【開催済】第7回 たそがれ時の談話室「日本の若者にとってフランス留学とは?」

TMF 日仏メディア交流協会イベントのご案内

夏休みも終わり、学生が新学期を迎える時期、パリクラブの協力団体であるTMF 日仏メディア交流協会ではCampus France – フランス政府留学局・日本支局のご協力をいただき若者に焦点をあてた「たそがれ時の談話室」を開催する運びとなりました。
日本人がうすうす感じていた、最近の若者は海外へ行くことに興味がない、その中でも昔に比べてフランスに関心がないという現象について、大学生の「留学」を切り口に実情を知り、その原因を考える機会を設けたいと思います。
パリクラブの会員様にも是非ご参加いただきたく、ご案内申し上げます。

内容

日本の18歳人口は1992年の205万人をピークに減少傾向が続き、2016年には120万人(59%)と推計されています。少子高齢化社会の到来は周知のことですが、こと海外留学に関しては92年以降も増加傾向にありました。しかし、2004年の8万人をピークに2010年には5万人にまで落ち込みました。「グローバル化」という言葉が飛び交う昨今、産業界も海外に市場を求め、それにふさわしい人材を求めている中での、この状況を打開すべく、2013年に閣議決定された「スーパーグローバル大学創成事業」は、10年間で海外留学する大学生を倍増(6万人⇒12万人)することも含む戦略で、採択された37大学には文部科学省からの支援があります(たとえば、東京大学、10年間で50億円。大学のグローバル化なので、海外からの留学生受け入れ、外国語教員養成なども含む)。その一環として海外留学する日本人学生に提供される補助は、昔と比べるべくもない手厚いものです。それなのに、なぜ行かない? という単純な疑問を解明していきたいと思います。

こうした統計の数字から見えてくることに加えて、今回のテーマの発案者 東野香代子氏(TMF理事)がパリのファッションビジネス・スクール留学に同行した体験から、いまの日本人学生たちの生態(12歳から成長しないこと)、異文化の若者に触れて驚くフランス人教師たちの声も紹介して、他の登壇者と意見交換を行います。会場の皆様との意見交換も予定しておりますので、奮ってご参加いただきたく下記のとおりご案内いたします。

日 時 2019年9月10日(火) 18:30 ~ 20:45
場 所 日仏会館 ギャラリー
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-9-25 Tel: 03-5424-1141
主 催 TMF 日仏メディア交流協会
協 力 Campus France – フランス政府留学局・日本支局
日仏経済交流会 (パリクラブ)
プログラム 18:00      開場
18:30 ~ 20:15  談話会  会場の参加者と意見交換
20:15 ~ 20:45  懇親会
登壇者
(敬称略)
司会:
 *磯村 尚徳 / TMF日仏メディア交流協会会長・パリクラブ名誉会長
パネリスト:
 *東野 香代子 / TMF日仏メディア交流協会理事 / 株式会社ファッションビジネス研究所代表取締役 / 明治大学商学部 特任講師
 *久保 雅裕 / 杉野服飾大学特任教授 / ファッションジャーナリスト・ファッションビジネスコンサルタント/ラジオパーソナリティー
 *橋本 妙子 / Campus France – フランス政府留学局・日本支局
参加費 主催・協力団体会員および関係者,1000円
一般 2,000円 学生 1,000円 (当日、受付でお支払いください)
申込方法 フルネーム、ご所属、ご連絡先(e-mail,日中ご連絡がとれる電話番号)を下記TMF日仏メディア交流協会事務局にお送りください。

【お申込み・お問い合せ先】
TMF日仏メディア交流協会事務局
Tel:03-5410-2654 / Fax:03-3402-5452
Email:info@tmf.cc

多くの方々のご参加をお待ちいたしております。