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【開催済】日仏エコノミスト・フォーラム講演討論会 ご案内 「選挙後の仏英の政治経済情勢,及び欧州連合の新体制と英国」
2024年11月16日 – 2:00 PM
場所:日仏会館501会議室
講師:上原良子 フェリス女学院大学教授
【レポート】第53回パリクラブ輝く会 ディナーセミナー「キュイジーヌ・ア・ロー(水の料理)日本食材をフランス料理にどう活かすか」 ─ 地球環境に配慮した食とは? ─
2024年11月13日 – 9:00 PM
去る11月13日、パリクラブ輝く会は今年6月に東京・飯田橋の東京日仏学院の一階にオープンした「ロワゾー・ドゥ ・フランス」にて「キュイジーヌ・ア・ロー(水の料理)地球環境に配慮した食とは?」をテーマに第53回目のイベントを開催し約60名のご参加をいただきました。
神戸北野ホテル総支配人・総料理長で「ロワゾー・ドゥ ・フランス」の代表も務める山口浩シェフ、フランス在住のフードコーディネーター&ジャーナリストの香取夏野さん、神戸にて女性パワーを活かした革新的な事業を展開している西山志保里さん(パリクラブ理事・輝く会実行委員)の3人によるトークイベントの後、「ロワゾー・ドゥ ・フランス」のスペシャリテをワインのペアリングと共に楽しみました。
山口シェフと共同で神戸市のプロジェクトに取り組んでいる西山志保里さんから食で神戸市を活性化する活動の一環としてJR元町高架下で展開される新事業のプレゼンテーションがありました。
また山口シェフからは「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し持続可能な形で利用する」ことを目的としたサスティナブル・シーフード活動についてお話いただきました。
その後、在仏の香取夏野さんからは日本酒がいかにフランスで普及しているか、日本食材がフランス料理に溶け込んでいるか、現状をレポートいただきました。
プレゼン内容にご興味のある方は動画にて収録しておりますので、下記をご参照ください。
撮影:表ロビー純平さん
トークイベントの後は、今回ご協力いただいたESSEC Alumni Japan (フランスのグランゼコールでビジネススクールとして定評のあるESSECのOB会・香取夏野さんの出身校)のロラン・ヴォルフ会長より乾杯のご挨拶をいただき、食事会がスタート。参加者の皆様には下記のメニューで楽しいひと時をお過ごしいただきました。
メニュー

アミューズ・ブッシュ Amuse-bouche

前菜 – ポーチドエッグの赤ワインソース Œuf en meurette – ペアリング vin rouge Gamay Brouilly 2020

メインディッシュ – 鶏肉のヴァン・ジョーヌ風味 Poulet au vin jaune – ペアリング vin blanc Rully Les mazières 2021

デザート – モンブラン、カシスとマロンクリーム添え Montblanc au cassis et crème de marron – 食後のコーヒー Café
食事の間に西山さんが再びマイクをとり、山口シェフから阪神淡路大震災ですべてを失ったマイナスからの再出発、その後の成功、神戸での活動に加え東京で「ロワゾー・ドゥ ・フランス」を開業することになったロワゾー・ファミリーとの絆のエピソードなどをお聞きしました。
ベルナール・ロワゾー氏が考案した「キュイジーヌ・ア・ロー(水の料理)」とは理論的・科学的に素材の味そのものを引き出すことに重点を置いた料理法であることもご説明いただきました。
お料理の一品一品にそのエスプリが受け継がれ、デザートのモンブランにはベルナール・ロワゾー氏の故郷の名産、カシスが使われていたことも印象的でした。
撮影協力:鏡 晋吾さん
輝く会実行委員会 担当:森由美子、西山志保里、岩間初音
【開催済】第53回パリクラブ輝く会 ディナーセミナー「キュイジーヌ・ア・ロー(水の料理)日本食材をフランス料理にどう活かすか」 ─ 地球環境に配慮した食とは? ─
2024年11月13日 – 6:00 PM
輝く会ではこの度、東京・神戸・パリを「食」で結ぶイベントを開催いたします。
会場は神戸北野ホテル 山口浩総支配人・総料理長が代表に就任し、今年6月、東京・飯田橋のフランス文化の拠点 東京日仏学院の一階にオープンした今、最も注目を浴びている「ロワゾー・ドゥ ・フランス」。
「ロワゾー・ドゥ ・フランス」の開業はメディアでも多く取り上げられましたが、山口シェフのお話を直接お聞きできるのはこのイベントが初めてです。
山口シェフとベルナール・ロワゾー氏との運命的な出会い、そしてロワゾー・シェフの理論的で科学的なフランス料理を日本で伝える第一人者としてのこれまでの活動を振り返り、東京に「ロワゾー・ドゥ・フランス」を開業した抱負と今後の展開についてお話いただきます。さらに神戸の豊かな海と海洋資源を守り、持続可能な利用促進を図るため、神戸市と神戸市漁業協同組合と共にSDGsの「持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し持続可能な形で利用する」ことを目的としたサスティナブル・シーフード活動に力を入れられている最近の活動から神戸の食材と海外をどうつないでいくかについてもお話いただきます。
さらにもうひとりご登壇いただくのはフランス在住のフードコーディネーター&ジャーナリストの香取夏野さん。
フランスでの日本酒のプロモーションや日本食文化を伝える活動を通じ日本食材がいかにフランスで普及しているか、フランス料理に溶け込んでいるか、その現状と将来性についてお話いただきます。
司会は神戸にて女性パワーを活かした革新的な事業を展開している西山志保里(パリクラブ理事・輝く会実行委員)。神戸を国際的なガストロノミーの都市にするために様々なプロジェクトを立案し山口シェフのサスティナブル・シーフード活動にも一緒に取り組んでいます。
3人の息の合ったトークタイムの後は「ロワゾー・ドゥ ・フランス」のコース料理をご堪能いただきます。
是非この貴重な機会をご一緒いただきたく、ご案内いたします。
【開催済】昼食講演会「パリのエスプリ&ロンドン、ニューヨークの名門ホテルの歴史」
2024年11月9日 – 12:00 PM
これまで世界の多くのトップホテルを取材されている国際ホテルジャーナリスト 小原康裕氏にご登壇いただき、パリを中心に ロンドン、ニューヨークのラグジュアリーホテルの歴史やホスピタリティーの比較などについてご講演いただきます。お話を伺った後は、正統派フレンチレストラン≪L’ESSOR≫にて、講師を交えての昼食会です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
【レポート】第52回輝く会「ジュエリー業界のSDGs ラボダイヤの魅力とは?」
2024年9月16日 – 6:00 PM
輝く会では第52回「ジュエリー業界の SDGS ラボダイヤの魅力とは?」を、在日フランス商工会議所とトーメイダイヤ株式会社共催にて開催いたしました。
2024年9月16日、青山一丁目駅から直結のスタイリッシュな雰囲気が溢れるステラワークス レストラン&Barにて、2部構成で行われ、1部はセミナー形式、2部の懇親会ではジュエリーをイメージしたフィンガーフードをお楽しみいただくのと同時に実際のラボダイヤのルースや、ラボダイヤを取り入れたジュエリーの展示を行い、ラボダイヤの魅力を耳で聞いて理解し、目で見て楽しみ、懇親会で共に味わう会となりました。
第1部はトーメイダイヤ株式会社による合成ダイヤ素材メーカー視点で「ラボダイヤの解説」を同社代表取締役社長 石塚ひろ美さん(輝く会委員)よりWEBではなかなか出てこない情報を中心に説明が行われました。
ラボダイヤを作る技術は、天然ダイヤ・工業ダイヤモンド・宝飾用ダイヤモンドの各歴史の説明からスタートしました。
宝飾用ダイヤモンド、いわゆる私たちが「ラボダイヤ」と呼ぶダイヤモンドは、半導体業界や自動車業界に深く関わりがある工業用ダイヤの製造法の派生技術・用途展開として生まれ、工業用ダイヤモンドの歴史は天然ダイヤモンドが持つロマンティックさに憧れた世界中の人の想いから幕開けたそうです。
その後、合成ダイヤモンドを製造する方法を同社 宝飾部営業の有山菜生さんから説明いただきました。この製造方法は2面押しによる高温高圧法(HTHP法)から始まり、数十年で片手を超える製造方法が生み出されました。その多種に済製造方法の中で、ラボダイヤに適している六法押しによる高温高圧法(HPHT)とCVD法の2種類。
この2種類の方法で製造されたラボダイヤの見分け方、また製造されたラボダイヤは物性値的には天然ダイヤモンドとほぼ変わりなく、クリスタルなどを含む類似石とは明らかな違いがあることを比較表と共にお話しいただきました。
次にラボダイヤに将来性を感じ自社初のジュエリーブランド「ENEY」を立ち上げることになった松屋銀座の島田成一郎さんよりご自身のラボダイヤとの出会いと自社ブランド立ち上げ秘話や展開などをお話いただきました。
既存のブランド力の強さがあってこそ成り立っていた百貨店のバイヤーを長年務めていた島田さんは2019年にトーメイダイヤのラボダイヤと遭遇。地球を傷つけない上に消費者が手に入れやすい合成ダイヤの存在を知って新しい時代の息吹を感じたそうです。折しもコロナ禍となり百貨店は数か月休業を強いられました。そんな状況に島田さんは危機感を感じつつもラボダイヤの自社ブランド立ち上げプランを考えている自分に気づいたそうです。
休業期間中に作成した企画書を営業再開後役員に説明。何度かのトライの後、熱意が社長に認められて彼の企画が成立しました。あらゆるエネルギーを循環させる(Energy, Vitality and Cycles)という願いを込めてENEYというブランドが立ち上がったそうです。
偶然の産物である天然石がスタンダードとされてきた時代から新たな時代へ。ダイヤモンドを0からラボで作ることが可能になれば自然環境を守ることにつながるのではないか、またラボダイヤの原石の磨き方を工夫することにより個性やカジュアルさを表現することにも成功しお客様の関心も高まったそうです。ENEYはさらにPARIS FASHION WEEK® が公式に認める唯一の合同展示会「TRANOÏ」の初の東京イベントにも出展され、誕生から3年を迎えた今、大きな反響をいただいているそうです。今後は欧州やアジアへの拡大も展望にいれているENEYへの思いをお話いただきました。
その後、第2部の懇親会の前に、ステラワークス レストラン&Barで、エグゼクティブシェフとしてご活躍中の入江誠シェフにご登壇いただきました。
入江シェフがフランスに修行に飛び立ったのは30年前。パリの駅やバス停での大きな広告に驚き、日本では料理雑誌でしか学べなかった本場のフランス料理をリアルタイムで目にした感動は忘れられないそうです。とりわけ修業先の「ルカ・キャルトン」ではオーダーの掛け合いなど厨房の活気に触れ、美食の国の凄さを肌で感じたそうです。
帰国後、ピエール・ガニェール・ア・東京などで料理長を務めた後、現在のステラワークス レストラン&Barではニューヨークのデザイナーによるスタイリッシュな内装にあったカジュアルよりワンランク上の特別な空間で地中海をコンセプトにしたお料理を提供しているそうです。100席を超える店内はダイニングの他、バー、テラス席や個室もあり、メニューはアラカルトも充実。お客様にはその時の気分で楽しんでいただいているそうです。
今回のイベントのためにご用意いただいたフィンガーフードはイエローサファイアやアメジスト、琥珀の結晶など・・・ジュエリーをイメージしたオシャレな5品。ビジュアル的にも美味しくいただきました。ワインを片手に40名の参加者の会話が弾んだ一日となりました。
(記録:石塚ひろ美、森由美子)
【開催済】第52回輝く会「ジュエリー業界のSDGs ラボダイヤの魅力とは?」
2024年9月16日 – 1:30 PM

ジュエリー最高位の輝きを持つダイヤモンドは、特別な存在としていつの時代も圧倒的な人気を誇ってきましたが、ここ数年、新しくラボで育ったダイヤモンド<ラボ・グロウン・ダイヤモンド>(ラボダイヤ)がジュエリー界に登場し、今、まさに時代を変えようとしています。
いわゆる形状をダイヤモンドに似せた合成ダイヤモンドは今までも存在していましたが、ラボダイヤとは高度な科学技術によって 地中で数千〜数億年の時をかけて生まれた天然のダイヤモンドと科学的、物理的、光学的にも同一のものとして生み出されたものです。
工業用ダイヤモンドの老舗企業「トーメイダイヤ」が新事業として取り組んでいるラボダイヤはこれからの時代にどう貢献できるのか?
トーメイダイヤ株式会社より「ラボダイヤとは?天然ダイヤとラボダイヤの違い」の説明をいただき、SDGsの観点から積極的にラボダイヤを取り扱い、松屋銀座にとって初めてのオリジナルブランド「ENEY」を立ち上げた同社スタートアップ事業ご担当の島田成一郎様に、「ENEY」ブランドコンセプトや今後の展開をお話しいただきます。
「ENEY」はPARIS FASHION WEEK® が公式に認める唯一の合同展示会「TRANOÏ」の初の東京イベントにも出展予定です。(9月4日- 5日)。
(TRANOÏ は1991年のローンチ以来パリで年4 回開催され 、世界に向けトップを目指 すクリエイターをサポートしている。TRANOÏの厳しい審査により選ばれた約150ブランドは、プレタポルテ (アパレル) 、アクセサリー、ライフスタイルをミックスした最先端のセレクションと評価されている。)
ラボダイヤの世界に触れていただいた後は懇親会を予定しています。なお、宝石の販売はございませんので、ご了承ください。
STELLAR WORKS Restaurant & Barでエグゼクティブシェフを務める入江誠シェフにジュエリーをイメージしたフィンガーフードをご用意いただき、皆様にはアフターサマー・ドリンクと共に楽しいひと時をお過ごしいただきます。