【レポート】第4回ワインブラインドテイスティング大会

銀座の夜に催された華やかなテイスティング大会

秋深まる10月24日夕べ、パリクラブ主催「第四回ワインブラインドテイスティング大会」が開催されました。会場は銀座マロニエゲート10階の『ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座』。銀座の街並みが窓から見えるなかでのブラインドテイスティングに、75名が参加されました。

今回は15種類のワインが用意され、そのうち14本はフランスワイン、1本だけは他の生産国という趣向で、ワインの品種、生産地域、生産年を解答用紙に記載していきます。他の国のものがどれなのかを判別することもひとつのポイントになりそうです。成績優秀者には豪華な賞品があることも案内され、パリクラブ会長代行・宮原さんのご発声により大会の開始が告げられました。

テイスティングエリアでは次々と参加者がグラスにワインを注ぎ、香りを吟味し口に含み、光に透かすように色を確認し、研ぎ澄まされた感覚と、記憶と知識を武器に解答を導きだしていきます。他の大会の優勝者や、競技経験の豊富な参加者も多くおられ、その姿は正に真剣勝負。テイスティングしたのちすぐに解答用紙に記入する参加者、細い糸を手繰り寄せるように時間をかけて解答を導き出す方、皆さん言葉少なに、自己の感覚と記憶と対話する姿から目が離せません。