イベントレポート 第61回Rendez-vous Franco-Japonais 開催「フランスは2014年の世界情勢をどう見ているか」

懇親会では新入会員の記念写真撮影も

その後、パリクラブの総会を経て、懇親会が開かれました。磯村名誉会長の乾杯の音頭で始まった懇親会、総会後とあって参加者も多く、あちらこちらでにぎやかに談笑する姿が見受けられました。途中、パリクラブの新入会員も壇上に上がり、瀬藤会長を囲んで記念写真を撮影するシーンも見られました。

磯村名誉会長の乾杯の音頭で始まった懇親会。

磯村名誉会長の乾杯の音頭で始まった懇親会。

懐かしい友人との再会シーンも多くみられ、懇親会はにぎやかな雰囲気。

懐かしい友人との再会シーンも多くみられ、懇親会はにぎやかな雰囲気。

瀬藤会長を囲んで、新入会員の方々を記念撮影。

瀬藤会長を囲んで、新入会員の方々を記念撮影。

参加者の方々からはこんな感想をいただきました。

小和田恭己さん

小和田恭己さん

いろいろと鋭い質問に対して、マセ駐日大使が真摯に答えられている姿に敬意の念を抱きました。どんな問題に対しても常に自分の意見を持つことは見習うべきだなと思いました。以前、パリクラブのドラ・トーザンさんの講演会を聞き逃してしまって、とても残念に思ったことがあります。これからもかたいテーマだけでなく、庶民的なテーマで日仏の懸け橋となるイベントがあればぜひ参加したいと思います。

青木裕子さん (朗読家・軽井沢朗読館館長・軽井沢町立図書館館長)

青木裕子さん (朗読家・軽井沢朗読館館長・軽井沢町立図書館館長)

パリクラブという交流会があることを全く知らなくて、今回初めて参加させていただきました。おかたいイメージを持っていたのですが、とても和気あいあいとした雰囲気ですね。フランス駐日大使のお話しを聞く機会もめったにないので、なるほどと思うことも多く、とても勉強になりました。磯村名誉会長とのやりとりもお互いの視点が垣間見えて興味深かったです。私は、「アンドレの翼」という朗読舞台を今年の10月から11月にかけて日本各地で行う予定です。これは1936年、フランス人冒険飛行家アンドレ・ジャピーがパリ-東京間の懸賞飛行に挑む中、悪天候のために佐賀県の背振山に墜落。瀕死の彼を救ったのが背振山の村人たちだったという実話をもとにした、日仏の時空を超えた友情物語です。
ぜひ多くの方にご覧いただければと思います。

宮脇一嘉さん

宮脇一嘉さん

マセ駐日大使のお話しを直接伺うのは初めてでしたので、講演会はとても興味深く面白かったです。フランス系企業に勤めておりますので、フランスの政治や経済などに対する考え方もわかって、とても勉強になりました。パリクラブに入会してまだあまり間もないのですが、これからもこのようなイベントにもぜひ参加したいと思います。

今回のマセ駐日大使の講演会は、揺れ動く世界情勢の中にあっては、いかに戦略的外交や文化的交流が重要であるか再認識したものとなりました。安倍首相訪仏を機としてさらに日仏間のパートナーシップが深まることを期待するとともに、パリクラブとしても、今後さまざまな分野においてさらなる日仏交流に寄与していきたいと思います。