イベントレポート 『欧州から見た日本のイメージ ~過去、現在、未来~フランスのアジア専門家の診断~』開催

参加者に感想を伺いました

「とても貴重なお話を頂きましてありがとうございます」と話す瀬藤会長と、終始優しい笑みを絶やさないアベール氏。

「とても貴重なお話を頂きましてありがとうございます」と話す瀬藤会長と、終始優しい笑みを絶やさないアベール氏。

今回の講演会には、パリクラブ以外の方も多く参加、それぞれのお仕事やお立場を踏まえての質問も多く、積極的な議論の場となりました。終了後は、フランスワインを囲んでの簡単な懇親会。参加者に感想を伺ってみました。

「海外から見た日本のイメージに興味を持っていたので参加しました。マンガなどの日本の現代文化がイメージの運び役というお話にとても共感しました」と話してくれたのは、パリに8年住んでいたという片野詩子さん。「『マンガ』や『マンガ家』という言葉がフランス語の言葉として定着していく様を目の当たりにして、とても驚いたことを覚えています」と。

講演者のアベールさんの略歴に引かれて参加したと話すのは伊藤志織さん。「英語圏のお話はいろいろと聴く機会も多いですが、フランス語圏のお話はなかなか聴くチャンスがないので、とても面白かったです。フランス人はプレゼンテーションが上手と伺っていますが、今日のアベールさんも身ぶり手ぶりを加えてお話し下さったので、とても印象深かったです。アベールさんのように日本を好きなフランスの方がいらして、ありがたいですよね」。

最後にエチエンヌ・バラールさんにもひとこと頂きました。バラールさんは、1986年に雑誌の特派員として来日。以来、日本の最新トレンドをフランスに紹介しています。「フランスの若者たちの間では、年々日本文化への関心が高まっていて、マンガの発行部数も成長し続けています。今ではクールジャパンなくして日本は語れない。これからももっと日本の文化をフランスに紹介していきたいと思います」と。

  • パリ経験豊富な片野詩子さん。「フランス好きが集まる会はいろいろありますが、経済や社会について取り上げるパリクラブのことは初めて知りました。これからも興味あるイベントがあれば参加したいです」と。

    パリ経験豊富な片野詩子さん。「フランス好きが集まる会はいろいろありますが、経済や社会について取り上げるパリクラブのことは初めて知りました。これからも興味あるイベントがあれば参加したいです」と。