【レポート】シャンソン“日仏文化の架け橋”

日本のシャンソンを世界に発信したい

 劉玉瑛さんが出演したパリ祭の様子も紹介されます。日本を代表するシャンソン歌手が集い日本各地で行われるこのイベントは50年以上も続いています。どこのホールも満員になるということから見ても日本にもシャンソンファンはたくさんいるようです。パリ祭には、美川憲一さんや山本リンダさん、ROLLYさんなど有名アーティストが集いシャンソンの魅力を幅広い世代に発信しているようです。

イベントの様子

「誰でも親しめるシャンソンを歌いたい」歌う想いを語るおふたり。

今後のシャンソンはどうあるべきかという話にも広がります。NEROさんはJシャンソンというジャンルを提唱し、日本発のシャンソンを世界に広げていきたいと語ります。劉玉瑛さんも初めてシャンソンを聞いた時の楽しい気分をいろいろな人に広げていきたいと今後の活動の抱負を語りました。

お二人とも歌うより話す方が緊張するとおっしゃっていましたが、軽妙なトークでありながらシャンソンの魅力と歴史、その将来について語り合った濃密な時間でした。