2018年の日仏修好160周年、パスツール研究所創立130周年を記念して、日本パスツール財団は、生命科学分野における日仏間の研究交流をテーマとした講演会を開催します。
パスツール研究所は、京都大学並びに東京大学を研究パートナーとしてパスツール国際合同研究ユニットを立ち上げ、実質的に昨年来稼働しています。また、フランスを代表する科学者の一人でパスツール研究所長も歴任したフィリップ・クリルスキー博士は、免疫学の成果に関する統合的な思索をLe Jeu du hasard et de la complexité: La nouvelle science de l’immunologieとして2014年にフランスで上梓。同書は『免疫の科学論–偶然性と複雑性のゲーム』として日本語に翻訳され、本年6月に日本でも刊行される予定ですが、日本の科学研究に哲学的一石を投じることが期待されています。
日本パスツール財団の前身の日本パスツール協会は、日仏間の研究開発協力を促進する目的でフィリップ・クリルスキー所長(当時)の助言とイニシアティブで設立されました。本イベントが、広く生命科学に関心を持つ方々にとって、新しい知見のヒントになれば幸いです。
日 時 | 2018年6月23日(土)14時~18時 講演会 18時~20時 懇親会 |
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会 場 | 京都アカデミアフォーラム(講演会)、京都大学東京オフィス(懇親会) 〒100-6590 東京都千代田区丸の内1-5-1新丸ビル10階 |
定 員 | 講演会 100名(先着順) 参加は無料ですが、事前登録が必要です。 懇親会 60名(先着順)参加費 5,000円 事前振込制。 |
使用言語 | 日英同時通訳 |
申込み | 別紙(http://zaidan.pasteur.jp/news/2018/20180509_002.pdf)をダウンロードの上、日本パスツール財団までファックス(03-6228-5365)またはメール(event@pasteur.jp)にてお申込みください。 |
プログラム | 14:00-14:10 日本パスツール財団・パスツール研究所挨拶 マルク・ジュアン博士(パスツール研究所 国際部門長) 14:10-15:50 パスツール研究所国際合同研究ユニットにおける共同研究 1.京都大学とパスツール研究所の合同研究 14:10-14:30 インフルエンザワクチンの免疫反応に関する 統合オミックス解析 松田文彦教授(京都大学)及び アナヴァジ・サクンタバイ博士(パスツール研究所) 14:30-14:50 関連トピックスの紹介 平山謙二教授(長崎大学) 14:50-15:00 討議
2. 東京大学医科学研究所とパスツール研究所の合同研究 |
主催 | 一般財団法人日本パスツール財団 |
後援 | 在日フランス大使館、パスツール研究所、東大医科学研究所、京大ゲノム医学センター |
助成 | 公益財団法人原田積善会 |
協賛 | 大里研究所 |
協力 | みすず書房、サイファイ研究所ISHE、パリクラブ「輝く会」、笹川日仏財団 |