【レポート】写真展『エコール・ポリテクニック、学生達の日本へのまなざし』内覧会

日仏会館ギャラリーには、日本の風景や街並み、人々の生活の様子などを切り取った写真が展示され、多くの方が興味深そうに見入っておられました。
来場された方のご感想をお聞きしました。

杉本さん

神社大仏など、いかにも日本らしい写真があるいっぽうで、街中の看板や田んぼの稲、店頭の販促用のポップなどもあり、日本のこういうところが面白く見えているのかということが感じられて、楽しく拝見しました。

栗原さん

わたしたちが普段の生活で見過ごしているようなものも、写真に撮られると、とてもユニークになることを感じました。撮影された方がどう感じて、どのような視点を持って対象を選んだのかを想像しながら見ると面白かったですね。

学生時代にフランスからの留学生を支援する活動をしていた杉本さんと栗原さん

学生時代にフランスからの留学生を支援する活動をしていた杉本さんと栗原さん

高橋さん

勤務する会社にはフランス人が多くいるので、日常的にフランス人と日本人の感覚の違いや共通点を意識することがあります。フランス人はなんでも分析するのが好きなところがあるようで、それが私には面白く感じられます。
今回の写真展でも日本人と違う視点で撮影された写真を興味深く拝見していました。

ポリテクニックと共同研究を行う会社に勤務する高橋さん

ポリテクニックと共同研究を行う会社に勤務する高橋さん

リボウスキーさん

この写真展があることをフランス商工会議所のウェブサイトで偶然知り、自分はエコール・ポリテクニックの卒業生なので来てみようと思ってやってきました。
私が日本に初めて来たのは10年ほど前でしたが、目に見えるものがすべて新鮮で素晴らしいものに見えました。展示された写真を見ると、その時の自分の気持ちを思い出して、うれしい気分になります。
日本には豊かな文化があり科学技術も高いレベルにあります。そういうところが知的なポリテクニックの学生の興味を引くのではないでしょうか。

エコール・ポリテクニック卒業生のリボウスキーさん

エコール・ポリテクニック卒業生のリボウスキーさん

エコール・ポリテクニック、学生たちの日本へのまなざし

2016年6月23日~29日(会期終了)、日仏会館ギャラリーにて
主催 日仏経済交流会(パリクラブ)
共催 公益財団法人日仏会館、TMF日仏メディア交流協会
協力 横須賀市、X-Japonグループ、エコール・ポリテクニック日本文化普及実行委員会
後援 在日フランス大使館、フランス国立エコール・ポリテクニック