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【レポート】第26回輝く会 「オシャレなフランスビール・ペアリング・ナイト」

2019年7月19日金曜日の夜に開催されました「第26回輝く会オシャレなフランスビール・ペアリングナイト」にご参加、ご協力いただきました皆様ありがとうございました。
今回フランスビール協賛しました、F.B.JAPON志保から報告させていただきます。
会場はルヴェソンヴェール本郷、当初定員30名の予定が40名に達する盛況な会となりました。

フレンチコース5品に対し、一皿一皿それぞれに相性の良いフランスビールを組み合わせ、ペアリングを楽しんでいただきました。
ビールはフランスから輸入が始まったばかりの「モンモリヨン」。
事前にルヴェソンヴェール本郷の山口シェフにご試飲いただき、イベントのためにビールにあう料理を考案してもらったこともあり、相性は抜群でしたね。

ルヴェソンヴェール本郷の山口シェフ

ルヴェソンヴェール本郷の山口シェフ

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さて当日の様子を。
パリクラブ森副会長の開会挨拶の後、最初のビールIPAでの乾杯は瀬藤前会長のご発声で。
一品目のお料理「サーモンの瞬間燻製 ベーコン&茸のマリネ 燻製ジャガイモのピュレ サワークリーム マイクロリーフのサラダ」
ビールもお料理もどちらも香りが印象的でしたね。

二品目は「仔豚のテットドコション アオリイカとズッキーニ キャベツのシュークルート風プレゼ」
ビールは甘味が少なく爽やかな香りのブロンシュ。

三品目は「魚のポワレ アサリと枝豆の自家製ヌイユ アンショワイヤード&レモングラス風味の浅利エキューム」
ビールは軽やかで飲みやすいスルーティーなブロンドとアンバーの2種類。
ひとつのお料理に対してビールを2種類ご用意し、一つとは限らない、ペアリングの組み合わせで多角的な味のふくらみとビールの可能性を楽しんでいただきました。

四品目は「羊背肉のノワゼット ピマンデスペレットにクルストを乗せて チョリソー風味のピペラード グリーンアスパラのグリエ」
ビールは麦芽風味の余韻が心地よい上品なアンバー。

五品目はデザート「バジルとフランボワーズ風味のタルトショコラ バニラのアイスクリーム」
ビールは2種類。普段日本でなじみのあるビールとは思えない黒色をしたポーターとブロンシュ。
チョコレートやコーヒーのような芳醇な香りが感じられる黒ビールと爽やかな白ビールです。

さらにお料理とビールだけでなく、ビール醸造のストーリー、ペアリングの楽しみ方、ビールの魅力など、ゲストスピーカーの話に耳を傾けながら、と盛りだくさんの内容に。
登壇者は日本ビアジャーナリスト協会副代表 野田幾子さん、ビールに関する幅広い分野の文筆家である長谷川小次郎さん、元カルティエ社長で現在はモンモリヨンのコンサルタントを行う(株)BCILベルナール・サンドロンさん、フランスビール輸入を手掛けるF.B.JAPON石川です。

日本ビアジャーナリスト協会副代表の野田幾子さん

日本ビアジャーナリスト協会副代表の野田幾子さん


文筆家の長谷川小次郎さん

文筆家の長谷川小次郎さん


(株)BCILのベルナール・サンドロンさん

(株)BCILのベルナール・サンドロンさん


F.B.JAPONの石川誠さん

F.B.JAPON 石川

参加者の方からは、「今までフレンチにはワインしか合わせたことがなかったが味わいの深いビールとの相性もとてもよく知ることができて良かった」「こんなに美味しいビールがあるなんて知らなかった」「ビールというとはしゃぎながら居酒屋で飲んでいるイメージがあったが、ワイングラスでオシャレに飲めるのが意外だった」「もっと真面目な厳かな雰囲気の会かと思ったら登壇者も気さくな雰囲気で話してくれて、楽しめた」と感想をいただきました。

今回ご参加いただけなかった皆様もぜひ次の機会にお越しくださいませ。
これから暑い日が続きます、ぜひフランスビールを涼みのお供にご検討くださいませ。

【開催済】第26回輝く会 「オシャレなフランスビール・ペアリング・ナイト」

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夏といえばビールが美味しい季節!!
パリクラブ輝く会では日本に初めて入荷したとてもオシャレなフランスビールをワインのように本格的に味わう会を企画しました。
ご提案くださったのはパリクラブ会員の志保あかねさん。彼女はフランスからビエール・アルティザナル(クラフトビール)を輸入するF.B.JAPONに勤務され日本での普及に取り組んでいます。この度、ファッションビジネス界で著名なBCILjaponのベルナール・サンドロン代表が日本に上陸させたモンモリヨン・ブランドのオーガニックビールを是非プロモーションしたいということで輝く会がそれぞれのビールにぴったりと合った美味しいフランス料理とのマリアージュを企画させていただきました。

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  • モンモリヨン・ブランシュ 甘味が少なく爽やかな香りの小麦ビール
  • モンモリヨン・ブロンド 軽やかで飲みやすいフルーティーなエール
  • モンモリヨン・アンバー 麦芽風味の余韻が心地よい上品なアンバーエール
  • モンモリヨン IPA 穏やかな柑橘系でありながらパンチの効いたインディア・ペール・エール
  • モンモリヨン・ポーター チョコレートやコーヒーのような芳醇な香りが感じられる黒ビール

BCILjapon 代表 ベルナール・サンドロン氏

BCILjapon ベルナール・サンドロン代表

しかもそれぞれのビールに合ったお料理をルヴェソンベール本郷の山口シェフが考案してくださいます。
ワインとフランス料理ではなく、あえてビールとフランス料理フルコースのペアリングに挑戦してみました。
そしてベルナール・サンドロン氏が直々にそれぞれの味の楽しみ方を流暢な日本語で解説くださいます。

NEWS
日本のビール界の第一人者で国際的なビール審査会に審査員として世界から引っ張りだこの長谷川小二郎氏がなんとゲスト出演くださることになりました。あなたのビールに対する認識が大きく変わるかもしれません!!

長谷川小二郎

記者・編集者・英日翻訳者。2012年から『Japan Beer Times』上級記者としてなどビールに関する取材・執筆活動を開始。2008年から、米ワールドビアカップ(WBC)、オーストラリアンインターナショナルビアアワード(AIBA)、独ヨーロピアンビアスター(EBC)、日インターナショナルビアカップ、英ワールドビアアワーズ(WBA)など、国際的なビール審査会に審査員として参画。2013年からビールと料理の組み合わせのプロであるビアコーディネイター、2018年からビアコーディネイターセミナー講師。マリアージュの面白さを味わえるワークショップは80回以上開催。また同年からは日本ベルギービール・プロフェッショナル協会の講師として、ベルギービールの面白さを伝える講座を担当。2019年は日本語版監修・翻訳を手掛けた『クラフトビールフォアザピープル ブリュードッグ流あたらしいビールの教科書』が1月25日に、執筆と翻訳を手掛けた『今飲むべき最高のクラフトビール100』が5月27日に発売。他に訳書『日本のクラフトビールのすべて』、監修書『世界のビール図鑑』など。

ただいま、ルヴェソンベール本郷の山口シェフが5種類のビールとのペアリング料理を創作中!どんなお料理が生まれるかご期待ください。

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