【レポート】第11回輝く会「日本とフランス、大人文化の成熟度はどう違う?」

第11回輝く会「日本とフランス、大人文化の成熟度はどう違う?」の講演会を、赤坂の一ツ木倶楽部にて、フランス在住20年現在パリ→東京→プノンペンを駆け回る、皮膚科医の岩本麻奈氏と日本在住44年目のシャンパーニュ、ローランペリエのブランドアンバサダー、フィリップ・ソーゼッド氏とのコラボで「日仏の恋愛事情やライフスタイル人生観 文化の違い」等を語って戴きました。

岩本氏は、東京女子医大を卒業後、慶応大学医学部皮膚科等大学病院勤務後、南仏トゥルーズの大学病院でアロマセラピーやフィトセラピー等のハーブを用いた自然療法や予防医学、抗老化医学等を学んだそうです。その時代のエピソードとして、フランスの大学病院では、ランチ給食の時にワインを飲み、プールで泳ぐなど、日本では考えられない大らかさに愕然としたこと。病院に飾られる絵も日本でいうところの「春画」が、アートとして飾られており、それは、どこの病院でも同じとのこと等、人生を楽しむ術に長けているフランス気質に驚いたと語っていらっしゃいました。
そして、離婚。その後パリの大学でも研鑽を積みながら大手製薬会社や、有名化粧品メーカーの監修やアドバイザーのお仕事をしながら、パリで、3人の息子を立派に育てあげ、この経験を元に、『人生に消しゴムを使わない生き方』を出版していらっしゃいます。

最近プノンペン勤務の日本人の男性と再婚し、パリ→東京→プノンペンを駆け回り、日本では日本コスメティック協会名誉理事を務める傍ら美容クリニックの監修等のいうお忙しい生活の中、ベストセラー「パリマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ」や、「生涯男性現役」「パリジェンヌより綺麗になる」先出の「人生に消しゴムを使わない生き方」「結婚という呪いから逃げられる生き方」等数々の著書を出版なさっていらっしゃるバイタリティー溢れるフランス的思考の岩本氏。