【レポート】イベント講演会『難民とシェンゲン協定』~統合欧州の将来へのインパクトとフランスの役割

参加者に感想をお聞きしました

講演会後の懇親会はデアージュ氏と直接言葉を交わす場となり、多くの方にご参加いただきました。ワインと軽食も用意され、和やかな雰囲気の中でメンバー同士の親睦もさらに深まったようです。

欧州難民問題への理解が深まったと語られる砂原様

欧州難民問題への理解が深まったと語られる砂原様

砂原様
ヨーロッパの難民問題には宗教対立やシリア内戦だけでない、多面的な背景があることを教えていただいて、非常に理解が深まりました。
パリクラブのイベントには何度も来ていますが、今回のようにレジュメが用意された、専門的、学問的な講演もとても面白かったと思います。準備をしてくださった方々に感謝したいと思います。

田中様は懇親会でもデアージュ氏と対話を深めておられました

田中様は懇親会でもデアージュ氏と対話を深めておられました

田中様
シェンゲン協定については詳しくないですが、専門家の考えを聞くことができてよかったですね。
ヨーロッパは古い時代から人やモノの移動があり、今回の難民問題がこれまでのヨーロッパの移動の歴史とどう違うのかを質問させてもらいましたが、デアージュ氏には時間をとって長くしっかり答えていただきました。

最後に磯村氏から日本語とフランス語での軽妙なご挨拶がありました。

日本でも「北朝鮮から難民が押し寄せて来たらどうするか」という議論があります。そうした事態が起こりうるかどうかについては様々な意見がありますが、今まさに起こっている欧州難民危機を少しでも理解することが、予測不可能な未来に臨むために役立つかもしれません。
さてイギリスのEU離脱を問う国民投票はどのような結果になるのでしょうか?