【開催済】関西大学 経済・政治研究所 平成 27 年度 第4回 公開セミナー

関西大学 経済・政治研究所 平成 27 年度 第4回 公開セミナー

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経済・政治研究所
平成27年度 第4回 公開セミナー
スポーツ・健康と地域社会 研究班(SHC研究班)

逆境に負けずに生きる

ドキュメンタリー「霧の向こう」上映会とフランス人映画監督との意見交換会

311 to 1113

2015年11月13日にパリで発生したテロに揺れたフランスから、映画監督ケイコ・クルディさんをお招きし、ドキュメンタリー映画『霧の向こう』を上映します。上映後には、監督と討論会を行います。2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の被災地で暮らす人たちと地域社会の日常を描く作品を観賞した後、クルディ監督を囲んで、「フランス人の目から見た福島の」「逆境に負けない生き方」「こころの支援」「地域社会のつながりや支援」など、いろいろな観点から、意見交換したいと思います。

【講師】ケイコ・クルディ Keiko COURDY

(映画監督 メディア・アーティスト)

南仏・アルル生まれ。 東京で報道特派員だった父親より女優・岸恵子にちなんでケイコと名付けられる。ソルボンヌ大学で演 劇と映画を学んだ後、日本に渡る。東京大学大学院・総合文化研究科地域文化科学専攻博士課程修了。京都造形芸術大学芸術学部映像・舞台芸術学科助教授など歴任。現在、南仏ビオット在住。東日本大震災が発生した時,フランスで進行中のプロジェクトに取り組んでいたが,いてもたってもいられず日本行きの飛行機に飛び乗った。「何が起きているの?」「日本は一体どうなるの?」空席だらけの飛行機の中で思い悩んだ。被災地に足を運び、1年かけて劇場用ドキュメンタリー映画『霧の向こうに』を制作。

【作品】『霧の向こう』AU- DELA DU NUAGE

(ケイコ・クルディ監督/2013年/フランス/94分)

映画はケイコ・クルディ監督のモノローグから開始する。レンタカーで福島の現地を回り,1年以上かけて被災地の地域社会を取材した作品。家族を守りながら生活している女子高生。子供への影響を気にしながらも被災地で暮らす母親。放射線量を計測しながら農産物を出荷する農家など。フランス人の目から見た福島の現状がフィルムに収められている。監督の伝えたかったことは、映画のタイトルにあるように,すべてが霧の向こう側にあり、わかりにくいということだそうです。

司 会 亀井 克之 SHC研究班主幹、関西大学社会安全学部・教授
日 時 平成28年1月30日(土) 13:30~16:30
会 場 関西大学 高槻ミューズキャンパス4-5F ミューズ・ホール
5691098 高槻市白梅町7-1
アクセス JR高槻駅・阪急高槻市駅から徒歩8分
共 催 日仏経済交流会(パリクラブ)
後 援 日仏経営学会 日本リスクマネジメント学会 ソーシャル・リスクマネジメント学会 AMAROK(フランス経営者の健康調査機構)
*大阪府こころの健康総合センター委託事業

聴講無料 事前申込不要

※ キャンパス内に入構の際は、正門入口において、記名の上、入構証を身に付けて下さい。

【お申込先】

関西大学 研究所事務グループ

〒564-8680 大阪府吹田市山手町3-3-35
TEL 06-6368-1179 / FAX 06-6339-7721
http://www.kansai-u.ac.jp/Keiseiken/index.html