個人の経験をそれぞれ生かして

日頃語られないフランスの田舎町もいいですと村田龍介さん

どんどん自分から国内でも現地でもフランス人に話しかけた林聡宏さん
その方法は、カフェやビストロなどで、フランス語を話す人にどんどん話しかけることだったと言います。同様のことは日本でもやっていたとか。「もちろん、すべての人が愛想よくアジア人につきあってくれるわけではありません。でも、拒絶されたからといっていちいち落ち込むことはやめましたね。差別的発言や思考として、西洋人はアジア人を『サル』と感じる、と言うことは知っていたので、それを逆手にとってサルを自称して、自虐することで仲良くなったこともあります。言葉は聞くことも大切ですけど、反対意見を主張することで覚える会話もあります。これは教科書には絶対に載っていない言葉ですからね」という林さん。ケンカにもなったと言いますが、それでもやっぱりフランスが大好きなのです。
それぞれの体験、それぞれの思いでフランスに接し、フランス語を学び、そして日本で交流を深め、また、日仏間に何らかの影響を与えていくことになるのでしょう。バラエティに富んだ参加者の意見に、そんな風景が浮かびました。

まさに立錐の余地がないといった会場。どこをみても笑顔笑顔
これからのつながりのスタートとなった交流会
15時。まだまだ盛り上がり続ける交流会ですが、そろそろ閉会。ファビアン・ルディエさんにより、抽選会が行われ、おふたりの方が当選!シャンパンがプレゼントされました。
ここで交流会は終了しましたが、どうやら参加者の多くは、誘い合って次の会に向かったようです。交流会で終わるのではなく、交流会で始まる……。そんな光景が見られたイベントでした。

閉会前前にはプレゼントの抽選会! ふたりが当選、おめでとうございます。