
今回のセミナーのテーマはフランスのAOC(原産地呼称制度)を学ぶ会。1935年7月30日に制定されたこの制度は、実に80周年を迎えフランスワインの品質、そして誇りを守ってきたと言えます。長いワインの歴史の中で、なぜこのような制度が生まれたのか? そして、どのようなシステムが構築されているのか? 明治学院大学で教鞭を取り、ワイン法/EU法を専門とし、「はじめてのワイン法」の著者でもある蛯原健介先生が登壇。歴史と背景からワイン法の詳しい解説までわかりやすく説明していただきました。
Bonjour !
初冬の候 皆様方におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。2015年も残すところ、あと数週間ですが、年内2つのイベントのお知らせを再度させていただきます。
12月12日にFrance Alumni,パリクラブ、仏検1級合格者の会が合同で広尾のフレンチレストランにて交流会を開催します。
この昼食会ですが、フランス留学経験者ネットワークFrence Alumniが中心になって行う、フランコフォン及びフランコフィルの方々のための交流会です。
今回一同に会する方々が皆様フランスに縁のある方々ばかりです。普段なかなか会う機会のない方々とお話をするいい機会ですので、共通点である「フランス」をきっかけにグラスを傾けながらご歓談していただければと思います。今回はパリクラブ会員限定で先着10名とさせていただきます。出来ればフランス留学経験かフランス語を仕事で活用されている方の参加を希望します。参加受付された方には12月7日までにご連絡申し上げます。
※ このページからのお申込みはパリクラブ会員のみが可能です。ご了承いただきますようお願い申し上げます。


ルディエさんにより開会の挨拶。
次に、ALFIの遠藤純也会長より、「英語さえ出来れば、ビジネスの場では問題がない、と言われる中で、もう一度フランス語の復権も考えたいですし、言語は文化なので、そういう思いも伝えていきたい」と挨拶しました。
さらに、パリクラブの瀬籐澄彦会長もフランス語で挨拶を始めました。が、「ここからは日本語で」と会場の笑いを誘い「日本とフランスは長く経済でも文化でも交流がありました。アジア諸国の台頭などもあり、英語以外では中国語の重要性を強く問いかける向きもありますが、言語はビジネスの場だけのものではありません。今後とも、経済面文化面での交流を深めていきたいですね。そのためにも、みなさんとこうやって交流する場があるのはうれしいです」と結びました。
そして最後のスピーカーとして同会の宮原英男氏が登場。「今後、アフリカ諸国が世界経済にデビューしてくるでしょう。そうなると、またフランス語が注目されるはずです。言葉で経済と文化を理解して交流を深めていきましょう」との言葉の後に、会場全体で乾杯。交流会が始まりました。

フランス語半分、日本語半分の挨拶が続き、さて、開宴です