【レポート】シャンソン“日仏文化の架け橋”

イベントの最後は懇親会。ワインと食事を楽しみながらみなさんがシャンソンの魅力を語り合っている中で、インタビューをさせていただきました。

まずは塚本仁希さん。パリクラブのイベントには初めていらっしゃったそうです。

塚本さん

「日本のシャンソンの歴史がよくわかりました。また来ますね」と語る塚本さん

「フランスで文化遺産になっているシャンソンが日本でも根強く人気があること。銀座にあった銀巴里というシャンソニエのエピソードにも歴史のロマンを感じましたね。これからもフランスの文化や芸術に関するイベントがあったら参加したいです」

次は、山中雅子さん。友人と一緒に今回のイベントに参加したそうです。

山中さん

「フランスの絵画などの話をぜひ聞きたいです」イラストのお仕事をされておられる山中さん。

「歴史を大切にしながらも新しい方向性を探していく、オリジナリティを大切にしているシャンソンにものすごく共感できたし、勇気をもらいました。フランス語を勉強しているので、原曲のシャンソンも聞いてみたいと思います」

絵を描く職業をしているだけに今回のお二人のお話は感銘を受けたそう。これからぜひ、フランス語のシャンソンを聞いていただきたいですね。

会場にはいままでシャンソンを聞いたことがないという方もたくさんご来場いただきました。

岡田尚子さんも今回のイベントでシャンソンに始めて触れたのだそう。

岡田さん

「今度は、シャンソニエに行って、生で歌を聞いてみたいです」と後ろ姿のきれいな岡田さん。

「シャンソンは聴いたことがなかったのですが、銀巴里などその歴史は知っていました。なので、シャンソンってどんな音楽なのだろうと興味津々で参加しました。今回のイベントでシャンソニエのことなど、基本的な知識から教えていただいたのでシャンソンを聴く良いきっかけになりました。これからもっと深く聴いてみたいですね」

インタビューの最後は戸松ゆうこさんと寺島道乃さん。

戸松さんと寺島さん

「お二人のシャンソンを生で聞いてみたかった!」そう笑顔で語る戸松さん(写真左)と寺島さん(写真右)。

「シャンソンのイベントなのに会議室だったのが驚きましたが(笑)。歴史などを学べてすごく勉強になりました」と戸松さん。

寺島さんはご自身でも趣味でシャンソンを歌うのだそう。
「自分で翻訳してみてわかったのですが、原語を訳して歌うのはすごく難しいですね。シャンソンの日本語訳についてのお話が出たのは興味深かったです。機会があれば、お二人のシャンソンを生で聴きたいですね」

と、会場にいらっしゃった方にたくさんお話を伺いましたが、みなさんシャンソンにぐっと興味を持ったようです。日本のシャンソンがもっともっと盛り上がるきっかけになることを願っています。