イベントレポート 『アフリカと日本、映画文化をめぐって-ブルキナファソとアフリカ映画祭を中心に』

映画の都は今やアフリカ!?

前会長の久米五郎太さん

「日仏にとってアフリカは重要」と開会の挨拶をする前会長の久米五郎太さん。

映画祭というと、毎年5月に開催されるカンヌ国際映画祭を真っ先に思い浮かべる方も多いことでしょう。実はアフリカのブルキナファソでも大規模な映画祭が開催されているのですが、このことはあまり一般には知られていません。また、ナイジェリアでは、年間2000本もの映画が製作され、映画の都は今や、ハリウッドでもなくインドでもなくアフリカへと移りつつあります。そんなアフリカの映画界やアフリカの今について、より多くの方々に知っていただきたいと、パリクラブでは9月27日に日仏会館において講演会「アフリカと日本、映画と文化をめぐって-ブルキナファソとアフリカ映画祭を中心に」を開催いたしました。今回のイベントは、TMF(日仏メディア交流協会)、公益財団法人 日仏会館、在日フランス商工会議所にご共催頂き、一般社団法人 アフリカ協会のご後援を頂きました。

講演会の冒頭、前会長の久米五郎太さんが「今年の6月に横浜で第5回アフリカ開発会議が開催され、アフリカへの経済的期待が大変高まっています。オランド大統領が来日された際も、日仏の協力分野としてアフリカが重要であると合意されました。私たちももっとアフリカへの関心を高めましょう」と開催の主旨を説明、本講演へと進みました。