日本は豊かで長い文化を持ち、世界的に認められた国です。
今回は「文化」を中心に据え、文化庁・文化戦略官 兼 博物館振興室長である高井絢氏をお迎えし、第一部で代表的な世界文化機関であるユネスコにおけるご経験とともに、日本文化とその受け入れ方を、第二部に、日本で活動する欧州企業による日本文化の活用の実例を踏まえて、今後、日本文化をどのように商業活動に取り入れていくのかを議論いたします。
1. ユネスコと日本
日本は1951年の創設以来ユネスコに加盟しており、中国に次いで2番目に活動予算を拠出しています。 25 の遺跡が世界遺産に登録されており、無形文化遺産の条約など、多くの世界的な文化的取り組みを主導しています。こうした世界的な文化舞台で目覚ましい活躍を踏まえ、これからの日本の役割を考えます。
※ 参考:文化庁 世界遺産HP
2. ヨーロッパの日本文化への目
日本は、今、観光大国への道を進めています。そこで、日本の文化遺産は、商業化によって消費者の注目を集めるための最大のツールとなるかもしれません。このような背景から日本政府もたいへん前向きな政策を示しています。そこで、日本で活躍する欧州企業の成功事例を当事者から伺います。
※ 参考:BMW X7 “ NISHIJIN EDITION” ‐新時代のラグジュアリネスを紡ぐ匠の美と技‐
※ 参考:2022 ホリデー コレクション シュウ ウエムラ × 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal
日 時 | 2023年10月18日(水)19:00~21:00 |
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場 所 |
在日フランス商工会議所 イベントスペース レスパス(L’Espace) 中央区日本橋本町2-2-2 日本橋本町YSビル https://www.ccifj.or.jp/ja/la-chambre/plan-dacces.html |
プログラム |
18:30 受付開始 19:00 開会の挨拶 19:10 講演 『ユネスコと日本』 文化庁 高井絢氏 19:30 鼎談 『ヨーロッパの日本文化への目』 高井氏(文化庁) 御館氏(BMW)BIN氏(L’Oréal) 20:00 <休憩/会場設営> 20:10~21:00 懇親会 |
主 催 | 日仏経済交流会(パリクラブ) |
共 催 | 在日フランス商工会議所(CCIFJ) |
言 語 | 英語 |
参加費 | パリクラブ会員,協力団体会員 4,000円 非会員 8,000円 |
お申込み |
パリクラブのHPより10月15日(日)までにお申込みください。 ※ 参加希望の方の方が定員(50名)に達した場合には申し込みを締め切らせていただきますのでご容赦ください。参加費は事前振込をお願いします。振込先はお申込み頂いた方にご連絡いたします。 ※ 食材等準備の関係から10月10日(火)以降のキャンセルによる返金はお引き受けできませんので、何卒ご了承ください。 |
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パリクラブ 社会経済委員会
講師プロフィール
高井 絢 氏
<略歴>
1歳から11歳まで仏在住、一橋大学法学部在学時にパリ政治学院に留学し、文部科学省に入省後ハーバード大学経営大学院にてMBAを取得。文部科学省においては、科学技術の研究費マネジメント、初等中等教育及び高等教育に係る法改正や政策立案、トビタテ留学JAPAN制度の創設等に携わり、2019年から2023年までパリのユネスコ日本政府代表部に勤務。現在は文化庁において、文化経済戦略の策定や博物館振興に携わっている。
御舘 康成 氏
<略歴>
BMW Group (Japan) プロダクト・マネジャー。国産自動車メーカーにて商品マーケティングのキャリアをスタートし、グローバル・プロダクト・マーケティング部門にて永く新型車開発プロジェクト・チーム内のセールス&マーケティング責任者(副主査)として多くの商品企画/グローバル市場導入の推進を担当。2013年にBMW Japanに入社し、日本市場におけるBMW 主要モデルの商品企画に加え、新世代の先進安全機能や環境技術等の戦略立案および市場導入プロジェクト・チームをリードしている。
Bin Jérôme Zhou 氏(周濱)
<略歴>
パリ政治学院(Sciences Po Paris/国際関係学および経済政策)、ならびにフランス・モード学院(Institut Français de la Mode/IFM ファッションマネジメント)修士取得。ロレアルグループ入社後、中国、フランス、日本に勤務し、ランコム(Lancôme)、ビオテルム(Biotherm,)、メゾン・マルジェラ(Maison Margiela)、イブ・サンローラン(YSL)のブランドを担当。2016年より東京を拠点とし、シュウ・ウエムラのブランドチームに参画。HQと日本拠点の双方の業務に従事し、現在は、ヘッド・オブ・ブランド・イメージ・アンド・エンゲージメント(コミュニケーション)としてブランドを牽引している。