日仏エコノミスト・フォーラム講演討論会　ご案内 「選挙後の仏英の政治経済情勢と欧州連合の新体制」

日時：2024年11月16日（土）14時～17時

場所：日仏会館501会議室
　　　東京都渋谷区恵比寿3-9-25

講師：上原良子 フェリス女学院大学教授
　　　伊藤さゆり ニッセイ基礎研究所常務理事

司会：瀬藤澄彦　RFJ会長・パリクラブ参与

主催：日仏経済交流会（パリクラブ）、ルネサンス・フランセーズ日本代表部（RFJ）

協力：日仏会館、日仏経済学会、日仏経営学会

この日仏エコノミスト・フォーラム講演討論会ではフランスの政治経済情勢がご専門のフェリス女学院大学教授　上原良子先生、英国とＥＵ新体制をニッセイ基礎研究所常務理事の伊藤さゆり先生にご講演頂くことにしました。最後に欧州の中道主義ネオリベラリズムの動向について瀬藤澄彦ＲＦＪ会長・パリクラブ参与より総括いたします。参加者との意見交換を重視、ディスカッタントの方からのご発言を期待しています。

プログラム	13時30分　開場 14時00分　開会 　　　講演の趣旨　講師紹介 　　　瀬藤澄彦ルネサンス・フランセーズ会長 14時10分　講演 　　　「フランス欧州議会選挙と総選挙後の政治経済情勢」 　　　上原良子 フェリス女学院大学教授 14時55分　講演 　　　「英国労働党スターマー新政権の政策、新体制の欧州連合の展望」 　　　伊藤さゆり ニッセイ基礎研究所常務理事 15時40分　総括 　　　「欧州中道ネオリべラリズムの行方」　瀬藤澄彦 16時00分　討論会　参加者との質疑応答 　　　ディスカッタント：中島厚志 日仏会館理事長 　　　　　　　　　　　　渡邊啓貴 帝京大学教授 　　　　　　　　　　　　久米五郎太 元城西国際大学院特任教授 16時30分　カクテル懇親会 17時00分　閉会
参加費	主催・協力団体会員　1000円 非会員　2000円 （当日現金にてお支払いをお願いいたします）
定　員	40名
申し込み	パリクラブHPより11月14日（木）までにお申込みください。

講師プロフィール

上原良子 フェリス女学院大学教授

1965年福岡生まれ。専門はフランス国際関係史。1989年東京女子大学文学部史学科卒業。1994年パリ第一大学大学院現代国際関係史DEA修了。1996年一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。
網谷龍介編『戦後民主主義の革新：1970～80年代ヨーロッパにおける政治変容の政治史的検討』ナカニシヤ出版（2024年）、渡邊啓貴・上原良子編『フランスと世界』法律文化社（2019年）等に、ヨーロッパ統合やグローバリゼーションにおけるフランスの政治・外交に関する多くの論考を発表。
研究分野 (3件)： フランス現代史、フランス政治・外交論、EU研究
研究キーワード (10件)： フランス国際関係史、フランス現代史、フランス政治・外交、ヨーロッパ余暇・観光史、EU地域政策、フランス領バスク研究、フランスの航空機産業史, 欧州統合史, EU,　日欧の地域創生

伊藤さゆり ニッセイ基礎研究所　経済研究部　常務理事

早稲田大学政治経済学部卒業後、日本興業銀行（現みずほフィナンシャルグループ）を経て、ニッセイ基礎研究所入社、2023年7月から現職。早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。早稲田大学大学院商学学術院非常勤講師、日本EU学会理事、21世紀政策研究所研究委員、経済産業省産業構造審議会経済産業政策新機軸部会委員、内閣官房ＧＸ実行推進室ＧＸ実現に向けたカーボンプライシング専門ワーキンググループ構成員などを務める。最近の著作に『米中覇権競争とインド太平洋地経学』（彩流社、2023年、共著）、『EUと新しい国際秩序』（日本評論社、2021年、共著）、『沈まぬユーロ―多極化時代における20年目の挑戦』（文眞堂、2021年、共著）など。