2013年6月にパリクラブ主催で開催いたしました「日本人に愛されたフランス絵画講演」が好評でしたので、第2回を企画いたしました。
パリクラブ理事で画商の武田康弘氏が前回は20世紀後半のフランス絵画から始まり、アメリカンアートついで日本画へとマーケット移り変わっていく歴史を紹介しましたが、今回第2回講演では、パート1でフランス絵画に限定してもう少し詳しく紹介します。
パート2では日本の絵画マーケットで100年以上大きな役割をはたしている三越美術部とフランスの関わりについて三越伊勢丹美術商品部長の内村宏氏が講演されます。
内村氏は7年間フランス三越に勤務され、凱旋門近くのパリ三越エトワール(今は閉鎖されたパリの三越の美術館)の運営にも参画された大のフランスファンです。2005年以来三越美術部の部長として活躍されています。三越美術部は再来年創部110年と歴史が古いだけでなく跳び抜けて格調が高く日本の絵画マーケットを創造し続けています。1980年代から90年代には日本のフランス絵画市場でも主導的な役割を果たしました。
パート3では、日本で始めて鑑定専門の会社アート・マネージメント・ジャパンを創立された画商で鑑定人の西村達也氏が絵画の価値と価格について講演されます。西村氏は日本でトップクラスの画商の家に生まれ、半世紀以上にわたり画商として鑑定人として、最近は画家としても活躍を続けられています。いずれも業界内の深い話がきける興味深い内容です。
パリクラブ副会長の高橋衛氏が、司会をつとめます。高橋氏はワイン、グルメなど幅広い分野で深い知識をもっていますが、美術の分野でも卓越した知識と鑑賞力を備えています。
日時 | 2015年11月20日 開場18時 開演 18時30分 |
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プログラム | Part1 20世紀後半以降の日本におけるフランス絵画マーケット 講師 武田 康弘 ㈱アデカ 代表取締役 パリクラブ理事 Part2 三越美術部110年の貢献 司会 高橋 衛 |
場所 | 日仏会館恵比寿・日仏会館1階ホール 東京都渋谷区恵比寿3-9-25 http://www.mfjtokyo.or.jp/ja/guide/acces.html |
最寄駅 | JR山手線: 恵比寿駅東口下車。恵比寿ガーデンプレイス方面へ 徒歩10分 東京メトロ日比谷線: 恵比寿駅1番出口。アトレ・JR恵比寿駅東口を経由 徒歩12分 |
言語 | 講演日本語。通訳なし。 |
主催 | 日仏経済交流会(パリクラブ) |
共催 | 在日フランス商工会議所 |
参加費 | 主催共催団体会員:無料 非会員 :1000円 |