【レポート】第6回ワインブラインドテイスティング大会

ワインを味わい、そして知識を深める人気のイベント

本格的なワインシーズンを迎えたなか、ワインファン待望の恒例イベント、第6回ワインブラインドテイスティング大会が10月25日(木)に「パークレストラン」(東京都千代田区)で開催されました。サントリーワインインターナショナル(株)企画管理本部の柳原亮さんがチョイスした13種類のフランス産ワインセレクションから、それぞれの生産年、生産地域、主要葡萄品種を当てるという、美味しいワインを楽しみながら知識も深められる人気の企画で、今年もまたディフェンディングチャンピオンも含め多くの挑戦者が集まりました。

基本のルールは選択肢から正解を選ぶのですが、前回から過去の大会の上位入賞者については選択肢がなく全て記述式で解答するというハンディキャップを採用。上級者にとっては厳しい条件となりましたが、そのぶん優勝争いの面白さが増したといえるでしょう。また、前回からスマートフォンによる解答も可能になっています。 

いよいよテイスティングが始まると、それまでの和やかな雰囲気から一変し、みなさん真剣な表情に。微妙に異なる香り、味、色などを慎重に確かめながら、ワインの奥深い世界に悪戦苦闘していました。持ち時間が1時間以上と長く、ゆっくり味わえるのがこの会の魅力なのですが、逆に迷いが生じてしまうケースもあったようです。テイスティングタイム終了直前に、ちょっとお話を聞いてみました。纐纈さんは「通っていたテイスティングスクールでは、試飲の種類がマックス6種類だったので、まず数の多さにびっくりしました。これだけフランス産ワインが一堂に会する機会はなかなかありませんし、楽しいイベントですね」と話されていました。

テイスティングタイムはみなさん真剣勝負

テイスティングタイムはみなさん真剣勝負