日仏経済交流会(パリクラブ)、日仏会館、在日フランス商工会議所(CCIFJ)共催
2006 年秋に群馬県の旧富岡製糸場は世界文化遺産への登録申請を行いました。1872年完成の日本で始めての近代製糸工場で、貴重な工業文化建造物として当時の 外観を今に留めています。立地選定から操業細部に至るまで仏人技師Paul Brunatを筆頭とする仏国からの技術協力の賜物でありました。2008年は日仏修好条約150周年の年であり、本件を民間ベースでの150周年記念行 事と位置づけております。主催者側及び富岡市長より、日仏関係のなかでの富岡製糸場の意義につき種々のスピーチがあり、日仏関係150周年記念行事として の盛り上がりを見せました。東京都心からのバスツアーで、帰路、日仏関係の功労者である渋沢栄一氏の記念館や生家へも訪問しました。
日仏150周年を盛り上げると共に、富岡製糸場の世界文化遺産登録を少しでも後押しできればと思います。
日時 | 2008年3月1日(土)8:00~18:45 |
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スケジュール | 08:00 集合(新宿駅西口) 08:15 大型バスで出発 11:00~14:30 富岡製糸場見学 及び 昼食レセプション 15:20~16:00 渋沢栄一生家見学(埼玉県深谷市) 18:45頃 帰着・解散(新宿駅西口) |
■ご報告
富岡製糸場見学/渋沢栄一生家訪問
- 朝8時に新宿西口に集合、総勢85名で大型バス2台で8時半前に出発しました。
- 日仏会館グループとパリクラブグループに分かれた形ですが、パリクラブバスの方に仏人の大部分が参加(約15名)、富岡製糸場PRビデオ上映後ポラック氏による詳細解説あり(一人で日仏語解説〉で、あっという間に富岡に到着しました。
- 午前11時頃から約1時間、ボランティア解説員の熱演ガイド付きで旧工場を見学しました。最近富岡の知名度が上がり訪問客が増えているこ とと、天気にもめぐまれた土曜日ということもあって、かなりの人出でした。そのせいで一部建物内部の訪問が出来なくなったのは残念でした。
- 12時過ぎからは、最寄のホテルで昼食レセプションが行われました。現地参加メンバー6名と富岡市長以下5名も加わり、100名近いにぎやかなレセプションでした。
主催者側及び富岡市長より、日仏関係のなかでの富岡製糸場の意義につき種々のスピーチがあり、日仏関係150周年記念行事としての盛り上がりを見せました。富岡製糸場の世界遺産登録を願って、お開きとなりました。 - レセプション後、午後3時頃に深谷市の渋沢栄一記念館を訪問しました。館長さんの熱演ガイドで約1時間弱。その後生家(実際は妹の家)を訪問して、帰途渋滞も無く午後6時過ぎには新宿に帰着しました。
- ワインの持込をしたり、各自の参加費をかなり低く抑えましたので、赤字となっていますが、予算想定の範囲内であることを最後にご報告いたします。
以上