さる、2019年2月8日、バレンタインの迫る冬の夜にパリクラブ恒例の才村由美子シェフのセミナーを開催いたしました。
これまでのセミナーでは、才村シェフがテーマに沿ったショコラを目の前で作り、その創作について才村シェフからお話を伺うという講演形式でした。今回は、そのシェフに腕をふるっていただき、アペリティフを用意していただくという趣向。星付きレストランで料理人だった才村シェフの創り出すお料理が楽しめるということだけあって、多くの方に集まっていただきました。
才村シェフによるアペリティフの数々。こちらをシャンパーニュ テタンジェで楽しめるというスペシャルな夕べ。
会場に入ると大きなテーブルには、すでに何種類ものアペリティフが用意されており、華やいだ雰囲気。このお料理達に合わせるのは、サッポロビール様よりご提供いただいたシャンパーニュ テタンジェ。ピエモンテにあるシェフのピッコラ パスティッチェリアの10周年を祝うに相応しいシャンパーニュです。
こちらがシャンパーニュ テタンジェ。
乾杯とともに、今宵限りの素敵な料理の祭典が始まります
どれからいただかこうか、迷ってしまう品数です。
会場の中央テーブルには、すでに才村シェフが仕込んだ色とりどりのアペリティフがずらり。今回のメニューは、全10品を作っていただきました。
しかも、会場はオープンキッチンになっていて眼の前で才村シェフが調理する姿を見ることができます。美しい、そしてこだわりぬいた新鮮な食材が、素晴らしい料理に仕上がっていく様子を参加者の皆さんは楽しんで見ていらっしゃいました。
乾杯の後は、各々が才村シェフの料理の味を楽しむフリータイム。スクリーンには、イタリアで撮影されたピッコラ パスティッチェリアのお店の様子などが投影されて会場を盛り上げました。
当日のメニュー
・フルディテ
・チャルダ ディ ポレンタ
・ゴルゴンゾーラ ノーチェ
・フラン ディ パルミジャーノ
・ウォーヴォ トンナート コン カビアーレ
・パスタ ブリセ サルサ タルタル ガンベリ
・ポネ
・パンナコッタ エ フラーゴラ
・パルミジャーノ レッジャーノ
・タラーリ オリーヴェ
お料理の中に使われているクルミや赤ピーマンはピエモンテから持ってきたというもの。才村シェフと一緒にお店をやっているアンジェリーナさんの手作りも加わったここだけの料理が並びました。
華やいだ雰囲気の中で食事を楽しんでいると、ポネとパンナコッタ エ フラーゴラの二品のドルチェが用意されていました。眼の前で才村シェフが仕上げたものをいただけるのは、会場にいらっしゃった人だけの楽しみでしょう。
さて、会場にいらっしゃった皆さんから今回のイベントのお話をうかがいます。最初は、サッポロビール北河様。お料理に合わせてシャンパーニュ テタンジェを用意していただきました。このシャンパーニュを合わせた理由などをうかがいます。
「今回ご用意させていただいたシャンパーニュは、テタンジェの中でもベーシックなものを用意しました。シャルドネを使っていいて、繊細でエレガントな雰囲気の味わいは、女性から人気を集めています。また、おめでたい時、華やいだ時に飲んでいただきたいこともあり、今回の才村シェフのイベントにぴったりではないかと思いました」
サッポロビール北河様
では、次にご夫婦でいらっしゃっていた加山様。奥様が才村シェフのInstagramを見て今回のイベントを知ったそうです。
「ショコラは大好きで今年はサロン・デュ・ショコラで才村シェフのショコラを買うことができました。毎年バレンタインの時期になると20種類くらいは買ってしまうので、今も冷蔵庫はショコラがたくさん入っています」と奥様。「シャンパーニュに合う料理がたくさんあって、クルミを使ったものが気に入りました。ドルチェも甘さがナチュラルな甘さで、素材の味わいが楽しめて美味しかったです」
加山ご夫婦
そして、神戸からいらっしゃった西山様。神戸にはたくさんの美味しいスィーツがありますが、今回のお味には感動もひとしおだったそう。
「前回の輝く会の『孫だから語れる渋沢栄一の秘話』に参加させていただき、そこに来ている方も素敵でコンテンツも充実していて、次回もぜひ参加したいと思って来ました。神戸には美味しいスィーツがありますが、才村シェフのお料理とショコラを食べて感動いたしました。輝く会のコンテンツは毎回最上級のものだと思います」
西山様
そして、香取様はなんとこのためにフランスからいらしていただいたそう。
「フランスでガストロノミー関連の仕事をしているのですが、ワールドチャンピオンショコラティエールのお料理を食べられると聞き楽しみにうかがいました。まさか目の前で実演していただけるとは思わなかったので、びっくりです。さすが、金賞のショコラです」
香取さま
そして、今回のイベントの会場などを手配していただいた国村様。ご自身も料理好きで、料理の腕をふるっているそうです。
「料理が趣味なのですが、料理の味わいはもちろん感動ものですが、このオープンキッチンで20人分の料理を作って同時にサーブするというのはプロフェッショナルとしての計算と腕があってこそだと感じました。今回のイベントでは、直前までどんな食材がイタリアから来るかわからなかったらしく、それでも料理を創っていくアイデアと引き出しの多さを目の当たりにしました」
最後は、才村シェフに今回のイベントの感想をインタビューしました。特に今回はアペリティフをご用意していただきましたが、どんなコンセプトがあったのでしょう?
「シャンパーニュを準備していただけるとのことだったので、それならアペリティフが良いだろうと思い準備したのですが、食材が決まらずメニューを考えたのは前々日でした。でも、目の前の近い距離で喜んでいただく姿を見ることができてうれしかったです」
と才村シェフ。来年のバレンタインシーズンに、またきっとお会いできることでしょう。その時には、どんな新しい味が才村シェフの手から創られているのか本当に楽しみです。
才村シェフを囲んでスタッフ一同で記念写真。本当においしいアペリティフとスィーツをありがとうございました。