【レポート】第14回パリクラブ輝く会『紳士のスポーツラグビーを優雅に学ぶティーパーティー』 ~垣永真之介選手との交流会~

ラグビーの感動を詰めこんだトークに、参加者も思わず嘆息

ラグビーの素晴らしさについて垣永選手は、「自己犠牲の精神」という言葉に集約します。試合時間80分のうち、ボールを持って観衆の注目を受ける快感的な時間は実は僅か15秒以下に過ぎないことを明かし、「79分45秒人のために働くラグビーは、みんなが活躍出来るスポーツなんです」と、説明してくれました。
お茶を愉しみ、いい汗もかいた、楽しいひとときでした。

今回の催しについて、小学校教員の宮下さんは、「自分の学校では、サッカーを課外スクールなどでやっているのですが、実際に選手と交流したことで、選手間の絆やスポーツマン精神をより深く学ぶことが出来ました。スクラムは、実際あの中で起こっていることが、組んでみて初めて判りましたね。ワールドカップやオリンピック、パラリンピックもあることですし、子供たちにスポーツを身近に伝えていけたらと思いました」と話してくれました。

「ワールドカップで優勝したときの映像を見て、私、大泣きだったんです。実際選手の方から話が聞けるというので、駆けつけました」と話すのは、エステティシャンの百木さん。「美しさが強さ」という言葉には心を揺り動かされたとのこと。「私どもエステティシャンにも型がありますので、それがきちんと出来る人がお客様に感動を与えられるんだと思いました。それにしても、凄いのはあのプランクです。私もたまにやるのですけど、膝を付いても辛いのに、人を乗せて全く動じないなんて凄すぎます」と話してくれました。

家族で訪れた田中さんは、「自分も昔ラグビーをしていまして、かつて東福岡と試合をしたこともあったので、垣永さんのことは存じていました。妻もファンですし、実は現在、娘が中央区ラグビースポーツ少年団でお世話にもなっているんです」と話す一家揃ってのラグビー通。「雑誌やテレビでも聞かない話が今日は色々出てきて、早稲田にいた頃からのファンとしては物凄く面白かったですね」と話してくれました。

とにかく垣永選手の笑顔が印象的だった今回の催し。素敵な笑顔に触発されるように、トークが進むごとに、参加者から驚きと感動の声が高まっていったのが印象的でした。スポーツの楽しさを味わい尽くしたひとときでした。