アレキサンドル・デュマの城30号
日時:2015.4.5 Sun ~ 4.7 Tue Open 14:00 / Close 17:00
拝啓もうすぐ美しい桜の季節となります。
皆様におかれましては、益々のご健勝のこととお慶び申し上げます。
カリブ海に浮かぶ小島から褐色の少年がパリにやってきました。父の祖国フランスで軍人となって、それは自慢の息子でした。
そしてすばらしく勇猛果敢な戦いぶりで皇帝ナポレオンですら、一目置いて将軍にまで登り詰めました。
その名は「アレクサンドル・デュマ」
その頃、パリでは美しいアラベスク模様を描き出したリュクサンプール庭園に見事な宮殿があります。
かつて、ここにフランスの統裁政府が置かれていました。この宮殿でアレクサンドル・デュマは将軍として大活躍しました。フランスでは三大文豪として、ヴィクトリユーゴー、バルザック、アレキサンドル・デュマと云われでいます。
パリから遠く離れたモロッコのハッサン国王も大変感銘を受けられ、涙が出るような物語がありました。
ここ、アレクサンドル・デュマのお城では、カルバドスのグラスを傾けながら、ジャン・コクトー、ピカソ、セザンヌ、シャネル等と日夜語らい続けられました。
色々思索し乍らご高覧頂けますようお待ち申し上げます。