【レポート】輝く会 第1回「輝く女性とシャンパン」

フィリップ・ソーゼッドゥ氏が教えてくれるシャンパンの愉しみ

セミナーの内容はとても濃密。スパークリングワインとシャンパンとの違い、地方や石灰質の土壌、そして生産者のテクニックなどシャンパンの味わいを創り出すために必要な要素を解説していただくなど、まずは基本的な知識からおさえていきます。

シャンパンが準備される間、時おりジョークを交えながら、豊富な知識で観客を魅了する。

シャンパンが準備される間、時おりジョークを交えながら、豊富な知識で観客を魅了する。

そして、栓の開け方へと話しは移っていきます。シャンパンという優雅な飲み物を味わうのだから、その開け方も優雅に楽しくして欲しいとソーゼッドゥ氏は言います。栓をぎゅっと握ってワイヤーを6回半回せば必ず空くのだから、相手とおしゃべりしつつ、ラベルを見せながら笑顔で開けて欲しいとのこと。栓が勢いよく開いてしまうから、隠すように開ける人がいますが、あれは「ノン」なのだそう。音を出さないで開ける方法、そして誕生日などの華やいだ日には音を出すことなど、シャンパンの開け方について詳しく講義していただきました。

そして、グラスへの注ぎ方の実演も。「グラスに注ぎ過ぎると、ダッサイ!ですよ」と流ちょうな日本語でユーモアを交える講義に会場は笑顔に包まれていました。そして、シャンパンを注いだところで乾杯。

シャンパンは一気に飲んではいけないそう。泡の入った飲み物はすぐに酔ってしまうから、会話や食事を楽しむためにゆっくりゆっくりと飲んでほしいとソーゼッドゥ氏は言います。