イベントカレンダー

【開催済】イベント講演会『難民とシェンゲン協定』~統合欧州の将来へのインパクトとフランスの役割?

記録的な難民の流入は多くの難問と課題を欧州に投げかけている。果たして労働力人口の増加につながり経済成長に寄与するのか。シェンゲン協定による労働力の自由移動が難民流入阻止によって保証されなくなれば欧州統合は後退するのか 難民の中東アフリカからの難民はいつまで続くのか。EUとトルコ、ギリシャとの難民取り扱い協定は功を奏するか。受入れ国ドイツ、難民流入国ギリシャやイタリア、逡巡するフランスや英国、反難民の中東欧、そのポジションの違いはどう収斂するのか。テロとの関係はどうか。このほどルクセンブルクのシンポジウムで講演したフランス人国際関係専門家のクリストフ・デアージュ氏に現場欧州の議論をご披露していただくことにした。

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【レポート】第63回Rendez-vous Franco-Japonais

第63回Rendez-vous Franco-Japonais

ヴァイオリンの巨匠ジェラール・プーレ氏のヴァイオリンの夕べ

4月25日に八芳園で開催された第23回定時総会。年度を締める大きなイベントの後に用意されていたのは、世界で活躍している偉大なヴァイオリニストであるジェラール・プーレ氏の演奏会。そしてDUOを組むのは、新進気鋭のヴァイオリニストである清水公望(くみ)さん。76歳を超えて世界で活躍するプーレ氏と若きヴァイオリニストとの共演。

同コンサートには在日フランス大使館よりムルルヴァ経済公使、ケベック州政府在日事務所よりドロンジエ代表、在日チュニジア大使館よりエルーミ一等参事官にもご臨席いただきました。

モデレータを務めるのはプーレ氏のコンサートをしばしばプロデュースしている金子文子さん。彼女が曲を紹介しつつ、それに応えるような形でプーレ氏の演奏が始まりました。

今回のコンサートのプログラムでは、バルトークとプロコフィエフの楽曲を演奏しました。

金子様が曲について紹介するとプーレ氏もアドリブとウイットに富んだユーモアと共に深い解説を重ねてきます。演奏はもちろんですが、二人の共演もとても楽しく、楽曲を深く理解する上で興味深いものとなりました。

会場は、あっという間にプーレ氏と清水さんの演奏に引き込まれていきます。目の前で演奏されている奇跡のような調べに会場からはため息が漏れるほどでした。

コンサートプログラム

  • プロコフィエフ:2つのヴァイオリンの為のソナタ 作品56より第3.4楽章
  • オネゲル:無伴奏ソナタより第1楽章 (清水さん独奏)
  • バルトーク:2つのヴァイオリンの為の44の二重奏曲より
    第32,35,36,37,39,40,42,43,44番
  • J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第3番 BWV 1006よりプレリュード (プーレ氏独奏)
  • WieniawskiのEtudes-Caprices Op.18よりNo.1,No.2
演奏の合間にやりとりされる、プーレ氏と金子さんの曲に関する会話も絶妙。これを聞くことで演奏曲への理解が深まります。

演奏の合間にやりとりされる、プーレ氏と金子さんの曲に関する会話も絶妙。これを聞くことで演奏曲への理解が深まります。

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【開催済】第63回Rendez-vous Franco-Japonaisのご案内

総会後は日本でも活躍中の世界的ヴァイオリンの巨匠、ジェラール・プーレ(Gérard Poulet)氏をお招きして演奏会を予定しています。
プーレ氏とDUOを組まれるのは、新進のヴァイオリニスト 清水公望(くみ)さんです。
本格的なヴァイオリンの夕べをお楽しみください。

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【開催済】「総会案内」第23回定時総会のご案内

拝啓 花咲く季節、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

来る4月25日(月)18時から八芳園で下記要領により、会則第13条に基づく第23回定時会員総会を開催し、2015年度の会計および会務全般について付議します。各位のご参集をお願いします。

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【レポート】輝く会 第3回「輝く女性とフレンチバロック・オペラ」

目の前で繰り広げられる「フレンチバロック・オペラ」

4月16日に開催された「輝く会」の3回目のテーマは「フレンチバロック・オペラ」です。
パリクラブ会員の錦織舞さんが主催するジョイ・バレエストゥーディオにて、フレンチバロックを代表する音楽家ジャン=フィリップ・ラモー作曲のオペラ『プラテ』より演目を抜粋し上演いただきました。ジョイ・バレエストゥーディオはフレンチバロック・オペラの全幕上演を行っている日本唯一の団体です。

上演に先立ち、いつもお集まりいただく会員の方や、最近入会された女性会員様、またジョイ・バレエで学ぶちびっこバレエダンサー達で立ち見が出る盛況の中、藤本常任理事より「フレンチバロック・オペラ」の成り立ちについて説明がありました。

フレンチバロック・オペラについて藤本常任理事から説明いただきました

フレンチバロック・オペラについて藤本常任理事から説明いただきました

バロック音楽は16世紀から17世紀初頭のバロック時代にイタリアで発祥し、フランスで独自の発展を遂げフレンチバロックになりました。そこにフランス宮廷で人気のあったバレエと歌の要素が加わり融合し、「フレンチバロック・オペラ」が誕生します。芸術を好んだ太陽王ルイ14世も、その成立に大きく関係したとされています。
ジャン=フィリップ・ラモーはフレンチバロックを代表する作曲家で、今回上演いただく『プラテ』をはじめ多くの歌劇を作曲し、現在まで高く評価されています。

さていよいよ上演開始です。

ジョイ・バレエストゥーディオ『プラテ…ジュノンの嫉妬』全幕公演のお知らせ
2016年5月7日(土) 開場17:30 開演18:00
練馬文化センター 大ホール (西武池袋線・都営大江戸線 練馬駅前)
※フランス語上演 字幕付き
【チケット問い合わせ】
 ジョイ・バレエストゥーディオ
 WEB http://joy-ballet-studio.com
 TEL/FAX 03-3950-5039
 チケットぴあ TEL 0570-02-9999 [Pコード281-751]

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【開催済】輝く会 第3回「輝く女性とフレンチバロック・オペラ」

2016年4月16日(土)

錦織舞さん

錦織舞さん

女性がますます輝く時代に向けて、2016年よりスタートした「輝く会」の第三回目は、パリクラブ会員でもある錦織舞さんによる、フレンチバロック・オペラのご紹介となります。
錦織さんは豊島区他2か所にスタジオを持つジョイ・バレエストゥーディオで活躍されているプリマ兼バレエ指導者。オペラをバレエ化した作品「メリー・ウィドウ」「魔笛」「愛の妙薬」「ホフマン物語」等でメインロールを踊り、演技力に定評があります。

オペラと言えば、社交界で華やぐ女性たちに欠かすことのできないたしなみですが、バロック時代にヴェルサイユ宮殿で王侯貴族たちに愛されたのが、今回の上演作品です。
2016年5月7日土曜日に、練馬文化センター大ホールで上演される「プラテ・・・ジュノンの嫉妬」から、本番と同じキャストで舞台の内容の一部をご披露いただいた後、フレンチバロック・オペラの魅力を解説していただきます。

「プラテ・・・ジュノンの嫉妬」の舞台から

「プラテ・・・ジュノンの嫉妬」の舞台から

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