【開催済】第46回輝く会 講演会 「シャンソンの真実~アラン・ドロンからミッテランまで」

輝く会ではこれまで音楽に関するイベントも開催してまいりましたが、今回はシャンソンを知り尽くした音楽ライター 十川ジャンマリさんを迎え、フランスの歌謡界、政界、芸能界が交差する微妙な関係を語っていただきます。

ジャンマリさんからご講演前のコメントです。

「シャンソンの話をする時に、もちろん恋愛は避けて通れない テーマです。これは例えですが、皆様ご存知のエディット・ピアフの人生を一枚の美しいタペストリーだとすれば、縦糸の シャンソンと横糸の恋愛で織りなされていると表現すること ができるでしょう。彼女は、歌うことと恋することで人生のほとんどを費やしたと言っても決して過言ではありません。 ピアフの人生は、映画などでよく知られていますので、今回の講演では、ダリダという容姿端麗な女性歌手を取り上げ、 アラン・ドロンから始まりミッテランで終わる、彼女のラヴ・ストーリーを辿りたいと思います。

恋愛以外にもう一つ、シャンソンには階級間闘争という重大なテーマがあります。中世の時代、王権と教会権力によって 音楽は一部の人々に独占されていました。クラシック音楽家たちは、王侯貴族や教会に雇われていました。

はっきりと シャンソンと呼べるものが形作られたのは、フランス革命以降です。講演では、パリコミューンの時にできた『さくらんぼの実る頃』から現在に至るまでのシャンソンの歴史を振り返り、加えて知られざるミッテランの功績についても解説したいと思います」

ダリダがアラン・ドロンと組んで大ヒットとなった「あまい囁き」(パローレ パローレ)の秘話、今私たちが親しんでいるシャンソンはなんと当時のミッテラン大統領によって確立されたという真実!
今となって初めて知るフランスの有名人たちの驚くべきエピソードが満載の楽しいひと時をランチを挟んでアコーディオンの演奏と共にお楽しみいただけましたら幸いです。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日 時 2023年6月10日(土) 11:30-14:00ランチを挟んで
参加費 パリクラブ会員 5,000円  非会員 6,000円
会 場 シーボニアメンズクラブ
https://www.seabornia.co.jp/mhtml/access.html
東京都千代田区内幸町2-1-4日比谷中日ビル1F
Phone:03-3503-6301

【地下鉄】
東京メトロ霞ヶ関駅(千代田線、日比谷線) C4出口/ (丸ノ内線) B2出口
都営地下鉄内幸町(三田線) A7出口
協 力 ルネサンス・フランセーズ日本代表部
締 切 2023年6月5日 (月)
 ※ お申し込みいただいた後、振込口座をご案内いたします。お振込完了後、正式なお申込み完了となります。
 ※ 6月5日(月)以降はキャンセル料(参加費全額)が発生いたしますのでご了承ください。
先 着 30名様

講師プロフィール

十川ジャンマリ氏 1957年11月 大阪市生まれ
1980年3月 慶応義塾大学卒業
1983年にフランス留学(フランシュ・コンテ大学)
1980年代、1990年代にパリに居住し、フランス文化に触れ、アズナヴール、ベコー、グレコ、バルバラ、ダリダ、ゲンズブールなど多数のアーティストのライヴを鑑賞した経験を活かし、シャンソン専門の音楽ライターとして執筆活動している。最近は、シャンソン振興のため講演会も積極的に開催している。
JR東日本・大人の休日倶楽部の「シャンソンの歴史」講座、ライヴハウスでの月例講演会などを実施している。
日々フランス・メディアに接し、関連図書をフランス語で読み研鑽することで、知恵袋(ブレイン)としてシャンソン界に貢献することを目指している。

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