【レポート】シャンソン“日仏文化の架け橋”

シャンソン界の裏話、隠されたエピソードを続々と披露

イベントの様子

シャンソンの歴史や裏話を熱く語るNEROさんと劉さん。

お二人の話は、現在のシャンソン界も取り上げます。本場のフランスではシャンソンはシャンソニエと呼ばれるライブハウスで歌われることが多いそう。日本でも銀巴里などのシャンソン喫茶店が古くからあり、そこでライブで歌い継がれてきたという歴史があります。お二人も日本のお祭りなどのイベントでライブをしたり、NEROさんは自身がプロデュースする「青い部屋」などでイベント企画を行ったりするなど、より多くの人にシャンソンを聞いていただく活動をしているそうです。

イベントの様子

シャンソンの魅力を語るお二人。初めての講演と思えないほど、素晴らしい語り口でした。

シャンソンが大切にしているのは詩の情景。だからこそ日本人にもわかるように、日本語で歌われることが多いのだとか。サントワマミーやオーシャンゼリーゼなど馴染み深いシャンソンの曲がありますが、日本でもあちこちでシャンソンのイベントが行われており、その魅力にはまる人が増えているそう。ちなみに、日本で最初にシャンソンを歌ったのは宝塚歌劇団だそうです。
そんな風に、日本のシャンソンの歴史を行ったり来たりしながらその魅力を紹介する楽しいトークで対談は進んでいきます。