【レポート】輝く会 第6回「フランス人を魅了する京町家再生プロジェクト」

建築に携わる方にも深い印象を与えた「京町家モナムール」

セミナーが終わった後は、金子さんを交えた懇親会が開催されました。軽食に加えてワインも出され、リラックスしたムードの中で建築やデザインの話に花が咲きます。そんな盛り上がりの中、今回の輝く会の参加者に感想をうかがいました。

小松様は金子さんと親交があるそう。

小松様は金子さんと親交があるそう。

小松様は、金子さんのお知り合いで実際に京都の自宅などに招かれたことがあるそうです。

「京町家モナムールシリーズの天空の大文字焼が見える茶室なども実際に上がらせていただいて拝見したことがあります。今回のお話でリニューアルする前の物件のお話を聞けたことで、金子さんの作品の背景にあるストーリーが見えてきたのが興味深かったです」

中谷様は、設計を志望する学生。大いに刺激を受けたようです。

中谷様は、設計を志望する学生。大いに刺激を受けたようです。

そして、中谷様は建築家を志している学生。設計を志望する彼の目に金子さんのお話はどう見えたのでしょう?

「すごく刺激的でした。京都には旅行で行ったことがあるのですが、京町家を見る機会がありませんでした。また、古い建物があるということは知っていましたが、金子さんの力で劇的に変わるのを目の当たりにして建築の力を感じました」

雑誌編集者としても受ける情報が膨大だったと車田様。

雑誌編集者としても受ける情報が膨大だったと車田様。

最後は雑誌、「商店建築」の編集をしている車田様。建築の専門紙を作っているプロの編集者から見た京町家モナムールの感想についてうかがいました。

「金子さんが手がけているプロジェクトのことは知っていたのですが、今回のお話をうかがうことで、金子さんから見た京都に対する世界観や町家への対峙の仕方をしっかり理解できました。さすが金子さん、他の建築家にはない独自の視点をお持ちだなと感銘を受けました。いろいろな情報を受け取って頭がいっぱいな状態です」

今回インタビューをした3人の方、それぞれに様々な形で金子さんのメッセージを受け取られたのだと思います。もちろん、会場にいらっしゃった方も、京町家に対する金子さんの想い、チャレンジを共有できたはずです。今回の輝く会に参加された皆様は、まさに輝く女性である金子さんから大いに刺激を受けることができたのではないでしょうか。