パリクラブ 主催
日仏会館 CCIFJ 共催
【ご報告】
最初にパワーポイントで2人の写真が紹介された。当選間もないフランソワ・オランド大統領とそのパートナーのバレリ・トリエビエール、もう一枚は前大統領の サルコジとブルニーなど彼の過去の女性たち、そしてそれぞれの子供たち。典型的なフランスの「複合家族」である。印象は聴衆者には強烈かもしれない。日本との彼我の違いはあまりにも歴然としている。日本がフランスの様な男女関係や家族に関する革新的な考えに変革していくための道程はあまりにも遠いかもしれない。しかし少子化や老齢化が日に日に深刻化 する時代環境に、われわれはフランスモデルをもとに率直に再考する必要があるのkもしれない。
ドラ・トーザンさんの人気も手伝って会場はほぼ満席。彼女の言う「妻より女、ママより女」の社会にフランスはどのようにしてなったのかをパワーポイントを 使ってのわかりやすい説明。それを粟野みゆきさんのお見事な逐語通訳でトーザンの趣旨もよく理解されたようである。終了後、同女史の本を出版された小学館 と河出書房新社の2社のサイン会もあり、レスパスでの懇親会は予定を超す参加者であった。
報告者:瀬藤
【イベント概要】
ボーヴォワール・バダンテール・ヴェイユ・アリミなど女性解放思想の世界最先端を走りながらその社会的地位は欧州ではむしろ後塵を拝している国、フ ランス。人口減少の不安に苦しむすべての欧州諸国やアジア諸国をしり目に出生率2.0を超える不思議の国。そして仕事と子育てと愛のトリレンマを克服する 彼女たちフランス人女性のパラドックスの秘密は何か。最近も渡辺淳一氏と対談された女性ジャーナリストのドラ・トーザンさんにその秘密を教えていただこ う。そして日本はどうすればいいのかを議論しよう。男性のあなたも参加してください。
日時 | 2012年5月17日(木) 18:30~21:00( 講演終了後 サイン会 懇親会) |
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場所 | 日仏会館1階ホール http://www.mfjtokyo.or.jp/ja/access.html |
講演者 | フランス・ジャーナリスト エッセイスト ドラ・トーザン氏 詳しくは同氏のサイト、FBのアドレスをご覧ください Site de Dora Tauzin http://www.doratauzin.net/ https://www.facebook.com/dora.tauzin.official |
使用言語 | トーザンさんの仏語講演を粟野さんがお隣で通訳を適宜入れていただきます。 |
会費 | 入場無料、講演後、ドラさんのご著書のサイン会を予定 懇親会参加は別途3000円 |
定員 | 100名 |
お申込み締切 | 2012年5月17日(水)18:00まで ※申込み締切り以降のキャンセルには、キャンセル料がかかりますのでご注意下さい。 |
お問い合わせ先 | 予約確認のメールが届かない場合や、イベントに関してご不明な点がございましたら、下記メールアドレスまでお問い合わせください。 bonjour@parisclub.gr.jp |