【開催済】輝く会 第3回「輝く女性とフレンチバロック・オペラ」

2016年4月16日(土)

錦織舞さん

錦織舞さん

女性がますます輝く時代に向けて、2016年よりスタートした「輝く会」の第三回目は、パリクラブ会員でもある錦織舞さんによる、フレンチバロック・オペラのご紹介となります。
錦織さんは豊島区他2か所にスタジオを持つジョイ・バレエストゥーディオで活躍されているプリマ兼バレエ指導者。オペラをバレエ化した作品「メリー・ウィドウ」「魔笛」「愛の妙薬」「ホフマン物語」等でメインロールを踊り、演技力に定評があります。

オペラと言えば、社交界で華やぐ女性たちに欠かすことのできないたしなみですが、バロック時代にヴェルサイユ宮殿で王侯貴族たちに愛されたのが、今回の上演作品です。
2016年5月7日土曜日に、練馬文化センター大ホールで上演される「プラテ・・・ジュノンの嫉妬」から、本番と同じキャストで舞台の内容の一部をご披露いただいた後、フレンチバロック・オペラの魅力を解説していただきます。

「プラテ・・・ジュノンの嫉妬」の舞台から

「プラテ・・・ジュノンの嫉妬」の舞台から

5月7日の公演のご案内 こちらから

会場は錦織さんのバレエスタジオをご提供いただけることになりました。ステージ上ではなく、目の前で本物の舞台を鑑賞できるのは「輝く会」ならではの特別な試みです。

懇親会では出演者たちとオペラやバレエについて、自由に語っていただくことができます。オペラやバレエのファンの方はもちろん、今まであまり接する機会がなかった方にも是非ともその魅力を感じていただければと思います。もちろん男性や中学生以上のご家族も大歓迎ですので、皆様どうぞ奮ってご参加ください。

イベントに申し込む

※ 舞台だけの鑑賞をご希望の方は、その旨申込み時にご記入ください

日時 2016年4月16日(土)舞台17:00 ~17:40 懇親会17:50~19:00
場所 ジョイ・バレエストゥーディオ
東京都豊島区南長崎  Tel: 03-3950-5039
案内図 下記地図をご参照ください
参加費 舞台  1,000円
懇親会 1,000円  合計2,000円
舞台だけの鑑賞をご希望の方は、その旨申込み時にご記入ください
参加人数 先着70名様

プログラム

芸術監督・演出・振付:錦織佳子(ジョイ・バレエストゥーディオ アーティスティック・ディレクター)

  1. Orage チェンバロ演奏
  2. シテロン登場
  3. メルキュール登場
  4. プラテ登場 With バレエ
  5. クラリーヌ登場
  6. クラリーヌのアリア Withバレエ
  7. 舞曲Chaconne(バレエ)
  8. 舞曲Marche(バレエ)
  9. フォリーのアリア
  10. プラテ VS フォリー・メルキュール・シテロン
  11. プラテ VS シテロン

出演者

  • プラテ(沼の精霊の女王) 糸賀修平 テノール
    糸賀修平さん

    糸賀修平さん

  • シテロン(ギリシアの王) 高田智士 バリトン
  • クラリーノ(プラテの侍女)藤井玲南 ソプラノ
  • メルキュール(旅人の守護神・ジュピテルの使者) 田中健晴 テノール
  • ナイアード(水の精霊) 錦織 舞 バレエ
  • 指揮・チェンバロ 根本卓也

会場情報

ジョイ・バレエストゥーディオ
豊島区南長崎1-9-16―B1
西武池袋線 椎名町駅< 池袋駅より一駅目> 南口より徒歩2分
※南口より、エスカレーター横の階段を下りる。
 駅を背中にまっすぐ歩き、大通りに出る。
 そのまま大通り沿いに直進すると、家具のリサイクルショップが見える。
 リサイクルショップ隣のマンションの地下1階
 <外階段を降りるとバレエスタジオ入口>

フレンチバロック・オペラとは
バロック時代のフランス音楽は、ヴェルサイユを中心とした、王族・貴族・一部の裕福な階層のものでした。
フレンチバロック・オペラは、“歌”と“踊り”の為に作曲されたと言われ、「オペラ=バレエ」とも呼ばれています。全幕の半数以上にバレエの為の舞曲が組み込まれ“歌”“踊り”“物語”が一体となって進行します。当時のフランス国王ルイ14世は、自身も踊り手として舞台に立った事で有名で、フランスでは、“踊り”が舞台で重要な要素として格付けされていました。

ジョイ・バレエストゥーディオは、このフレンチバロック・オペラを、全舞曲付きの全幕オペラとして上演している、日本で唯一の団体です。2012年ジャン・フィリップ=ラモー作曲『プラテ…ジュノンの嫉妬』の日本初演上演を皮切りに、毎年、ラモー作品を全舞曲付き・全幕オペラとして上演を続けて参りました。
古楽器によるヴェルサイユピッチ、及び1745年初演版スコアでの演奏という、世界でも当プロジェクトのみの拘りを持って上演しております。

今年5月7日に上演する『プラテ…ジュノンの嫉妬』は、終演後に最もお客様から再演希望の声が多い作品で、今回で3回目の上演となります。
日本では馴染みのない作品ですが、ヨーロッパでは各地で毎年上演される人気で有名な作品です。
2012年日本初演時は、フレンチバロック・オペラの最高峰であるフランスのレザール・フロリサンからオーボエ奏者が日本初演を祝して演奏に駆けつけてくれました。
2014年再演時は、ヨーロッパで有名なテノール歌手、エミリアーの・ゴンザレス・トロ氏を主演に迎え、日本で唯一フレンチバロック・オペラの全幕上演が出来る団体として認めて頂きました。
今年5月の再々演は、新国立オペラ劇場で活躍中の根本卓也氏を指揮者として迎え、フランスで活躍中の日本人ヴァイオリニストをコンサートミストレスとして招聘しています。主要キャストは、国内外で活躍中の歌い手を配し、新演出による『プラテ…ジュノンの嫉妬』を全舞曲(バレエ)付きで、上演致します。

ジョイ・バレエストゥーディオ フレンチバロック・オペラ全幕上演記録
[古楽アンサンブルヴェルサイユピッチa’=392Hzの演奏にて]
音楽:ジャン=フィリップ・ラモー
2012年「プラテ」日本初演
2013年「レ・パラダン(遍歴騎士)」日本版初演オリジナルスコアを作製して上演
2014年「プラテ…ジュノンの嫉妬」再演
2015年「優雅なインドの国々」日本初演
2016年「プラテ…ジュノンの嫉妬」再々演

イベントに申し込む

※ 舞台だけの鑑賞をご希望の方は、その旨申込み時にご記入ください