【レポート】セミナー「グローバル化するワイン市場とワイン法」

ワイン談議に花が咲いた懇親会

懇親会

懇親会では、おいしいワインを堪能

その懇親会で、何人かに感想をうかがいました。まずは宮原会長代行の紹介で参加したという学生の前田さん。
「社会人になったら少しずつワインの勉強をしてみたい、と宮原会長代行にお話ししたところ、このセミナーを紹介していただきました。私は法律が専門ではないので、とても勉強になりました。びっくりしたのは、同世代がこんなにお酒を飲んでいないのか、ということ。衝撃的な数字でしたね。私の周りにはワインを飲みに行こうというお友達が多いので、統計とのギャップを感じました」

続いては生田さん。
「以前、蛯原先生の講演会に参加したことがあり、とても楽しかったので今回も参加しました。前回も途中でワインが出て、いいお話を聞かせてもらいながらの“聞き酒”というか(笑)
至れり尽くせりの会でした。私もワインが大好きで法律関係に携わっているのですが、(ワインのことを)職業にされている先生は、羨ましいような気もしますが、生半可な知識では務まらない大変なお仕事でしょうから、私は仕事にはしたくないかな。名誉ソムリエにまでなられた先生を尊敬しています」

前田さん(左)と生田さん(右)

前田さん(左)と生田さん(右)

3人目は岩上さん。
「ワイン法を詳しく説明しようとすると、本当は何十時間もかかるのでしょうが、蛯原先生は短い時間の中で分かりやすくお話しされていたと思います。私自身、ソムリエ協会の免許を持っているので、話の流れはよく理解できました。私は初めてパリクラブのイベントに参加したのですが、みなさん同じワイン好きという共通項があったので、話も弾んで楽しめました。日本のワインを少しでも飲んで応援していきたいですね。生産者の方々が頑張っていける環境を、国が支援してあげてほしいと思います」

岩上さん

岩上さん

最後は清水さんと岡田さん。
「ワインについては勉強を始めたばかりですが、ワイン離れが起きていることなど、これまで日本のワインについて知る機会がなかったので勉強になりました。こういうイベントがもっとたくさんあるといいですね。こんないい場所でおいしいワインが飲めて最高でした」(清水さん)

「前回の蛯原先生のワインセミナーは、申し込んではいたのですが出席できなかったので、今回は参加できてよかったです。ワイン法ってなんだろう?という部分から興味を持ちました。お話は面白かったです。特にツタンカーメンの墓からワインの壺が出てきたという話は勉強になりました」(岡田さん)

清水さん(左)と岡田さん(右)

清水さん(左)と岡田さん(右)

今回のセミナーを通して、みなさんワインに対する知識が増し、ワインへの愛着もいっそう増したようでした。蛯原教授の言葉にもあったとおり、消費なくして産業の振興はありません。おいしいワインを楽しみながら、日本ワインのこれからに期待したいと思います。