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【レポート】講演会『2016年の世界経済予測と展望』

フィリップ・ルフルニエ氏が2016年の世界経済を語る

中国経済の減速、ギリシャ危機を引きずる欧州経済、ゼロ金利政策を続けるアメリカ経済、そしてアベノミクスによる経済改革の途にある日本経済。行き先の見えにくい世界経済の今後をフランスの高級経済月刊誌レクスパンシオンの研究所長であるフィリップ・ルフルニエ氏が、2016年の世界経済の予想図を描く今回のセミナー。笹川日仏交流財団のご支援もいただき、開催場所は日本財団ビル1階バウルームとなりました。会場には、商社で活躍されている方や大学教授、パリクラブの名誉会長を交えて様々な方にお集まりいただき、フィリップ・ルフルニエ氏の語る世界経済の展望に耳を傾けていました。

世界経済を表すのはこの一枚の絵画。

世界経済を表すのはこの一枚の絵画。

ルフルニエ氏が最初に出したのは、一枚の絵画。ルーブル美術館で「未来の短い歴史」というタイトルの展覧会で最初に掲げられている作品。それは目の不自由な人が同じく目の不自由な人の手引きをしている絵(Peter Breughel:La Parabole des aveugles:ピーテル・ブリューゲル:盲人の寓話)。導かれた先には穴があり、落ちてしまうという寓話を元にした作品です。この絵を最初に示した意図は「経済の分析と展望に対して謙虚であること」なのだそう。傲慢になると見えなくなることが多くなるのでしょう。そんなフィリップ氏の想いから今回のセミナーは始まりました。

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【開催済】第1回自由が丘日仏協会杯 親善ペタンク大会

2015年10月25日(日)

主  催 自由が丘日仏協会
協  賛 自由が丘商店街振興組合
後  援 目黒区
協  力 国際ペタンク指導協会、日仏経済交流会(パリクラブ)

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【レポート】ヨーロッパのワインと出会い、愉しむ夕べ 〜 第3回ワインブラインドテイスティング大会

第3回ワインブラインドテイスティング大会

パリクラブのワインブラインドテイスティング大会も今回で第3回。ご存知の通り、ブラインドテイスティングはワインの素性が解らない状態にして味わうというもの。そこにあるのはアロマ、色、味、そしてテクスチャー。自分の官能を最大限に引き出してワインを味わい尽くすことが求められます。人は、エチケットやソムリエのコメントなどそこに付随する情報に囚われてしまうことがあります。このブラインドテイスティングは、そんな情報を遮断して純粋にワインと向き合うことになるのです。それだけに、このブラインドテイスティングを繰り返すことでテイスティングの技量が上がるとも言われています。

さて、これまでのルールを振り返ってみましょう。1回目は世界中のワインをまったくのヒントを与えずに銘柄、生産年、ぶどうの品種などを記述させるものでした。2回目は、フランスのワインに絞っての出題。今回はヨーロッパ大陸のワインに絞った出題となりました。さらに、解答は選択肢に変更。ゲーム性を高め、より多くの人が楽しめるようにと配慮した結果です。

会場となったのは八芳園。緑に囲まれた庭園の一角にあるパーティルームにはマスクされたワインが並びます。「ぜひ、ワインを楽しんで、ワインの世界を広げてください」という挨拶でイベントはスタート。会場に訪れた約100名の参加者が一斉にワイングラスを持ってテーブルへと向かいます。

会場にはテイスティングを待つワインがセッティングされます。

会場にはテイスティングを待つワインがセッティングされます。

パリクラブ会長代行の宮原さんの挨拶でイベントがスタートしました。

パリクラブ会長代行の宮原さんの挨拶でイベントがスタートしました。

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