、発送電の分離、地域独占の廃止等)、グローバル 経済と如何に向き合うか(TPPへの対応、EUとのEPA,あるいはフランスとの協力等)、東北地方の復興策等々論点は多い。

本日は東京大学教授として学内外でご活躍中の伊藤元重教授を中心に、日仏の、エコノミスト、ビジネスマンを交え忌憚のない意見交換が行われる事が期待される。

日時 2011年12月2日(金) 18:30~20:30
※なお、パネル・ディスカッション後の懇親会は開催致しません。
場所 日仏会館ホール(恵比寿駅から徒歩10分)
討論者 伊藤元重(東京大学教授)
大河原昭夫(《株》住友商事総合研究所 取締役所長)
セルジュ・ゴーデンベルク(Japan Country President, Schneider Electric)
ジャン・バルテレミー(JBC KK, 代表取締役、元DATAR日本代表)
アニメーター 澤田義博(日仏会館監事、パリクラブ理事、元富士銀行パリ支店長)
使用言語 日本語、フランス語(日仏同時通訳付)
会費 無料
(但し、主催団体の会員でない方は1000円、学生は500円)
お申込み締切 2011年12月2日(金) 17:30まで
お問い合わせ先 ご不明な点がございましたら、下記メールアドレスまでお問い合わせください。
bonjour@parisclub.gr.jp

 

講演会「2020年の世界―第2幕:グローバル化と地政学的変動の予測」

日仏経済交流会(パリクラブ) 主催
在日フランス商工会議所(CCIFJ)、日仏会館、フランス語振興協議会、フランス語1級の会 共催

【ご報告】

講演の要旨『新たな世界地図の第2幕が始まった』

16世紀から続いていた世界地図は今、5つの新しい地図で塗り替えられようとしている。産業、技術、金融、文化、安全保障の領域では、これまでの先進国の 優位はアジア、アフリカ、中南米の台頭によって崩壊しつつある。2020年に向けて世界は第2幕に入った。同氏が1999年4月に行った第1幕において は、米国型の市場主義の跳梁に対して世界は社会民主的な欧州的モデルによって対抗しえるものかどうかという問題設定であった。それがたった10年で大きく 変貌しようとしている。トロント大学のロジャー・マーチンが著書“Fixing the Games”で述べている通り、果たして欧州は連邦国家として矮小化され結局は衰退していくのか。米国は政治経済の荒廃と危機を背負ってアジア太平洋世界への方向転換の舵取りを急いでいる。混迷を深める世界だが政治面で国連も、経済面でWTO(世界貿易機構)も調停者としての役割を放棄したかのように世界 的交渉はストップしたまである。2010年にカナダで600億通、世界で3兆1100億通に達したインターネットのEメール。このバーチャルな情報世界の 拡がりには国際的な情報のセキュリティ問題の国際的協議は緊喫の課題。2020年には80億に達する人類の食料、水、教育、医療、環境。都市問題に見合っ た世界的なガバナンスはどうなるのか。国連は消滅してG20が統治するのか。国際法を遵守できない中国に期待はできない。インド、ブラジル、南アに民主主義国家の用意はできているか。果たして世界は科学技術の進歩によって問題解決をたどりつけるのであろうか?

ほぼ満員の会場からは、世界政治のガバナンス、アラブ世界や先進国都市のデモの意味合い、若者へのメッセ^-ジ、ソフトパワーについても質問が寄せられた。充実した内容で参加者に変貌する世界について鋭い思索の反省を迫る気迫が感じられた講演であった。

なお同氏は日仏会館のほか、TMF(フランコフォニー)、早稲田大学(人権問題)、明治大学(フランコフォニー)でも講演を行った。

講演後、懇親会カクテルがケベック州政府からの提供で行われ、参加者の間の会話がさらに進んだ。

報告:瀬藤澄彦

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    講演するロワ氏

  • 熱心に聞き入る参加者

    熱心に聞き入る参加者

  • 質問する駐日モーリタニア・ンガム大使

    質問する駐日モーリタニア・ンガム大使

  • モーリタニア大使公邸

    モーリタニア大使公邸

 

【イベント概要】

今回の講演会は、世界フランス語圏機構第二代事務総長、元カナダ・ケベック州駐仏代表、モントリオール高級日刊紙Le Devoir元論説主幹で、作家・ジャーナリストのM.Jean-Louis Royを講師にお迎えします。新興諸国の台頭を中心とした世界政治経済地図の地殻的変動が日に日に速度を上げて進行しています。日本でもこれを論評した講 演や記事・著作は枚挙にいとまがありませんが、北米大陸のフランス語圏の中心であるケベック州の外交官としてフランスに駐在し、北米人だけでなく欧州人の 感性も持つ講師の目に、2020年の世界がどのように予測されるかをお話し頂きます。

日時 2011年11月29日(火)
18:30~20:00 講演会
場所 日仏会館ホール
講師 M.Jean-Louis ROY
世界フランス語圏機構第二代事務総長*、元ケベック州駐仏代表、元le devoir論説主幹、作家 *同機構事務局はパリに置かれています
使用言語 仏語(仏日通訳付き)
会費 無料
お申込み締切 2011年11月29(火)の当日まで登録できます。
※要事前参加登録
お問い合わせ先 ご不明な点がございましたら、下記メールアドレスまでお問い合わせください。
bonjour@parisclub.gr.jp

講演会「G20の総括と議長国フランスの立場ー今後の経済展望」

日仏経済交流会(パリクラブ) 主催
日仏会館、在日フランス商工会議所、日仏経営学会 共催

【ご報告】

『ギリシャ債務問題で揺れたカンヌG20』

南仏の世界的保養都市カンヌには似合わない大雨のなか開催されたG20 首脳会議。ギリシャ債務処理にからむ国民投票実施案ショックに翻弄された印象の深かったG20カンヌ首脳会議。在日フランス大使館経済部担当のジャン・ブ ラン・リスレール公使の講演を拝聴すれば、会議の目的も結果も、もっとバラエティに富み、内容も深いものであったことがよく理解される。カンヌG20のロ ゴ・マークも3色トリコロールのエッフェル塔がおしゃれに感じられるパワーポイント17枚によって要領のよい説明がなされた。約60人の参加者も満足の様子であった。

カンヌG20会合の目的は2008 ~9年のサミットからの4つの懸案事項、①世界経済不均衡、②金融規制、③国際通貨制度改革、④一次産品価格安定について明示的な解決策を示すことであっ た。ユーロ圏の債務問題が重要な議題となったことは記憶になお新しい。講演参加者からは、欧州中央銀行の国債購入の継続可能性、米国の格付け会社の位置づ け、G20の連帯と団結力、原発・エネルギー問題とG20の関係などについて鋭い質問があり、参加者の関心の高さを示していた。今後、2012年の1月、 2月のG20財務相会合、6月の議長国メキシコによるサミット開催の采配振りが注目される。2013年はロシア、2014年はオーストラリア、2015年 はトルコがそれぞれ議長国を担うことが決定している。

瀬藤澄彦

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  •  カンヌ映画祭の会場で有名なパレ・デ・フェスティバルの玄関口のカンヌG20ロゴマーク *カンヌ市役所提供

    カンヌ映画祭の会場で有名なパレ・デ・フェスティバルの玄関口のカンヌG20ロゴマーク *カンヌ市役所提供

 

【イベント概要】

パリクラブ(日仏経済交流会)は日仏会館、在日フランス商工会議所、日仏経営学会の共催を得て来る11月22日(火)にフロランス・ジャンブラン=リスレール在日フランス大使館経済公使をお招きして講演会を開催いたします。概要は以下のとおりです。
皆さまのご参加をお待ちしております。

日時 2011年11月22日(火)
18:30~20:30
会場 日仏会館1階ホール
講師

フロランス・ジャンブラン・リスレール公使

78年パリ政治学院(シアンスポ)卒業、80年米国・コロンビア大学卒業、84年国立行政大学校(ENA)卒業、92年パリ・ベルシー経済財政産業省・国 際経済関係局(DREE)多国間関係部・サービス貿易課長、95年在東京・フランス大使館経済部次長、99年在米国ワシントン・フランス大使館経済部次 長、2001年ブラッセルで欧州連合・フランス代表部公使、2006年カナダ・オタワのフランス大使館公使、2009年パリの経済財政産業省・財務総局・ 国際財務局長審議官など歴任、2012年8月東京のフランス大使館経済部公使に着任。

使用言語 仏語(仏日通訳付き)
会費 講演会:無料
懇親会:3000円(階上のレストラン「エスパス」にて)
お申込み締切 2011年11月22日(火)当日でもまだお席がございます。