イベントレポート“ケベック州:世界に開かれた北米のフランス語圏社会”開催

ケベックのワインとチーズを楽しみながらの懇親会

懇親会ではケベック製のワインとチーズが種類豊富に。ケベック州のミニ州旗も。

懇親会ではケベック製のワインとチーズが種類豊富に。ケベック州のミニ州旗も。

続いての懇親会ではケベック州産のワインとチーズとともに、みなさん和やかに交流を楽しんだ様子。参加者に感想を伺いました。

福井千枝さん

福井千衣さん

「友人に誘われて参加しました。ドゥロンジエさんの話しぶりがとても優雅で素敵でしたね。ケベックがフランス語圏ということで、イギリスやフランス、カナダ、アメリカなど大西洋をめぐるさまざまな交流があることを改めて実感しました。これまでカナダというと大自然とメープルシロップしか頭に浮かばなかったのですが、今回いろいろと知ることができてよかったです。フランスの法律の翻訳などの仕事に携わっておりますので、フランスの今を知ることができるイベントがあれば、またぜひ参加したいと思います」と福井千衣さん。

飯森夫紀子さん

飯森夫紀子さん

「ケベック州がフランス語圏ということに興味があって参加しました。もっと閉鎖的なところかと思っていたのですが、とても開かれた社会ということに驚きました。将来海外に移住したいと思った時は、かなり有力候補になると思いました(笑)。ワインが好きなので、飲食関係に関する講演などあれば参加します。パリクラブのホームページをチェックしますね」と飯森夫紀子さん。

ピットレ・ジュリエンさん

ピットレ・ジュリエンさん

「ケベック出身なので今日の話は知っていることばかりでしたが、予想外にとても楽しいプレゼンテーションでした。ケベックのことをもっと日本人に知ってもらいたいので、いい機会になったと思います」と話すのはピットレ・ジュリエンさん。「ケベックは紅葉がとてもきれい。将来、ケベックに帰ったら観光会社を作って多くの日本人に来てもらって、紅葉などケベックの見どころを紹介したいですね。そしてケベックと日本の懸け橋として活躍したいです」。

今回の講演会は北米で唯一のフランス語圏であるケベック州の実情について、さまざまな観点から知ることができ、大変有意義なものとなりました。世界にはまだ数多くのフランコフォ二ーがあります。これからはそういった国々と幅広く交流を深め、フランス文化圏への理解と連携を高めていきたいと思います。